おはなし屋パモンの日記

おはなしを書くのが大好きなパモンの日記です。

考え方が狭かった

2023年09月05日 | 日々つつがなし
イチローさんのショート動画を見ていた時に、

恋愛に限らず追ってはダメだと言われました。

追うと必ず逃げられると。

ああ、本当にそうだなぁ〜と思いました。

私も夢を追いすぎたなぁ〜と気がつきました。

こうでなければならない、
有名作家にならなければならない、
お金を稼いで、生活出来る作家でなければならない、と思い過ぎていたなぁと。

思うだけではなく、実際に自分を追い込み、そうでない自分を毎日責めていました。

実際に仕事を辞め、作家業に専念し、夫との生活も邪魔になると、離婚までしてしまったのですもの…。

それをしたからといって、得るものが何かあったでしょうか?

何もなかったです。

逆に失うものだけが大きかっただけで…。

なのに、仕事は捗ったかと言うと、全くそういうこともなく、ただ、ただ、膨大な時間を持て余していただけです。

本当に不毛です。


けれど、もう、そういう事をやめなければなりませんね。

なぜ、そういう事をしているかというと、
一つは、チャンスを逃したくないからです。

出版業界は厳しいので、せっかくつかんだチャンスは是が非でも、生かさなければならないのです。

すなわち、出版社が求める作品をなるだけ早く仕上げて、俎上に載せないといけないのです。

その早く、が出来なければ、すぐに仕事がなくなるし、次のチャンスもないかもしれません。

多かれ少なかれ、作家の皆さんはそんなプレッシャーに苛まれているのではないでしょうか?

私のような有名でもない作家などは特にそうです。

自分を毎日追い詰めて、いいアイデア、打開策はないかと日々、自分を苦しめているのです。

でも、もう限界が来てしまいました。

時代劇は資料を読み込む事が大変で、時間もかかるし、そこからまた構築をしていくのですから、私にとっては毎回必死で食らいついているという感じです。

どう頑張ったって、時間が掛かるのです。

それを仕事を失いたくないがために、毎日、毎日、自分にムチ打っていたのです。

これなら病気にもなるでしょう。

そう思いました。


そして、なぜ作家だけが、芸術家だけが、貧乏をしなければならないのでしょうか?

これだけの無理をして、生活費と芸術の両立させなければならないのでしょうか?

おかしいです。


私もちゃんと自分の生活をやりながら、作家業を成立させていきたいと思いました。


生活が出来なければ、何にも出来ません。

なんか、夢を追うのだけが必死で、生活面の事はどうでもいい、と考えていたのですが、これからはきちんと生活費も稼いでいかなければ、気持ちも落ち着かないだろうなぁと思いました。

具体的にはまだ何も思いつかないのですが、これまでみたいに、早く早くというのを、とりあえず、やめてみようとおもいました。

どうせ、早くしようが、遅くしようが、作品は作品です。

自分のペースで書いていければいいなぁと思いました。

出版社には悪いのですが…。


なので、今後は生活費を稼ぐための時間もきちんと取ろうと考えています。

やはり限界がきてしまったなぁ〜。

正直、お金がありません。

本だけで食べていくには限界がきています。

何とか生活の方もキチンと立て直していきたいと、今は考えています。




☆それでは今日も良い一日を。


感謝します。

すべては上手くいっている。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人生の | トップ | どうやって »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々つつがなし」カテゴリの最新記事