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徒然なるままに 平和と音楽を求めて

平和憲法のもと日本は戦争しない国として、いろんな国の国民から賞賛されてきた。この日本が戦争する国に変質しようとしている。

「パレートの誤算」を読んで

2020-06-28 | 読書

「パレートの誤算」柚月裕子

 冒頭、ジュラルミンケースに入った2500万円、市の社会福祉課で銀行が持ち込んだ札束を確認。

6月に生活保護費を窓口で支給する金額、ため息を漏らす新入りに口座振替はこの10倍と。

 新人2人が、生活保護費受給者を担当することになる。嫌がる二人が訪問を始める。

暴力団が生活保護費を食い物にする実態が浮き彫りされる一方、本当に生活に困った人たちを見る。

暴力団と医師が結託して、患者をつくり、ピンハネ。そこに福祉課の課長がつながっていく。

暴力団に殺されそうになった主人公「聡美」に、前任者の言葉「いつか、この仕事をしていてよかった、

と思えるときがくるよ。」が聞こえてくる。


皆川達夫さんのこと

2020-04-23 | 読書

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西洋音楽史学者の皆川達夫さんが4月19日に亡くなられたと報じられた。

皆川さんがかかれた何冊かの本を読んだ記憶がある。以前このブログに感想を書いていた。

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「中世・ルネサンスの音楽」

「中世・ルネサンスの音楽」を日比谷図書文化館から借りて読み始めた。

ルネサンス期の歌を歌い始めて、このようなハーモニーと心地よい響きが生まれるのは何故という疑問に答えてくれそうな本。

 多声音楽・ポリフォニーがヨーロッパで目立つようになるのは、9,10世紀ころからという。でもヨーロッパだけではないとも。

 12世紀後半になると、それまで修道院や教会でひっそり歌われていた多声音楽が大聖堂でたくさんの人々に聞かせるようになってきた。その中心舞台は、パリのノートル・ダム、経済の発展と自由都市の建設がすすめられた時代と重なる。

 14世紀、十字軍の終わりと町人出身の富豪の出現。ダンテやボッカチオが活躍する時代、多声音楽が宗教の世界から世俗の世界へと広がる。「アルス・ノヴァ(新音楽)」がギョーム・ド・マショーによって。

 中世のイギリスは、今日考えられているような不毛ではなかったとも。

フランドル・フランス学派が大きな役割、デュファイ、オケゲム、そして、ジョスカン・デ・プレ。ジョスカンの「約90曲に及ぶモテトゥスのうち、<アヴェ・マリア・・・ヴィルゴ・セレナ>は、練れた通模倣書法による傑作である。そのうち柔軟なポリフォニーの流れはたとえようもなく美しく、レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』をれんそうさせる清澄な世界を繰り拡げてゆく」

 「ルネサンス音楽とは」と、問いかけ、「『古代の復興』というように解釈」することは正しくないと指摘、「中世の音楽とルネサンス音楽との決定的な相違点は、それは音を作曲家の表現意欲に従って、ひとつの有機体につみあげてゆこうとする力の方向である。」と述べている。

15~16世紀のイタリアは、フランドル・フランス系のポリフォニーが歌われ、内容も、恋人よさようなら><口づけしてと>など恋のシャンソンがミサ曲のなかにも鳴り響くこともあったという。このじき、宗教改革とあいまってカトリック側で改革が行われた。トレントの公会議で、教会音楽も対象となった。まさにこの時期に「パレストリーナが登場」パレストリーナの曲は、「ポリフォニーでありながら、つねに魅力ある旋律が鳴り響き、しかも温かく柔らかい和声(原則として基本位置による和弦)によって支えられ、不協和音は一定の手続きで用意され、解決されてゆく。」

「日本ではじめてヨーロッパの中世・ルネサンス音楽を聞いたのは、大内義隆と大友宗麟、そして織田信長と豊臣秀吉だあったと言ったら、」と、切り込んでいる。十分にあり得ることのようだ。

 「中世・ルネサンスの音楽」皆川達夫:著、講談社学術文庫


「東京人」4月号”クラシック音楽散歩”

2020-04-23 | 読書

買ったことのない雑誌を買って読んでいる。「東京人」4月号。この号のテーマは「クラシック音楽散歩」。散歩というだけあって、上野の奏楽堂から始まり、日比谷・丸の内・銀座・築地の街を歩く。築地鉄砲洲の外国人居留地にかつてあった西洋文化を象徴する学校なども紹介。

六本木、赤坂から初台、池袋を通って、紀尾井町、渋谷、王子、江戸川橋から川崎、青葉台へ飛んでいく。このなかで、青葉台のフィリアホールだけは足を運んだことがない。中央線では、カレンダーが埋まらないという心配がないという杉並公会堂。

 1900年に設立された関口教会にある東京カテドラル聖マリア大聖堂、小金井の宮地楽器ホールも「繊細な音も豊かに響くトップレベルを地元で堪能」と紹介している。

 指揮者やソリストも紹介しているが、西洋音楽のパイオニアとして幸田延・幸姉妹や森鴎外や夏目漱石の音楽とのかかわりについて触れている。山田和樹さんが、「日本の面白い作品をもっと聴いてください!」と話し、2016年にサントリーホールで演奏した柴田南雄さんの「追分節考」を語った。山田さんがカルタのように札をあげたり下げたりするとそれに合わせて演奏されるというパフォーマンスにびっくりしたことを思い出した。

 恩田陸、片山杜秀、林田直樹、大野和士の退団では、「官」と「民」は何ができるかとして、「あいちトリエンナーレ」の展示中止の問題や企業や政治家の理想的なサポートの方法、「日本人の演奏には哲学がない」との恩田さんの意見。まだ読んでいない「蜜蜂と遠雷」を読んでみたくなった。

 


晴海の選手村後のマンションはどうなるの?

2020-03-23 | 新聞記事

東京新聞3月23日に「ポスト選手村 補償問題に?」と晴海の選手村がオリンピックが延期となったら
すでに販売しているリフォーム予定後のマンション、これから販売予定のマンションがどうなるのかと。
この地域に12000人が暮らす街になるというが、小仲学校や商業施設もオリンピックが修了しないと建設できない。
選手村の建物は、三井不動産などの開発業者から借りて、今年の末には返還する契約という。
翻弄されるのは、いつも住民。


室井卯月「この国は変われないの?」

2020-03-23 | 読書

まっとうなものを言う室井卯月さんが週刊誌に毎週連載しているコラムを本にした。
ブログでも書いているが、誰かさんを忖度する評論家が多い中、きちんと発信している。
見出しを見ただけでも面白い。
「誰かさんが怖いから」
「安倍首相の感染力」
「国民よりカジノ」
「国難用、どこにいった?」
「札束で黙らせようとする政治家は「下品度MAX」」

まあ、一読していい本。


映画「21世紀の資本」

2020-03-22 | 映画

現代の世界は18世紀の社会のように「貧富の格差」がどんどん広がっているという。この極端な格差社会を放置すれば、社会は崩壊すると警告しているのが、トマ・ピケティ。

新型コロナ・ウィルスのなか、映画館には人は来ていた。


コロナウィルスで中止・中止に

2020-03-17 | コロナ

コロナウィルスへの対応として、次々といろんな行事が中止となり、公共施設が閉館となった。その予定も当初の3月16日までが3月末までとなった。

 予定していたコンサートも2つ、中止に。3月18日の都響のドヴォルザークのチェロ協奏曲、3月28日の東京都民族芸能大会で木場の「木遣り唄」、檜原の「笹野の式三番」など楽しみにしていたが残念。

 公民館での練習も中止。体育館も休館。図書館も閲覧はダメなどなど。
 どうも、大勢でわいわいするような行事だけでなく、一律中止、休館とは。
 そこまでの必要性はあるのか。

 


混声合唱団「慈音」第5回演奏会

2020-03-02 | 音楽 合唱
混声合唱団「慈音」第5回演奏会

コロナウィルスで開催されるか心配したが、HPに対応して開催とあり、渋谷へ。
文化センター大和田について、考えることなく、4階の受付でぶらあぼ招待のプリントを示して会場内へ。座ってからプログラムを開いたら、「東京カンマーフィル」「オールシューマンプログラム」とあり、急いで招待プリントを見たら、会場は4階。急いで会談を登った。
6階に別のホールがあった。その入り口で、両手をアルコール消毒。ようやく着席。やはり、空席が多かった。
 少人数で、ハーモニーが良く取れて、声量もある素敵な合唱だった。
東混愛称曲集「ローレライ」のなかの「ともしび」で、アルトソロが素晴らしかった。声楽を学んだプロかなと。

 聴きたかった「蔵王」、出だしが想像を超える迫力。「万緑見てる蔵王 蔵王」に大感激。「どっこぬ沼」も思い出しながら、とは言っても記憶のかなた

2020年3月1日(日)14:00開場 14:30開演
渋谷区文化総合センター大和田 6F伝承ホール

シューマン:流浪の民 Zigeunerleben Op. 29-3
ブラームス:ジプシーの歌 Zigeuner lieder Op. 103
若林千春編曲:NEW東京混声合唱団愛唱曲集 ローレライ より
      ローレライ 峠の我が家 埴生の宿 ともしび 他
佐藤眞:混声合唱のための組曲 蔵王 より (尾崎左永子作詩)

指揮  三矢幸子
ピアノ 箭内明日香


マルクス・エンゲルスを訪ねる旅 ~イギリスの産業革命と民主主義の歴史を学ぶ~

2020-01-14 | 旅行

マルクス・エンゲルスを訪ねる旅 ~イギリスの産業革命と民主主義の歴史を学ぶ~

  2019年9月20日~9月27日  
  ロンドン 2日、リバプール 1日、 マンチェスター 2日、移動 2日
  富士国際旅行社の企画、添乗員山口氏含め12人の旅

  マルクスとエンゲルスが活動したロンドン、リバプール、マンチェスターで、その足跡をたどりながら、産業革命を生み出したマンチェスターを歩く。ビートルズのゆかりの地も少し。 

 滞在期間、イギリスのニュースは、「英国最大の旅行会社トーマス・クックが破産申請、15万人が帰国できず」と「最高裁が首相による長期の議会閉会は違法の判決」を連日報道。日本のように個人のスキャンダルやスポーツにニュースの時間を大きく割くようなことはなかった。

 最高裁が首相の判断にたいして、「憲法違反」の判決を下す国、過去だけでなく現在も、興味ある国。

第1日目(9月20日(金))

 自宅を5時30分出発、途中、成田エクスプレスに接続し、7時56分成田空港に。午前8時20分、成田空港第1旅客ターミナル北ウイング(4階)Cカウンター横に集合。

 両替所で3万円をポンド紙幣に両替。硬貨の両替はできないので紙幣のみ。

 10時25分発のKLMオランダ航空 KL862便に搭乗。飛行時間11時間40分、オランダ・アムステルダムに15時5分(日本時間:22時5分)着、時差7時間で、時計を調整。KLM KL989便に乗り換えて16時35分発でロンドンへ。ロンドン着16時40分(時差1時間のため、日本時間で23時40分)飛行時間1時間5分。ロンドンはヒースリー空港でなく、少し外れのシティ空港。こちらは入国審査が早くできるという。

 ホテルには迎えのバスで、と思いきや、迎えが見当たらず、タクシーに分乗してホテルへ。
 ホテルは、タヴィストックホテル(Tavistock Hotel)。すぐ近くに大英博物館、最寄りの地下鉄はユーストン駅。

 

ホテルの前のタヴィストックスクェアガーデンを散歩。
 数匹のリスが公園内を走り回り、木の実を食べていた。
公園の中央にはガンジーの像。
ガンジーは近くのロンドン大学で学んだ縁で建てられた。

公園には、広島の桜も植えられている。
の木の根元のリーフレットには「Hiroshima Nagasaki never again」

後で知ったが、「桜の木」が植樹され、プレートが設置されたのは1967年8月6日だそうだ。それ以降、毎年この日に原爆で亡くなった方々を弔い、核兵器廃絶を願う式典が開催されているという。

 

 

 

 

 

 

朝食はG階(グランド・フロア)のレストランでとって、9時に出発。マルクスの足跡を訪ねる第1日目。
ガイドは日本人のパートリー・みきさん、

 ホテルに近い通りタヴィストック通りに、レーニン旧居。
 1908年に住んでいた家(36 Tavistock Place)が残っている。

 

マルクス記念図書館(ロンドン・クラーケン・ウエル)
この地では、マルクスもレーニンも同じらしい。
マルクスよりもレーニン関連の資料が多い。
ホームページは、https://www.marx-memorial-library.org.uk/

 大英博物館

 入口が2か所、裏の方が並んでいる人が少ないというので、裏の入り口から。
見学というより、1階を眺める程度。
図書館だったという部屋が今は資料室に。
マルクスがこの図書館に毎日通っていたといわれていたが、
その当時、すでに図書館は他に移動していたともいう


マルクス旧居
ロンドンのソーホー地区は貧民街、
ここにマルクスは住んだ。Dean Street28

セント・アン教会

道路から少し高く盛土したところに教会がある。
この盛土の下はかつての墓地という。マルクスとは関連ないが。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


男はつらいよ お帰り寅さん

2020-01-13 | 映画

やっぱり、寅さん。新宿ピカデリーで見る。

笑いと涙と、寅さんが帰ってきた。

マドンナも少しづつ顔を出してくれた。


自然豊かな野川

小金井市東町の南側を流れる野川。 国分寺崖線のはけの道に沿って。