一期一会の日々

日々のあれこれ

下諏訪三角八丁コースまちあるき

2021-08-12 16:38:24 | 旅行記

諏訪湖の花火を堪能した翌日は、初めての下諏訪へ。
もう車じゃないし、自分たちだけの足が頼りの旅。
母は観光もやはりしたいようだったので
駅からでも歩いて行ける諏訪大社の春宮と秋宮を選んでみた。

事前に調べておいた99分のまちあるき。
予定よりも1時間早く宿を出て、上諏訪駅9:34発で下諏訪駅には9:38着。
お昼を予約済みの本田食堂の前を通過し、中山道に出たら左へ。
大灯籠経由で春宮へと続く道へ折れる。
力石で力試しをするもびくともしない。
下場橋の手前の無人骨董市をひやかし、いざ諏訪大社下社春宮へ。
いぼ石を探すも、その穴ぼこに鳥肌たつ。こういう穴の集まりが苦手。
ここで父は春宮前のWC前で小休憩。
母と浮島社を通り過ぎ、万治の石仏へ。あっという間の移動。
万治の石仏は、ほっこりとして気に入った。
石仏を3周回りながらお願い事を心で唱える。
父にも見てもらいたくて、この距離ならと
今度は母に休憩に入ってもらい、再度父とお願い事を。
父は砥川で川遊びをする親子を目にしにっこり。
石仏も気に入ったようで、写真を一緒にとってほしいと。

春宮から中山道で秋宮へ。
伏見屋邸で一休みしながら、父は御柱祭りについて熱心に伺っていた。
つるし雛のようなリボンで作った金魚たちが涼しげ。
このぷっくりした金魚を昔作ったことがあるなぁと
朧気な記憶がよみがえってくる。
御作田社には井戸水と温泉水が出てくるスポットあり。
手を出してはその違いに驚く。
いつか泊まってみたい雰囲気のある温泉宿が立ち並ぶ坂道を行き、
ほどなくすると諏訪大社下社秋宮にたどり着いた。
4本の御柱で聖域とされていることに、
父が教えてくれなければ気づかなかった。

13時予約の本田食堂まで40分ほど時間もあり、
食祭館で足湯に浸かる。
3時間歩き続けた疲れも、多少は取れたような…。
車の旅ではなかなかこうはいかないまちあるき。
一歩踏み出す度、目にするものすべてが新鮮で
楽しいウォーキングだったけれど、両親は疲れただろうなぁ。

下諏訪駅14:52発の電車に乗り、上諏訪駅14:56着。
上諏訪駅15:12発のあずさ38号で帰途。
この上諏訪駅での待ち合わせ16分を利用して、
父には間に合わないのではと止められていた
念願の上諏訪駅足湯にもチャポンでき、充実の締めくくりとなった。

母から一夜明け、先ほどラインが届く。
 お忙しいのに、旅の行程表、的確なガイドといつもながら
 楽しい旅行になりました。ありがとうございました。
 今日はゆっくりと過ごしています。
 疲れてないようでもそれなりに疲労感があります。
 入笠山の高山植物とてもよかったです。癒やされますね。
 中山道をリュックを背負い歩いたのも思い出になります。

また一緒に行こうね。
上諏訪駅でコインロッカーに荷物を預ける予定が、
父の荷物は全部私が背負い、母には最期まで頑張ってもらい…。
それだけは申し訳ないことをしたと、反省しています。



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