負の感情は、連鎖する。
その事を私は忘れていたわ!
夫の、鬱病の事を思い出すがいい。
あの頃、本当に大変だったじゃない?
あの鬱のドグマに侵されて、
私までもが、引きずり込まれそうだった。
そうなのだ、負の連鎖は、いとも簡単に連鎖するのだ。
弟も、そして、父も…。
彼女のあの強力な負の感情には抗えなかったのだ。
これは、ヤバい事なのかもしれない。
と言うのは、私は、二日前に弟に突然怒りが湧いて来て、
それは、
裏切り者!
という意味だった。
あれほど良くしてやったのに、
お前は私を裏切った!
と言う怒りだった。
そしてその後ろにいる父の事を考えた時、
ふと
奴隷
という言葉が浮かんだのだ。
そうかもしれない。
父は今あの二人の言いなりで、
奴隷の様に搾取されているのだ。
そう思っていたところへ、
夜のあの電話だったのだ。
それは私の単なる勘違いだったのかな?
と思わせるに充分だったのに、
妹からの指摘で、あ!そっか!
と気づいたのだ。
父は何かを、言いたかったのだ。
自分が幸せではない、なにかを。
自分の怒りは正当な物だ。
誰だってこんな目に遭えば、
そう思う。
けれど私は今まで、そんな風に怒りを感じる自分の事を、悪い人間と決め付けていたのだ。
だからこの問題に対して、弱腰だったし、
後ろめたくもあった。
けれど、私が心配するのは当たり前だし、
普通の事なのだ。
だから、自分は悪くない。
こんな怒りを抱える自分でもいいのだ。
正しいのだ、
と認めることから始めようと思う。
さて、あの彼女の強力な負の感情に、
今の今まで私は翻弄されていたけれど、
これからは落ち着いて対処しよう。
新生私は、もう迷わず、正しい判断をしていこう。
そして、ブレない様に、いつも
自分軸をしっかりと持っていよう、
と思った。
そして、今まで彼女に振り回されて来た自分を恥ずかしいと感じない様にしよう。
誰だって異文化の物との遭遇は困惑する事だし、相手に合わそうとするのは、今までの私のやり方だったのだもの。
けれど、もう自分軸に戻していく。
それが、この混沌を打ち破る唯一の方法なのだ。
そう思った。
☆それでは今日も良い一日を。
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