気ままな今日のひとりごと

日々の出来事や感じたことを自由に書きます

近況報告

2014-11-22 19:02:19 | 日記
1ヶ月ほど前に、職場での自分の立ち位置が変わった。
今まで、社員でありながら社員らしい業務は一切せず督促業務に専念させていただいていたのだが、社員一名が異動となり、その人が担っていた役割の何割かを受け持つ形になった。督促業務を継続しつつサポート業務をやるには、今のところ架電の時間を割くしかなく、かと言ってチームの成績を下げる訳にもいかず。でも、今まで楽をさせてもらったんだから頑張りたい。

先週土曜日、旦那の従兄弟がくも膜下出血で他界した。前日の金曜日の夜中にトイレで倒れ、手の施しようがない状態で翌日夜亡くなってしまった。65歳。
旦那と旦那の姉は、幼いころ母親の兄夫婦に里子に出され、従兄弟とは実の家族のように育った。
子供のころから喧嘩ばかりしていたらしく、大人になっても会えば互いの主張を譲らず、最後はいつも喧嘩になっていたふたり。
でも、絆は深かったようです。
旦那の落ち込みようは想像をはるかに越えていて、アイツが死んだことがこんなにダメージになるとは…と本人も驚いている。
お酒の力を借りずにはいられず、お通夜は酔った状態だったから、親族の中には表情を固くしたひともいたが、告別式で最後にお桶に花を入れるとき、火葬する前の最後のお別れのとき、号泣する旦那の姿を見て旦那に寄り添ってくれた。旦那は一見恐持てで、お酒の飲み方も豪快で、もの言いも強いため誤解されやすいのだが、
心根はとてもやさしくて愛情深く、もろいところもある人だ。
そんな旦那を本当に理解していたひとりが「兄貴」だったのかもしれない。
一昨年、「兄貴」の三男が急死して自宅に駆けつけたときの帰り、「兄貴」は旦那に近寄って行き「ありがとな」とポツリと言ったらしい。後にも先にもアイツが俺にそんなこと言ったの、初めてだよ、としみじみ言っていた。
そのことは、旦那の宝物になっているだろう。

そして、旦那の息子ふたりに、葬儀に顔を出すよう連絡したが都合がつかないと来なかった。
旦那はそのことに腹を立てている。
長男はとくに同じ歳のいとこ(「兄貴」の長男)と小さいころよく、遊んだらしいから最後くらい挨拶してほしかったのだ。
若いころは私も仏事には関心がないというか、自分のことで精一杯で優先順位がかなり下だった。
突然起きることだから、なにかと理由もつけやすかった。
でも、年をとるうち大切なことだと解ってきた。
いまは解らないけど、いつかきっとわかるときが来る、そう思っている。