ごくごく最近読んだ本です。ちょっと長くなりました。
○エコシフト チャーミングに世界を変える方法
マエキタミヤコさんという、電通で広告の仕事をされている方が書いています。(著者はこの本で始めて知りました)
「チャーミング」という言葉に無骨な私は抵抗感を覚えて、ちょっと躊躇しましたが、パラパラめくると「100万人のキャンドルナイト」や「エココロ(宇宙船地球号の最後のコーナー)」のことが載っていたので、どんな人なんだろうと思って買ってみました。
電通という広告代理店に勤めていて、PRのお仕事が本業。環境と出会ったのは、授業参観にきていた子どもの同級生の父親に「どんな仕事しているのですか?」と聞いたら「日本の自然を守るお仕事です」と。たまたまパンダマークで有名な日本自然保護協会の理事と知り合ったそうです。
その人から、「だったら、広報の協力をしてもらえませんか?」ということで、環境を守る活動に出会ったそうです。
日本自然保護協会では、市民語のわからない研究者から、情報を引き出し、どうやって一般の人に共感してもらえるようなPRをできるか、本当に苦労したそうです。
言葉が通じないという話は、研究者だけではなさそうですけどね(笑)
その後、さまざまな人に出会い、自らもNGOをつくり、グリーンピースの反戦デモやキャンドルナイト、ホワイトバンドなど様々な運動を実践&支援してきたようです。
ちなみに、グリンピースと聞くと過激な反対運動をする団体と思っている方もいると思いますが、実はまっとうな、政策提言団体なのです。
HPを見ると、垣間見ることができると思います。
○新版 ごみから地球を考える 八太昭道著
こちらは、岩波ジュニア新書というシリーズの本です。
新版ということで、15年前に出した本を大幅に更新したそうです。
プロローグで、「宇宙ごみ戦争」という、宇宙伝説(架空の物語)があり、それがとてもおもしろい。紙しばいでもやるとすごくいいと思います。
内容を簡単に紹介すると、
とある惑星にベジタリアン(植物)という生き物がいました。この惑星はCO2がふんだんにある惑星で、ベジタリアンはCO2を主食とし、O2を吐き出していました。
ベジタリアンが繁栄するとともに、CO2は減少し、O2というベジタリアンにとってはごみが増えすぎてしまいます。Cは、どんどん地表に蓄積されていきました。
ベジタリアン族がごみ検討委員会を開催し、ごみ対策としてO2を食べるアニマルズをつくり、CO2とO2のバランスを保つようにしました。
しかし、アニマルズの主食は植物。ベジタリアンを襲うようになりました。
アニマルズの勝利は目に見えていましたが、生きるためにはベジタリアンにも残ってもらわないといけない。そこでベジタリアンには、0.028%の食料(CO2)を与え、アニマルズには、21%の食料(O2)を与えるという条約を結びました。
これは、ベジタリアンにとってはとても厳しい条件。しかし、ベジタリアンは、地中深くに巧妙な仕掛けをしていました。それが、化石燃料。
アニマルズが繁栄し化石燃料を使えば使うほど、CO2が増える。
ベジタリアンは、アニマルズが繁栄し、自分たちの首を絞める時が来るまでじっと我慢している。。。
長くなりましたが、こんなプロローグです。
すごくわかりやすい、自分たちの危機を学ぶエピローグでした。
(私たちが日々排出しているCO2もごみのひとつですから)
本は、ごみを中心にどうやったらごみゼロを達成できるかが書かれています。
ごみと地球、ごみと社会・経済、ごみ行政、リサイクルで地球が救えるか、そしてごみゼロの思想、それを実現する政治と経済。
そんな章立てです。
ジュニア新書といいながら、とても勉強になる本でした。
以上、2冊紹介でした。
○参考HP
マエキタミヤコさんHP
http://www.ecocolo.com/starblog/maekita/
エココロ
http://www.ecocolo.com/index.php
グリンピースジャパン
http://www.greenpeace.or.jp/
100万人のキャンドルナイト
http://www.candle-night.org/index.html
六ヶ所村
http://www.rokkasho.jp/default.htm
六ヶ所村ラプソディー
http://www.rokkasho-rhapsody.com/
*六ヶ所村にウランの再処理施設が稼動しているのですが、映画には文化庁が講演をしています。
国家プロジェクトとして原子力を推進しつつ、それを反対する運動の映画を文化庁が講演をしているという、とてもちぐはぐな国の対応です。
株式会社オストランド
http://www.ostrand.co.jp/
(八太昭道さんの会社)
あー、一応、断っておきますが、本は読んでいますが、記憶に残っているかは・・・
HPの紹介も役に立ちそうだなと思って紹介していますが、自分のものには・・・
聞かれて、何だったかな?と思うこともあります。(笑)
さかもと
○エコシフト チャーミングに世界を変える方法
マエキタミヤコさんという、電通で広告の仕事をされている方が書いています。(著者はこの本で始めて知りました)
「チャーミング」という言葉に無骨な私は抵抗感を覚えて、ちょっと躊躇しましたが、パラパラめくると「100万人のキャンドルナイト」や「エココロ(宇宙船地球号の最後のコーナー)」のことが載っていたので、どんな人なんだろうと思って買ってみました。
電通という広告代理店に勤めていて、PRのお仕事が本業。環境と出会ったのは、授業参観にきていた子どもの同級生の父親に「どんな仕事しているのですか?」と聞いたら「日本の自然を守るお仕事です」と。たまたまパンダマークで有名な日本自然保護協会の理事と知り合ったそうです。
その人から、「だったら、広報の協力をしてもらえませんか?」ということで、環境を守る活動に出会ったそうです。
日本自然保護協会では、市民語のわからない研究者から、情報を引き出し、どうやって一般の人に共感してもらえるようなPRをできるか、本当に苦労したそうです。
言葉が通じないという話は、研究者だけではなさそうですけどね(笑)
その後、さまざまな人に出会い、自らもNGOをつくり、グリーンピースの反戦デモやキャンドルナイト、ホワイトバンドなど様々な運動を実践&支援してきたようです。
ちなみに、グリンピースと聞くと過激な反対運動をする団体と思っている方もいると思いますが、実はまっとうな、政策提言団体なのです。
HPを見ると、垣間見ることができると思います。
○新版 ごみから地球を考える 八太昭道著
こちらは、岩波ジュニア新書というシリーズの本です。
新版ということで、15年前に出した本を大幅に更新したそうです。
プロローグで、「宇宙ごみ戦争」という、宇宙伝説(架空の物語)があり、それがとてもおもしろい。紙しばいでもやるとすごくいいと思います。
内容を簡単に紹介すると、
とある惑星にベジタリアン(植物)という生き物がいました。この惑星はCO2がふんだんにある惑星で、ベジタリアンはCO2を主食とし、O2を吐き出していました。
ベジタリアンが繁栄するとともに、CO2は減少し、O2というベジタリアンにとってはごみが増えすぎてしまいます。Cは、どんどん地表に蓄積されていきました。
ベジタリアン族がごみ検討委員会を開催し、ごみ対策としてO2を食べるアニマルズをつくり、CO2とO2のバランスを保つようにしました。
しかし、アニマルズの主食は植物。ベジタリアンを襲うようになりました。
アニマルズの勝利は目に見えていましたが、生きるためにはベジタリアンにも残ってもらわないといけない。そこでベジタリアンには、0.028%の食料(CO2)を与え、アニマルズには、21%の食料(O2)を与えるという条約を結びました。
これは、ベジタリアンにとってはとても厳しい条件。しかし、ベジタリアンは、地中深くに巧妙な仕掛けをしていました。それが、化石燃料。
アニマルズが繁栄し化石燃料を使えば使うほど、CO2が増える。
ベジタリアンは、アニマルズが繁栄し、自分たちの首を絞める時が来るまでじっと我慢している。。。
長くなりましたが、こんなプロローグです。
すごくわかりやすい、自分たちの危機を学ぶエピローグでした。
(私たちが日々排出しているCO2もごみのひとつですから)
本は、ごみを中心にどうやったらごみゼロを達成できるかが書かれています。
ごみと地球、ごみと社会・経済、ごみ行政、リサイクルで地球が救えるか、そしてごみゼロの思想、それを実現する政治と経済。
そんな章立てです。
ジュニア新書といいながら、とても勉強になる本でした。
以上、2冊紹介でした。
○参考HP
マエキタミヤコさんHP
http://www.ecocolo.com/starblog/maekita/
エココロ
http://www.ecocolo.com/index.php
グリンピースジャパン
http://www.greenpeace.or.jp/
100万人のキャンドルナイト
http://www.candle-night.org/index.html
六ヶ所村
http://www.rokkasho.jp/default.htm
六ヶ所村ラプソディー
http://www.rokkasho-rhapsody.com/
*六ヶ所村にウランの再処理施設が稼動しているのですが、映画には文化庁が講演をしています。
国家プロジェクトとして原子力を推進しつつ、それを反対する運動の映画を文化庁が講演をしているという、とてもちぐはぐな国の対応です。
株式会社オストランド
http://www.ostrand.co.jp/
(八太昭道さんの会社)
あー、一応、断っておきますが、本は読んでいますが、記憶に残っているかは・・・
HPの紹介も役に立ちそうだなと思って紹介していますが、自分のものには・・・
聞かれて、何だったかな?と思うこともあります。(笑)
さかもと