イチローさんのショート動画を見ていた時に、
恋愛に限らず追ってはダメだと言われました。
追うと必ず逃げられると。
ああ、本当にそうだなぁ〜と思いました。
私も夢を追いすぎたなぁ〜と気がつきました。
こうでなければならない、
有名作家にならなければならない、
お金を稼いで、生活出来る作家でなければならない、と思い過ぎていたなぁと。
思うだけではなく、実際に自分を追い込み、そうでない自分を毎日責めていました。
実際に仕事を辞め、作家業に専念し、夫との生活も邪魔になると、離婚までしてしまったのですもの…。
それをしたからといって、得るものが何かあったでしょうか?
何もなかったです。
逆に失うものだけが大きかっただけで…。
なのに、仕事は捗ったかと言うと、全くそういうこともなく、ただ、ただ、膨大な時間を持て余していただけです。
本当に不毛です。
けれど、もう、そういう事をやめなければなりませんね。
なぜ、そういう事をしているかというと、
一つは、チャンスを逃したくないからです。
出版業界は厳しいので、せっかくつかんだチャンスは是が非でも、生かさなければならないのです。
すなわち、出版社が求める作品をなるだけ早く仕上げて、俎上に載せないといけないのです。
その早く、が出来なければ、すぐに仕事がなくなるし、次のチャンスもないかもしれません。
多かれ少なかれ、作家の皆さんはそんなプレッシャーに苛まれているのではないでしょうか?
私のような有名でもない作家などは特にそうです。
自分を毎日追い詰めて、いいアイデア、打開策はないかと日々、自分を苦しめているのです。
でも、もう限界が来てしまいました。
時代劇は資料を読み込む事が大変で、時間もかかるし、そこからまた構築をしていくのですから、私にとっては毎回必死で食らいついているという感じです。
どう頑張ったって、時間が掛かるのです。
それを仕事を失いたくないがために、毎日、毎日、自分にムチ打っていたのです。
これなら病気にもなるでしょう。
そう思いました。
そして、なぜ作家だけが、芸術家だけが、貧乏をしなければならないのでしょうか?
これだけの無理をして、生活費と芸術の両立させなければならないのでしょうか?
おかしいです。
私もちゃんと自分の生活をやりながら、作家業を成立させていきたいと思いました。
生活が出来なければ、何にも出来ません。
なんか、夢を追うのだけが必死で、生活面の事はどうでもいい、と考えていたのですが、これからはきちんと生活費も稼いでいかなければ、気持ちも落ち着かないだろうなぁと思いました。
具体的にはまだ何も思いつかないのですが、これまでみたいに、早く早くというのを、とりあえず、やめてみようとおもいました。
どうせ、早くしようが、遅くしようが、作品は作品です。
自分のペースで書いていければいいなぁと思いました。
出版社には悪いのですが…。
なので、今後は生活費を稼ぐための時間もきちんと取ろうと考えています。
やはり限界がきてしまったなぁ〜。
正直、お金がありません。
本だけで食べていくには限界がきています。
何とか生活の方もキチンと立て直していきたいと、今は考えています。
☆それでは今日も良い一日を。
感謝します。
すべては上手くいっている。
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