ペットの癒しには敵わない

2012年06月14日 | パル
今日、マロを荼毘に付してきました。

シャンプーしたてのフワフワな毛並み
ずっと側に置いておきたかった・・・。

葬儀、火葬ととても丁寧に執り行ってくださったお寺の方々
有難うございました。

今まで曇り空のじめっとした天気が、今日はマロの門出を見守るかのように
スッキリと晴れ
帰りの車の中では、じーちゃんも落ち着きを取り戻していきました。


しかし・・・


じーちゃんの家の前に着くと、隣に住んでる奥さんが
じーちゃんを見て
「あれ~元気になったの?いつ退院されたの?」と話しかけてきました

「ワンちゃんも元気になって、おじーちゃんも元気になって良かったねえ」と言うので

「ワンちゃんは数日前に亡くなっちゃって、今お寺に連れていったところなの」
と言ったら

慰める言葉を言ってくれたんだけど、そのあとに

「うちの犬さ、薬飲めば良いんだけど
 飲まないと、そっこら中でオシッコして
 早く死んでくれればいいのに・・・」

何とも信じがたいセリフを話し出すんです。

(オシッコちびるからって、じゃあパルは?)

病気になったからと、保健所に持ち込む話はよく聞きます

なので、オムツをすればストレスから開放されるよと
パルがしてるオムツの話をしました。
これは、話だけじゃなく実際のオムツを見てもらった方が効果的かも
と思い、家に帰ってオムツとパルを連れお邪魔しました。

すると、家の中にはゲージに入れられた猫が1匹
え?猫をゲージ飼い?今だけかな?なんとも可哀想に

すると

「この猫20万円もしたの~」

?????いきなりそれ?
まぁ、人様の家の事情もあるからつべこべ言わず
取りあえずパルのオムツの事を伝授しようと
お話したんだけど、案の定

「私、動物好きじゃないの」

よくよく話を聞いていると、猫を飼ったのは息子で
おシッコしちゃう子は娘の家のワンちゃんらしく
このおばさんとは関係がないらしい
猫ちゃんは、息子が帰ってくればゲージから出して貰えると信じよう

とにもかくにも、このワンちゃん猫ちゃんが不幸になることはないけど
今まさにマロを亡くし、荼毘に付してきたばかりの私達に
「死んでくれればいい・・・」なんて平気で言える
この無神経な隣人に腹が立ちました。



そして、このまま帰るのもなんだし、せっかくパルを連れてきたのだから
もう1度マロにお参りして帰ろうと
じーちゃんち家に入りました。

すると、じーちゃんがパルを抱っこし
久しぶりの笑顔なんです
きっとパルを飽きながらマロを見てたんだね。
口数が減り、笑顔が消えたじーちゃんに笑顔を取り戻したのはパルでした。






パルが癒してくれるなら、きっとマロも安心だよ


ヨボヨボ犬が、ヨボヨボ人を癒してあげる
微笑ましいね。

パルも頑張ってね。




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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (クママ)
2012-06-15 17:14:13
愛犬の死と直面した時
癒してくれるのは、やっぱり動物達ですね。。
私の場合もティーでしたから。
パル君の存在がお爺ちゃんを支えてくれると思います。

それにしても、無神経な人がいるもんだ
許せ~ん!!

返信する
Unknown (ヒナママ)
2012-06-15 19:48:46
マロくん、よくがんばったよね。
これしか言葉が出ないよ。
14歳なんて大往生だもん!!
お父様が入院されたときに体調を崩したときも、
がんばって持ち直して退院してきたマロくん。
大好きなじいちゃんに心配かけたくなかったのよね。
ほんとに強い子だよ!!
マロくんがじいちゃんと出会えて本当に
幸せだったよね。
愛犬の死って経験しないとわからない、つらくて苦しいものです。
その存在を一匹の犬と思うか、大切な家族だと思うかは
ひとそれぞれだけど、マロくんは大切なじいちゃんの宝物だったのよね!!
お父様のお気持ち、痛いほどわかるけれど
たくさんたくさん涙を流して、でもその先にはきっと笑顔が
ありますから。
思い出はマロくんが残してくれた宝物です。
お父様、お体にお気をつけて ゆっくり休んでくださいね。

弓さん、落ち着いたらゆっくりお茶でものもうね。
返信する
Unknown (マリンママ)
2012-06-15 22:01:01
マロ君を見送ってきたんですね。
おじいちゃんも少しほっとしたのではないでしょうか。
マロ君のことが心配で自分の治療にも専念できなかったでしょうから。
これからはご自身の療養生活を一番に考えてほしいと思います。
寂しい時はパルくんやカノンちゃんがきっと癒してくれるでしょう。

それにしても辛い事ばかり弓さんに降りかかりますね。
心が弱っている時に何気ない言葉がグサッとくるもんです。
ペットを飼う資格のない人多すぎます。
返信する
Unknown (まままま)
2012-06-15 22:29:04
おとなりのおばさん、動物飼ったことがないのかと思いきや、ゲージ飼いネコちゃんがいたんだー。
息子が飼ってても ひとつ屋根の下に生活してたら情ってもんがわくでしょう!
ペットを子供のように思えないのかね。

弓さんの
>ヨボヨボ犬が、ヨボヨボ人を癒してあげる
>微笑ましいね。
そうですよ、同じ年寄りだからおじいさまはパル君を、パル君はおじいさんを 分かり合えるんだと思います。
私たちにできない癒しをパル君はできるのねー。
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クママさん ()
2012-06-16 19:24:52
クママさんはじーちゃんに比べようもなく辛かったと思うけど
クママさんが、今1番じーちゃんの気持ちを理解できるのかもね

私もサラを亡くして数年後だったけど
カノンが来てくれて寂しさが癒えたような気がします
ペットを失った悲しみはペットでしか癒されな事ホント実感しています。
返信する
ヒナママさん ()
2012-06-16 19:55:36
じーちゃんにとってマロは家族以上だったかも…。
病院にはマロの写真を飾って、看護師さんたちに自慢してたし
一時帰宅の時には「マロちゃん会ってきた?」って皆から聞かれてたし
マロが全てだったみたい。

マロとパル、すっごく似てるから余計に
じーちゃんには今パルが必要なのかも
返信する
マリンママさん ()
2012-06-16 20:06:32
じーちゃんは、マロと一緒にいたいから早期退院目指してリハビリ頑張てきたけど
これからも同じように頑張ってくれるかが心配です。
あとはパルに少しでも長生きしてもらって
じーちゃんの癒しになってもらわなくては。
と言っても1日中寝てるパルを起こしてじーちゃん家に連れていくわけにもいかないしね・・・。

隣の人、動物好きじゃなくても
普通考えれば言って良い言葉かくらいわかりそうなんだけどね。

返信する
ままままさん ()
2012-06-16 20:15:49
私もそう思った。
一緒に暮らしてたら情が湧くと思うんだけどね。
でも、平気で痛めつけたり、捨てたりする人がいるってことは
こういった人がいてもおかしくないかも。

逆に、このおばさんの旦那さんは動物が大好きらしくって
捨て猫をいつの間にか家に入れてたりする人だったみたいです。

パル、寝てばっかりで
駆け寄って愛嬌を振りまくわけでもないのに
いるだけで癒しになってくれるなんて凄い。
ワンコは老犬になっても人を癒せる力が満ち溢れてる!
人間には絶対真似できないよね
小さな子供や赤ちゃんが癒しをくれるのは当たり前だけど
老人になっても癒しをくれる人ってなかなかいないもんね。


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