とにかくタイで田舎に住む我が家は“


パトゥムタニー県にも家があるのですが、そこでもバンコク中心まで50キロ弱。
今いるタイ東北部チャイヤプーム県も、幼稚園以外の行楽地へは全て車。
これから引っ越し予定のタイ南部スラタニー県で住むところは
中心市内から30キロ離れているので 毎日の通学、買い物、全て
車でということになります。
東京育ちの私は、家のすぐ近くにバス停、地下鉄駅があり、
バスや電車が足だったので
今のこの生活に突入すると分かった時は かなりの覚悟をしました。
安全運転はもとより、子供が出来てからは
半端ないこの距離、時間を車内でどう過ごすか。
車内に長時間いると、子供たちは当然ですが、騒ぎ出します。
1時間ならば、適度にお手洗い休憩でお菓子を食べたり、景色を見たり。
予測不可能な大渋滞もあるので、常に食べ物、飲料水は車内に確保。
2時間を超す場合は その前に昼寝をカットし、車内で寝させるよう

一人が寝れば 一人は静かになるので、大暴れの心配はなし。
新車でないので 後部座席の足場(エンジンの真上)辺りで
ぴょんぴょんされると 壊れる―っと かなりドキドキします。
車内にDVD再生機を付けるという案もあったけれど あまり長時間見せると
視力低下にもつながるので 考えたのが CD。
しかも 「物語」中心。
(下手に音楽をかけると 娘のM

CDを初めて聞かせた時、ぴたりと騒ぐのをやめ、黙って聞き始めたので これだー

思いました。
2年日本にいたときに 集めた”朗読”形式のCD大活躍です。
日々聞いている日本語のお話の中で息子




K


ずっと前に 妹M




「機織りの音が好きなんだよ。」
「ありがとうは 言葉じゃなくてもいいんだよね。」

そうそう、“助けてもらってありがとう“の表現はさまざまだね、相手に通じても通じなくても気持ちが大切!
実は この話の語り手声優さんが1人5役
(つう・おばあさん・おじいさん・布売りの行商人・子供)
なことにまだ 気付いてません。
言ったら驚くだろうなぁ。どうしてどうしてと質問攻めに合うので 黙っておこう


「猫って 飼う動物なのっ?!」
「何回も生き返るって 猫は猫のままなの?ボクは次も人間?」
「満足したら もう生き返らないの?」
朗読は あの大竹しのぶさん。
ドラマチックなバックミュージックに、淡々と語られる物語。


毎度飼い主に愛されながら死に、何度も生き返るという話。
最後は自分から愛す猫との出会い、その猫が死ぬことで、
決して生き返らなくなった猫。
絵本ですが、大人が読んでも“愛”とは、“生きるとは”を考える重いテーマが潜んでます。
園児には難しいお話だと思ったけど、長く聞かせていたら
その時々で感じ方も理解の仕方も変わってくるかなと思い 聞かせてます。
さて、今住んでいるタイ東北部では 猫や犬はほぼ野良犬。
この物語を初めて聞いた時 王様や、泥棒や、船乗りに飼われている猫に相当驚いたK


神様から与えられた一度の命だから、これからの人生のハードルは覚悟して超え
「一生懸命生きなければならない」ということは いつか教えたいと思います。
ちなみに 妹M

「シンデレラも好きだけどぉ~・・・」




M


なにぃ・・・

かくれんぼや 人を驚かせることが大っ好きなM

階段下や机の下は当たり前、箪笥の中や掛け布団に隠れ
そういうことに鈍いK

(失敗して おもらしを漏らすこと多々。


3匹の子ぶたの末っ子のように何事にも計画性を持ち、
7匹の子やぎの7番目のように用心深く賢く育ってほしいもんです。

始めました。

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実は”外れ”もあり、こちらの期待度が高いものに関しては、子供らの反応をびくびくしながら試したりです。
逆にタイ語バージョンはあるのかなと本屋を見てはいるんですが、今のタイ語力だと 同じく
タイ語バージョンに出会えても、質問攻め苦しむか 運転中に眠くなりそうな私・・・
色々な利用価値があるんだなぁと改めて思ったよ。
そして私は最後に図書館に行ったのは、いつでしょう?