今日の出来事。
あと少しで業務終了という時間にお詫び状の校正依頼が発生した。今日中に、との至急の依頼。
苦情に対する「お詫び状」の校正業務は私の部署のメイン業務。苦情の内容を確認、精査してお詫び状を完成させて依頼部門に戻す。
電話で至急依頼を受けたその同僚は課長に「今日は残業できるので私がやります」と言った。書面校正は順番制で次はは私だったがその言葉を受けて別の仕事をしていた。依頼の内容をメールで受け、確認した同僚は「長いな…」と呟いた。本来は私の番だし申し訳ない気持ちで「内容まだ見れてないけど、手伝うね」と言った。「ほんとは私の番だし」と。
そしたら「お願いしていい?」と。
へ?「私がやります」って言わなかった?
……でも、本当は私の番だし「いいよ。私やる!」と言った。
そのあと「残業大丈夫?」→それ、先に言えよ
私「大丈夫でーす」そして同僚は「お先に失礼します」とそそくさと帰っていった…。
一方お詫び状は、最後課長2名の確認が必要で、必然課長も残業になる。ひとりの課長が「ビッグカメラに行かなきゃならない」と帰ろうとした。呆れた。お前は何を言ってるのか、それで管理者か!空気が伝わったのか、しかしほぼ上の空で印鑑だけ押して帰っていった。
ふたりになったとき、もうひとりの課長が、「Nさん、自分でやると言ったのになぜあなたがやることになったの?」とことのなりゆきを気にしてくれ、私は正直に吐き出した。
「Nさん、今モヤモヤしてると思うけど、私もです」と言った
仕事をしているとひととなりが見えることが多い。
仕事に向かう姿勢や上っ面だけで片付けようとするとか、向き合わないとか
逆に、誠実さや真面目さ、情熱を感じることもあったり、仕事抜きなら気づけないその人の良さが仕事を通すと見えてきたりするものだ。
同僚は、はじめから「予定なければお願いしていいかな」と言えばよかったのに。
くだらないといえばくだらないなんとも些細なことで。
でも、日々のことだから些細なことでも大事なこと。
でも、同僚にも言い分はあるのだろう。
とりあえず気持ちを切り替えて週末はのんびりすごそう。