おはなし屋パモンの日記

おはなしを書くのが大好きなパモンの日記です。

昨日は文章教室の初めての日だった

2020年11月14日 | 日々つつがなし
生徒さんはお二人。

一人は、前の家のお隣の奥さん。
何か習いたくてと言って、わざわざ来て下すった。

この方には、畑も貸しているので、
なんだかんだと常にお世話になっている。

もうお一方は男性で、同じ歳だった。

奥様を7月に突然亡くされて、どうしていいのか分からない、とおっしゃられていた。
彼女の事を自分史にまとめたいと。

私は、この方には良い自分史を書いて貰いたいと思った。

昨日は、一枚の自分史と言う、写真を一枚使って書く自分史をやった。

お二人ともとても良い物が出来た。

男性はあまり書けず、迷っているようだった。
職業が理系なので、文章を書くのが苦手なようだ。

私の生徒さんは、この職業の方がなぜか多い。
けれど、理系なのでやはり文章は下手だ。

大江健三郎や太宰治に生き方を教わったと言われた。

最近、こんな事を言われたのは、本当に久しぶりだ。

真面目なお人柄だと思った。


私は今まで、クリエイターの世界しか知らなかった。
現場の人間はどこか破天荒で、ニヒルに物事を捉えるのが常だった。

そうでなければ生きていけないと言わんばかりに。

だから私もそんなものの見方が身についていた。

大江健三郎や太宰治に生き方を教わった…なんて素直な言葉を吐けるなんて、思いも及ばなかったのだ。

だから、今すごく新鮮で驚いている。

自分の気持ちを素直に表現出来る人は、本当に強い人だ。

私は自分の偏狭さを、今、少し恥じている。

レッスンが終わった後、お二人とも続けたいと言ってくれた。

なのに、レンタルスペースが、来月は一杯で借りられない。
来月は、カフェで急遽やる事になった。

でも、嬉しい。
私は基本、教える事が好きだ。

占いでも、天性の教師と言われている。

大勢の人に、文章を書く楽しさを知って貰いたいと思っている。


☆それでは今日も良い一日を。


実は…彼らの職業は、私の好きなあの方の職業でもあるのだ。

だから最近、その職業に対する見方が変わった。
とても男らしい、堂々とした職業だなぁ…と。

以前は斜めに見ていたが、今では好ましく思っている。

所変われば品変わる、ではないけれど、
やはり、それに関わっている人達を見ると、考え方も変わるなぁとは、自分自身でも不思議に思っている。





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