豊田市環境学習施設「eco-T(エコット)」の市民参画のブログです

eco-T(エコット)は1,907通の応募の中から決定しました。市民と豊田市とともに歩むブログです。

立て続けにワーキンググループキックオフ!

2007年02月28日 21時25分43秒 | 活動記録
昨年末に、「活動をつくりながらグループを作って行きましょう!」というみんなの合意を元に、ようやくワーキンググループを立ち上げていきます。

まずは、グループづくりというより、どんなワーキンググループを立ち上げようとしているか理解していただくことと、次の一歩を考えようという会議をしました。

立ち上げようとしているワーキンググループと第1回目の内容は以下の通りです。

○エコクッキング
 eco-Tの調理室を使って、環境にも家計にも体にも優しい調理を広げていこうというもの。施設の調理器具は、IHが入るので、まずそれを使えるようになること、それから各人のエコクッキングを持ち寄ることになりました。
 きっと、我が家の常識、他人の非常識!というのがたくさん見つかるでしょうね。

○オープニング
 6月1日のオープン、2日の記念フォーラム(仮称)をどうしようかなというもの。これは、まだ秘密です。

○グリーンマップ
 市内全ての交流館(26)でグリーンマップをつくろう!を目標に、とりあえずeco-T周辺で作ってみようと。
 各地域で主体的に取り組む人がいないと、広がらないのがこの活動です。

○とよたの達人
 市内で環境活動に取り組んでいる個人・団体(会社も)を取材して紹介するコーナーです。みんなで取材を進めましょう!ということで、達人の情報を求めていくことと、取材をやってみることになりました。



柱を固定中

2007年02月22日 23時41分58秒 | 今日の工事
今日は立てた柱を固定する作業をしているようでした。


コピー機が設置されたり、事務室の電気、電話の配線工事の打合せが入りつつ、紙しばいの練習をしたあわただしい1日でした。

コピー機は、リコーのC3000という機械。
リコーは、環境経営に積極的に取り組んでいますし、この地域では、環境市民団体に助成をして、社員参加を促したりと本業と地域や環境が両立している会社みたいです。

○導入されたコピー機
リコー C3000

○リコー中部の取り組み
グリーンプロモーション『エコひいき』2007


さかもと

トレ2:紙しばいの練習

2007年02月21日 23時05分58秒 | ボランティア育成講座
今日から紙しばいの練習がスタート

午前中は、小鳥さんチーム、午後は北の大地チーム。
準備がうまくできていませんでしたが、午前中は2名の参加。紙しばいの配役を話し合い、朗読の練習。

午後は、悪い見本(笑)を私とKさんが見せて、2人1組で練習。
その後、発表でした。

1組が終わるたびに話に花が咲いて、楽しい練習でした。

さかもと

本の紹介

2007年02月07日 23時12分26秒 | あれこれ
ごくごく最近読んだ本です。ちょっと長くなりました。


○エコシフト チャーミングに世界を変える方法
 マエキタミヤコさんという、電通で広告の仕事をされている方が書いています。(著者はこの本で始めて知りました)
 「チャーミング」という言葉に無骨な私は抵抗感を覚えて、ちょっと躊躇しましたが、パラパラめくると「100万人のキャンドルナイト」や「エココロ(宇宙船地球号の最後のコーナー)」のことが載っていたので、どんな人なんだろうと思って買ってみました。

 電通という広告代理店に勤めていて、PRのお仕事が本業。環境と出会ったのは、授業参観にきていた子どもの同級生の父親に「どんな仕事しているのですか?」と聞いたら「日本の自然を守るお仕事です」と。たまたまパンダマークで有名な日本自然保護協会の理事と知り合ったそうです。
 その人から、「だったら、広報の協力をしてもらえませんか?」ということで、環境を守る活動に出会ったそうです。

 日本自然保護協会では、市民語のわからない研究者から、情報を引き出し、どうやって一般の人に共感してもらえるようなPRをできるか、本当に苦労したそうです。
 言葉が通じないという話は、研究者だけではなさそうですけどね(笑)

 その後、さまざまな人に出会い、自らもNGOをつくり、グリーンピースの反戦デモやキャンドルナイト、ホワイトバンドなど様々な運動を実践&支援してきたようです。

 ちなみに、グリンピースと聞くと過激な反対運動をする団体と思っている方もいると思いますが、実はまっとうな、政策提言団体なのです。
 HPを見ると、垣間見ることができると思います。

○新版 ごみから地球を考える 八太昭道著
こちらは、岩波ジュニア新書というシリーズの本です。
新版ということで、15年前に出した本を大幅に更新したそうです。

プロローグで、「宇宙ごみ戦争」という、宇宙伝説(架空の物語)があり、それがとてもおもしろい。紙しばいでもやるとすごくいいと思います。

内容を簡単に紹介すると、
とある惑星にベジタリアン(植物)という生き物がいました。この惑星はCO2がふんだんにある惑星で、ベジタリアンはCO2を主食とし、O2を吐き出していました。
ベジタリアンが繁栄するとともに、CO2は減少し、O2というベジタリアンにとってはごみが増えすぎてしまいます。Cは、どんどん地表に蓄積されていきました。
ベジタリアン族がごみ検討委員会を開催し、ごみ対策としてO2を食べるアニマルズをつくり、CO2とO2のバランスを保つようにしました。
しかし、アニマルズの主食は植物。ベジタリアンを襲うようになりました。
アニマルズの勝利は目に見えていましたが、生きるためにはベジタリアンにも残ってもらわないといけない。そこでベジタリアンには、0.028%の食料(CO2)を与え、アニマルズには、21%の食料(O2)を与えるという条約を結びました。

 これは、ベジタリアンにとってはとても厳しい条件。しかし、ベジタリアンは、地中深くに巧妙な仕掛けをしていました。それが、化石燃料。
 アニマルズが繁栄し化石燃料を使えば使うほど、CO2が増える。
 ベジタリアンは、アニマルズが繁栄し、自分たちの首を絞める時が来るまでじっと我慢している。。。

長くなりましたが、こんなプロローグです。
すごくわかりやすい、自分たちの危機を学ぶエピローグでした。
(私たちが日々排出しているCO2もごみのひとつですから)

本は、ごみを中心にどうやったらごみゼロを達成できるかが書かれています。
ごみと地球、ごみと社会・経済、ごみ行政、リサイクルで地球が救えるか、そしてごみゼロの思想、それを実現する政治と経済。
そんな章立てです。

ジュニア新書といいながら、とても勉強になる本でした。

以上、2冊紹介でした。

○参考HP 
マエキタミヤコさんHP
http://www.ecocolo.com/starblog/maekita/

エココロ
http://www.ecocolo.com/index.php

グリンピースジャパン
http://www.greenpeace.or.jp/

100万人のキャンドルナイト
http://www.candle-night.org/index.html

六ヶ所村
http://www.rokkasho.jp/default.htm

六ヶ所村ラプソディー
http://www.rokkasho-rhapsody.com/
*六ヶ所村にウランの再処理施設が稼動しているのですが、映画には文化庁が講演をしています。
 国家プロジェクトとして原子力を推進しつつ、それを反対する運動の映画を文化庁が講演をしているという、とてもちぐはぐな国の対応です。

株式会社オストランド
http://www.ostrand.co.jp/
(八太昭道さんの会社)


あー、一応、断っておきますが、本は読んでいますが、記憶に残っているかは・・・
HPの紹介も役に立ちそうだなと思って紹介していますが、自分のものには・・・

聞かれて、何だったかな?と思うこともあります。(笑)

さかもと



展示解説の自主トレ開始!

2007年02月07日 22時09分18秒 | ボランティア育成講座
1月末に展示解説ボランティア育成講座が修了して、自主トレが昨日から始まりました。

昨日は、北の大地グループがトヨタの森に行って、小学生3年生が森の案内を体験しているのをサポートして、eco-TのPRをするということをしました。
(私は参加していないので、参加したようですというのが正確)


そして、今日は小鳥チームがトレ1に来てくださいました。
私なりに作った出来立てほやほや、湯気の出ている清掃工場の案内のシナリオを私が説明(棒読み)して、工場を周りました。
とても、カミカミで、お恥ずかしいばかりです。
運営の基本プログラムとして、見学時間を30分と想定していましたが、説明して歩くだけで40分かかりました。
運営側としてはちょっと見直しが必要だと思いました。
私にとって、受講生は実験台。受講生にとって、私は悪い事例(笑)

台本の表紙に「インタープリテーションに完成形はありません」と書きましたが、それぞれ違うのが当たり前です。

トレ1をやった後、最終工事が入るので4月まで清掃工場には入れなくなります。
記憶が途切れますが、これも経験だと思って。。。

それから、昨日は北の大地グループがトヨタの森に行ったようですが、いかがでしたか?

感想でもお聞かせいただければと思います。

※ボランティア育成講座に参加されていない方へ注釈
1月に講座が修了して、自主トレ期間になっています。
講座で分けたグループを基本に、事務局が提供したトレーニングに参加します。
トレ1とは、清掃工場の案内を最初から最後までやってみること
トレ2とは、紙しばいの朗読をやってみること
それから読み聞かせの体験、竣工式の練習などを3月末まで行います。

4月の後半には、実際に受入をして本番という名の研修をしたいと考えています。

坂本

NPOの情報開示とCSR基礎講座

2007年02月06日 20時31分05秒 | あれこれ
2月3日(土)と2月6日(火)と濃いマニア向けの講座のお手伝いをしてきました。

3日は「NPOの資金調達と情報開示のためのセミナー」
6日は「CSR基礎講座」

題名を聞いただけでも、ムムムッって感じではありませんか(笑)

NPO…の方は、NPOが社会から信頼されるためにも自分たちの情報公開が必要だよ、というようなお話し。
企業や行政はだいぶ情報公開が進んできましたが、それを変えてきたのが市民活動。でも、その市民自身の活動や経営の実態がつかめない。
そこで、日本財団がCANPANというしくみを作ったので使ってくださいと。

CSR…の方は、豊田市民のaさんも出席していました。
こちらは、「売り手よし、買い手よし、世間よし(+環境よし)」の近江商人の心がけがCSR。名古屋の事例として、職人の手間を減らそうとして取り組んだ瓦屋さん、防災対策を地域住民と一緒にやった土木屋さんの事例紹介もありました。
こちらも、CANPAN CSRプラスというHPでCSRの支援をしますよというものでした。

地域の担い手は誰だ?と考えたときに、NPOも企業も(行政も)一緒に変わっていかないと、本当はダメなんだなと思いました。

CANPAN


地域の未来・志援センター(主催団体)


さかもと

温暖化ネタ

2007年02月05日 21時57分20秒 | あれこれ
数日前にIPCCの報告書が出たという記事が小さく出ていました。
なんでも、予想通り温暖化が進んでいるとか。海面が3mm上昇しているそうです。

そのレポートがダイジェストですがHPで見れます。
経済産業省
http://www.meti.go.jp/press/20070202009/20070202009.html

気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/press/0702/02b/ipcc_wg1.html

また、これを機に気候変化を研究する科学者から国民へ向けて、気候の安定化に
向けて直ちに行動することを呼びかける、緊急メッセージが発出されました。
と、環境省のHPに出ていましたが、こちらは誰も知りませんよねぇ。
http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/message.html

それから、気象庁では、「気候変動監視レポート」というのを毎年出しているそ
うです。
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/monitor/index.html
2005年の異常気象がどういう現象で起こったのかが良くわかります。
なかなかおもしろいレポートです。
たぶん、デイアフタートゥモローを見ればなおさら実感が湧くと思います。

さかもと