おはなし屋パモンの日記

おはなしを書くのが大好きなパモンの日記です。

昨日、父から電話があり

2021年04月29日 | 日々つつがなし

看護師さんがパンを食べてもいいと言ったので、と

パンを持ってきてほしいと言われました。

 

先週も言われたのですが、ちょうど台風で、

船が三日間入らず、パンや食料品が軒並み

なかったで、無理でした。

 

なので、頼まれていた、テレビカードだけを置いてきたのですが、

またパンを食べたいということでした。

 

それで色々と話をしていたら、

 

「嫁が笑っている」と言ったのです。

 

「え? どういうこと?」と聞いたら、

 

「あんたを追い出し、自分も追い出し、嫁が笑っている…」

と。

 

私は驚いて、「なんで知っているの? お父さんには誰もそのことを話していないはずなのに?」と

思わず聞くと、

「お父さんは何でも知っているよ」と言ったのでした。

 

それで、父の電話がスピーカー設定で、内容が外に丸聞こえなので、

詳しいことは言えなかったのですが、

 

「そうなのよ、どうもそういうことらしいのよ・・・」

とだけ言ったのでした。

 

けれど、今まで私には、「弟がよくやってる」とか「嫁がよくやってくれている」とか

しか言わなかった父が、まるで、すべてを知ってるかのようでした。

 

つまり・・・

嫁さんが言って、父が退院できなくなっていることを。

 

 

それで昨夜、もう夜遅かったのですが、

妹に電話して相談すると、もう全てを話した方がいいのではないか?

ということになりました。

 

なので、今日、父に全てを話そうと思っています。

 

これをやると告げ口みたいで嫌だったし、

また騒動が起きるのが目に見えているし、

 

どうしようか・・・と悩んでいたのですが、

 

それでも父に真実を伝えて、

その上で、父がどう判断するかをゆだねてもいいのかな?と

いう気がしました。

 

入院している当事者の父が、何も知らなくて、

ただやみくもにリハビリだけさせられていて、

退院を引き延ばさせられているのなら、あまりに可哀想です。

 

なので、もう真実を告げてもよかろう、と思いました。

 

これまでみたく、弟夫婦礼賛ということにはならないようだし

(それだと言っても信じてもらえずに無意味だし)、

なので、ちよっと今日、言ってみようと思っています。

 

真実を知る権利は、当事者の父にはあると思います。

 

それで自分が嫌な役目を負うことになっても仕方がないかと思います。

 

本当は人の悪口みたいになって、言いたくはなかったのですが・・・。

 

でもまあ、入院している時ならば、側で弟夫婦が聞き耳を立てていないので、

逆に言いやすいかな・・・?とも。

 

まあ、もう真実を告げる日が来たのですね。

 

そう思いました。

 

 

 

 

 

 

 

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