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川越 時の鐘

2018-06-25 21:38:07 | 日記
江戸時代では時の基準を夜明け(明け六ツ)と日暮れ(暮れ六ツ)とし、
これを境に1日を昼間と夜間に分けその各々を6等分しました。

「明け六つ」と暮れ六つ」の決め方は、明るい星がいくつか見える頃、
手の大筋が三つばかり見える頃が「明六つ」「暮六つ」とされました。
雨の灯や曇りの日はどのように決めたか不思議です。

時の鐘は江戸から始まり日本全国に広まっていきました。
江戸の初めには西洋から伝わった時計の国産化が始まり、時の鐘は
この和時計もしくは、香盤時計を基準に鐘が撞かれました。

 香盤時計とはお香の燃える速度が安定していることを利用した
時計で、灰の上にお香を木型でつづら折りにしき火をつけて燃えて
行く長さで時間を図りました。



川越「蔵造りも町並」に建てられています「時の鐘」は約16mの
高さがり、寛永年間(1624年~44年)に建てられました。
現在の鐘楼は明治時代の川越大火の後再建され現在も一日4回鐘が
突かれています。