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川越 蔵造りの町並 洋館

2018-06-24 20:59:29 | 日記
蔵造りの町並にはわずかですが洋館もあります。

洋館






ステンドグラス






埼玉りそな銀行川越支店
大正7年に第85銀行の本店として建設されたネオ・ルネサンス
様式の建物です。登録有形文化財に指定されています
















川越 蔵造りの町並 蔵造りの家

2018-06-24 08:40:53 | 日記
時代小説には川越が良く出てきます。東京へ行ったときに
川越まで足を伸ばそうとずっと思っていて、わずか3時間
程度でしたが駆け足で川越を廻りました。


小江戸川越と言えば何と言っても、江戸時代の雰囲気を
のこす「蔵造りの町並」です。町並は明治26年の川越大火
の後、耐火建築である「蔵造り」が採用されたことによります。










































重要文化財 大沢家住宅
川越にある最古の蔵造りの住宅です。寛永4年(1792年)に
近江屋半右衛門が呉服太物を商う為の店舗として建てました。
時代小説にでてくる江戸の大店のイメージが湧いてきます。

 太物(ふともの)は、絹織物に対して綿織物や麻織物を太物
と呼びました

赤坂迎賓館 前庭

2018-06-22 21:48:08 | 日記
赤坂迎賓館の見学は、濤川 惣助(なみかわ そうすけ)が命を削って
造り上げた七宝の花鳥を見たいと思ったことがきっかけです。
 花鳥の間は濤川 惣助(なみかわ そうすけ)による30点の楕円形
の七宝に花鳥が描かれていることに由来しています。
 西の並河 靖之(なみかわ やすゆき)東の濤川 惣助(なみかわ
そうすけ)と称された二人が、花鳥の間の七宝をめぐり争いました
並河 靖之は有線七宝、濤川 惣助は無線七宝 いずれの作品も素晴
らしいできでしたが、絵画的な無線七宝の濤川 惣助が花鳥の間に
ふさわしいと選ばれました。
 
 七宝の模様は幅1.25ミリの銀線を下絵や素地の形を見極め
銀線をまげて正確な形を作り釉薬を乗せていきます。濤川 惣助
が考案した無線七宝は釉薬を塗った後銀線を釉薬が混ざらないよ
うにそっと引き抜きます。引き抜きから焼きまで大変な集中力が
要求されます。

 濤川 惣助は30点の七宝に精魂を傾け七宝の最高傑作と言われて
います、濤川 惣助完成後無くなりました。
花鳥の間はアンリ2世様式で腰壁は茶褐色のジオン材を板張りして
おり、日本人の感性にぴったりきます。七宝のエピソードを思い
ながらの花鳥の間は感慨深いものがありました。




前庭花壇



本館





屋根の装飾
首脳会談・条約・協定調印式等に使用される本館の「彩鸞の間」
は暖炉の両脇に「鸞」(らん)と呼ばれる中国の想像上の霊鳥
の浮き彫りがあります。説明のボランティアの方に鳳凰ですかと
質問すると「鸞」(らん)です、鳳凰は皇帝の象徴で、皇太子
の館の為に「鸞」(らん)になっていますと教えていただきまし
た。 
『淮南子』によれば、鳳凰が鸞鳥を生んだとされていましす、
おそらくこの故事から「鸞」(らん)になっているのではと
ないと思います。
ということで屋根の装飾の鳥は「鸞」(らん)ではないかと?


ファザードの鎧武者
彩鸞の間」には石膏金箔張りレリーフの「鸞」(らん)と
鎧武者が飾られています。本館ファザードの屋根の両脇に
も鎧武者がありあます












玄関






中門





正門






迎賓館和風別館

2018-06-20 23:10:40 | 日記
先進国首脳会議記念撮影
 1986年5月に赤坂迎賓館で開催された先進国首脳会議に出席した
中曽根康弘(議長・日本国内閣総理大臣)
フランソワ・ミッテラン(フランス共和国大統領)
ロナルド・レーガン(アメリカ合衆国大統領)
 マーガレット・サッチャー(イギリス首相)
ドイヘルムート・コール(西ドイツ首相)
ら各国首脳の記念撮影がこの松の木の前で行われました



エリザベス女王記念植樹
迎賓館での記念植樹はエリザベス女王・フォード大統領
ゴルバチョフ大統領がされています。
エリザベス女王が記念植樹されたオークはイギリスから2本
持ってきて、1本は赤坂迎賓館に 1本はイギリス大使館に
植えられました。赤坂迎賓館のオークはてっぺんが枯れかけ
ており、種子から苗を育てているそうです。






東宮御所への道
赤坂迎賓館は赤坂御用地に隣接しています、この道は
赤坂御用地東宮御所へ通じる道だそうです。道の先には
門があり入れないようになっています。



トランプ大統領が歩いた道
和風別館は赤坂迎賓館本館のすぐ側にありますが、警備上等
の関係で車で移動するそうです。トランプ大統領は本館から
和風別館までこの道を歩いて移動しました。



和風別館
建てられた当時の池は丸く深さも20cm程度でした。
和風別館を訪れた鯉大好きの首相に鯉はいないのかと
問われ鯉が泳げるよう深くした現在の池に改造した
そうです。各国の賓客が和風別館を訪れたときには
鯉に餌やりをします。鯉が餌をしっかり食べるように
2~3日前から餌はやらないそうです。

和風別館の中は撮影禁止です。玄関からの渡り廊下
の右手に坪庭があります。当初は石庭でしたが首相に
竹は無いのか問われ竹を植えたそうです。

池も石庭も元の状態と首相のお言葉通りに改造した
現在を想像して比較してみると、現在の方が遥かに
趣があります。さすがに首相です。

和風別館はガイドツアーです




天皇陛下はタイにティラピアをお送りしたエピソードが
良く知らてています。タイには金魚のようなひらひらした
魚がいて、天皇陛下が鯉と掛け合わせてはと提案され
出来た鯉が金魚のような尾びれを持った鯉です。



和風別館























赤坂迎賓館 主庭

2018-06-19 22:05:09 | 日記
日本には東京と京都に迎賓館があります。京都迎賓館は2016年に
行き、次は赤坂迎賓館と思っていましたがなかなかその機会が
なく、漸くインターネットで申し込み赤坂迎賓館の参観をしま
した。

赤坂迎賓館は紀州徳川家の中屋敷があった20万坪の敷地のうち
3万坪の敷地に赤坂迎賓館は立っています。
東京の地層はは関東ローム層で建物を建てるには適していなくて
地層をしらべ最も強固な地層の上に迎賓館を立てています。
記憶があいまいですが、鉄筋はイギリスから鉄道のレールを輸入
し、壁は最も薄い所で400mm 厚い所は1mを超えるそうで
す。その為関東大震災でもびくともしませんでした。建築には
莫大な費用がかかり日清戦争の賠償金があてられたそうです。

赤坂迎賓館は2009年旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)として国宝に
指定されています。


階段も本館に合わせて国宝指定されています










噴水も国宝です
















国宝 本館 
ナポレオン3世の皇后ウジェニーがルネサンス、新古典主義、ルイ15世様式が
混ざった様式を流行させ、ネオバロック(バロックリバイバル)と呼ばれる
様式が生まれました。赤坂迎賓館はこのネオバロック形式で建てられています。



ファザードの柱はギリシア建築コリント式?



回廊



回廊2階アーチはローマ建築?



回廊3階の柱はギリシア建築イオニア式



庇(ひさし)はルイ15世様式?