気ままな今日のひとりごと

日々の出来事や感じたことを自由に書きます

古き良きTさん

2016-05-13 07:57:57 | 日記
Tさんの話は、忘れてしまったいろんなことに気づかされることが多い。

昨日ランチしたとき、
今Tさんの職場(私の元部署でもある)で起きていること、
上司がヒトを育てられない話を聞いて
「確かに昔はそうだったね」と。

苦情対応部署のTさんの職場では、日々苦情の対応をするんだけど、
あるご夫婦の過剰な要求に対応している担当の女性が、電話約束している日に突然具合が悪くなり早退してしまったという話で、(症状は、風邪の初期症状)
課長も部長も仕方がないとあっさり帰してしまったらしく、
俺が上司だったら「対応してから帰れ」と言うとの話に、確かにと。
昔は自分の体調より仕事の責任のが優先だったし、お客様との約束を控えての早退申し出の状況には、きちんとその子と話をして見極めて、甘えがあるなら厳しく諭すことも必要だけど、そうではなかったらしく、残念だと。

痛みとか嘔吐とか緊急の症状や、医者に行ってそういう診断をされれば別だけど、もしかしてやりたくないから?みたいな状況が見られる場合の上司の対応は
昔は厳しかった。

今は、セクハラとかパワハラとか面倒な時代になっちゃって、人を育てることも相手の受け取り方みたいなことがあって腰が引けることもあるけど、
Tさんの話は、私にとっても
大切なことが忘れられて来てしまってるな、と気づかされる話でした。

老猫専科

2016-05-13 06:19:40 | 日記
GWの2日間は、「老猫専科」という講座を受けてきました。
名前の通りシニアの猫との関わりについてで、老いのきざし、老猫の病気、環境の整えかた、食事、日常のケア、お別れの準備やその後のことなど、自分が知りたかったこと満載で、とても有意義な講座でした。

目からウロコだったのが、
「老化と病気をごっちゃにしない」ことで、猫は年をとるとほとんどが腎臓病になるので、それは病気ではなく「老化」なのだと。
病気発症となると、やれ病院だ、通院だ、点滴だ薬だとなるけど、老化と自覚すれば対応の仕方がまったく違うものになります。
「病院に逃げないで」「人間が覚悟を決める」この言葉は心に刺さりました。

なにかする、よりあえて何もせず側にいる選択もあり。
自己満足の犠牲にしない。
心配より信頼する。
社会のプレッシャーに屈しない。

自分がこの子ならどうしてほしいか…
この子のことを一番知っている私に出来ることを「わからない」ではなく、五感を働かせて「感じる」ことが出来るはず


いかに自分が医者に頼っていて、覚悟が出来ていなかったかを思い知ることになったけど、
パズゥがいよいよというとき、心のなかに浮かんだ感情や本当はそうしたかったという気持ちが消化できたというか、間違っていないんだなと思えたので
受けてよかったし、
講師の方のたくさんの看取り体験のお話を聞いて、答えはひとつではないし、正解はない(または、精一杯やったならすべてが正解)のだな、とも思いました。

たくさんの「自分に出来ること」を教えてもらったから、これからシータとくぅにしてあげたい。