気ままな今日のひとりごと

日々の出来事や感じたことを自由に書きます

旅立ってしまいました

2015-09-30 07:02:23 | 日記
日曜日の朝方、パズゥが息を引き取りました。
前日の土曜日から歩けなくなり、水も飲めなくなりました。
遠い目をして、時々か細い声でオンオンと鳴きました。

オシッコでお尻や足が汚れるのが嫌で、そのときだけ微かに動きました。
お湯を浸したタオルで体を拭いてあげました。目を細めて気持ち良さそうにしてました。
そのあとお水をあげました。

その夜も添い寝してずっとそばにいました。27日になった0時半ころまでは起きていたのに、そのあと眠ってしまいました。
その間に、逝ってしまいました。
体はまだ少し温かかった…

ひとりで逝かせてしまった。
パズゥごめんね!
ごめんね…ごめんね…
そう言って旦那と泣きました。
そして、ありがとう、家の子に来てくれて…パズゥが居てくれて私たちほんとうに幸せだった。


私たち夫婦にとって、パズゥは猫ではなくて、子供でした。
パズゥもきっとそう思っていたと思います…

優しくて穏やかで甘えん坊でわがままで几帳面で寂しがりでビビりで、ほんとうに可愛い子でした。

誰が家に来てもウェルカムな、みんなに愛された子でした。

私が帰宅すると出迎え、ずっと側にいてくれた。寝るときは足元で眠り、朝は起こしてくれ、仕事に行く前は玄関まで見送ってくれました。14年9ヶ月ずっと…

今はその当たり前だった日々が二度と来ないことが寂しく悲しくて

今シータとくぅがパズゥのように私の左右に寄り添ってくれています。
ふたりもきっと寂しいに違いない。

そして、旦那も…

目を真っ赤にして、パズゥは自慢の息子だったなあ、寂しくなるなあと…

心にぽっかりと穴が空いて、時間がかかりそう

旦那とシータとくぅと4人で
頑張って行かなきゃ…

最後の夜、体を拭いてあげたあと、不思議なくらい毛並みがふわっと綺麗になった、あっという間に

綺麗な姿で最後まで生きているようだった。

月曜日、旦那と姉と三人で見送り、お骨となり家に帰ってきました。

これからも、ずっと一緒にいられるね。
ずっと一緒だよ、パズゥ…















喜びも束の間

2015-09-26 07:45:50 | 日記
パズゥの薬が切れたので、病院に電話して状況を伝えた。

もしかしたら、うんちが出てないのでは?と先生。
確かに2~3日前から出ていない。
腸閉塞の状態になる可能性があるらしい。
なんにも食べてないし
今のパズゥを見てると、とてもじゃないけど、無理矢理連れていったら体力消耗して余計悪化するのでは…と思い先生に伝えた。

お母さんに任せますが…食べなくなる前のものが残っているかも、とのこと。

もし、そうだとしたら辛いに決まってる。
排泄の問題が解消されたらご飯も食べるようになるかしら…

連れていった。

やはり、体重減で筋力も衰え排泄がうまくいかなくなっているらしく、かなりの量でした。

鳴く声も心なしか力がある気がして嬉しかった。

体重3.4キロ…15日で600グラムも減っている。水だけだから当たり前か…。

点滴もしてもらって帰宅。
ご飯を食べなければ流動食を、と注射器もいただいた。

旦那に話しして久しぶりに明るい夕食。旦那も「そうだったのか」と嬉しそう。

しかし、その後もご飯食べず、流動食は吐いてしまい、トイレも途中でヘタリと座り込みその場で少し漏らしてしまう。
臭いが気になるのか
すぐ場所を変え落ち着かない。

病魔が刻々と忍び寄っているのか…

後ろ髪を引かれながら仕事に向かう











命の重さ

2015-09-25 10:09:57 | 日記
パズゥが10日に真っ赤な血尿をして、先生から「覚悟してください」と言われて…

20日から朝起こさなくなり、出迎えなくなり、ご飯を食べなくなり、眠らなくなった。口にするのは水だけ。
ふらふらになりながら辛うじて、トイレと水のみだけは自力で出来る。
それ以外はずっとベッドで横になってる。
吐くものもなく、胃液を吐く。たまに痛いのか、鳴く…。

病院へは、連れていかない。
10日に病院で撮ったエコーには、膀胱の2/3をおできが占めていた。体重は、3ヶ月前から700㌘減っていて減りかたが異常らしい。
多分、おできは悪いもので腎不全を上回る悪さをしていると思われます。
体はガリガリで布団のうえじゃなくちゃ痛いみたい。
薬は痛み緩和と膀胱の炎症を抑えるもの。

母も食べることが出来なくて衰弱して行ったけど、パズゥを見ていると母とダブる。

シータもくぅも異変を感じるのか、元気がなく食欲がない。
心配しているのだろうか。
とくにシータは、私たちが留守のときはパズゥのそばにいてくれる。


人間も動物も命の重さは、同じ。
私にとって、パズゥは家族、そして子供。
入籍とほぼ同時に我が家の家族になったパズゥ。
旦那と私の間に必ずパズゥの定位置があって、いつもパズゥを囲んで過ごしていた。
自分は猫だと思ってないんじゃないかしら。
パズゥも私たちを親だと思ってるに違いない。

ならもっと甘えて、辛さを訴えてくれればいいのに、じっと耐えてる。

なにもできない。
出来ることが見つからないのが悔しい。
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きなこさま

2015-09-09 21:52:23 | 日記
「微笑がえし」のきなこさんのblogが好きでした。
私よりちょっぴり年上だけど、可愛らしくて、素直で、一生懸命生きてて…
ずっとご苦労されて来た分、いまの人生を心から楽しんでいて、別れたご主人とも穏やかにいい距離を保てるようになって、
これからのきなこさんの毎日が、とても楽しみでした。

blogは毎日更新されるから、毎日見てました。
それなのに、突然辞めてしまいました。残念です。
辞める理由はきちんと書いてありました。ほんとうに残念です。


きなこさん、またblog書く気持ちになったら、是非書いてください。私はファンでしたよ(*^^*)

お体大切にして、きなこさんらしく毎日を楽しくお過ごしください。

素敵なblogをありがとう!



記録すべき夏休み

2015-09-03 15:36:43 | 日記
先月22日から26日まで、旦那と休みを合わせて夏休みを取った。

旅行には行かず、家で過ごした。
特に予定は作らなかったが、
休み中は、ご飯は基本外食か買って食べる(作らない)、家事(掃除、洗濯など)もやらないと決めた。
そうしないと休んだ気がしないから。

初日は、映画。
最寄り駅に映画館があるので「ジェラシックワールド」を観た。面白かったけど、怖かった。音響が半端ない迫力だ。3Dなんかで観た日にゃ、音と立体画像で心臓麻痺で死ぬかも、と言うくらいの迫力でした。

二日めは、旦那の次男家族とお祭りに行く予定だったが、旦那のお腹の調子が悪く急遽中止に。
(旦那は、大腸癌で2度腸を切除し直腸がほとんど無く、しばしばトイレから離れられなくなる)

3日目は、マッサージ。
近所の治療院で60分のマッサージを受けた。
旦那も私も凝りと怠さがとれて大満足!

4日目5日目は、すこしずつ平常の生活に戻しつつ過ごした。


なんのことはない、普通の休日が続いた程度の連休だったけど、
いつもは「旅行しないと休んだ気がしない」と不服を言う旦那が、今回意外と満足そうでうであった。

私の勝手な推測だが、私の生活態度が変わったからかな、と思っている。

「澪尽くし料理帖」が自分に与えた影響がどんだけ大きいか、以前書いたけど
あれから、料理する気持ちが変わり、買う食材も変わった。料理に好奇心が生まれて
季節の旬のものや美味しそうだと思うものをあまり値段を気にせず買うようになった。
お皿に並べるときは彩りも考えるようになった。
それ以外の家事や生活自体の時間を大切にするようになったんだと思う。

今まで、眉間にシワを作りながら家事をしてたかも…
最近は心が微笑んでる感じ、なんだかほわっと幸せな気持ちで家事してる。

そんな変化を旦那も感じたのかも。


すごいな「澪つくし」。
私をこんなに変えるなんて。

そんなわけで、どこにも行かなかったけど、この夏休みは、私にとって記録しておきたい夏休みとなりました。