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タイに暮らす:ウチのハーフキッズの日本語&タイ語

2005年生まれのお兄ちゃんK 妹のMちゃん。
好きなものを見つけた2人は今自分で日本、日本語の世界を切り拓いている

人文字漢字

2014年01月09日 | 漢字
明けましておめでとうございます。

いつも読んでくださる皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。


ずいぶん書いていなかったので、思い出しながら書いてみます。

2012年からお兄ちゃんKと、Mちゃんが通い出したスラタニー県のT校は
昨年も 12月は早々と終業。

19ー20日は、朝から晩まで校内で恒例のクリスマスパーティーが行われました。
劇や、歌、ダンスなどの出し物に 参加する子以外は、
自由な時間帯に学校でのパーティーを楽しむスタイルのクリスマス会。
お兄ちゃんKとMちゃんは、この日のために 日頃のお小遣いを貯め、
ソイダーオ(くじ引き)を楽しみにしてました。

でも…  一枚10バーツのチケットを20枚買い、当たった物は…

んぅ〜、どうなのこれは。( ̄▽ ̄)

10バーツ相当の物ではない?というものや  子供にはあまり嬉しくないものばかり当ててきました。
ハンガーや、桶、ザル、チビスプーンや食器セット。
二人とも "一人暮らし前の学生" ですね。

中にはスナックや飲み物、文具もあったらしいけど、
今回は やけに生活感のあるものを当ててくれました。

他にもボールプールや、トランポリン、射的 金魚すくいなどなどあったけど、
とにかくすべて有料。
お昼前に手持ちの  数百バーツはあっという間に消え、
手持ち無沙汰になってしまった子供たち。

夜までいるー!と、張り切っていたけど、南部は今の時期でも
普通に暑いので、もちろん体力ももちません。

(いや、こちらの懐がもたないというのが本音)

金魚ちゃん数匹と帰宅しました。

クリスマス休み前半は、近所の子と遊んだり。

後半は、夫の実家のあるタイ東北部(チャイヤプーム県)のおじいちゃん達の家で年越し。

久しぶりに会うAちゃん(かつてここに二年いた時一緒に住んだ女の子) も、
すっかりお姉さんになってました。
前回 4月にきた時は、まだ 三人でよく喧嘩をしていたけど、
今は6.7.8歳 (Mちゃん . Aちゃん . お兄ちゃんK )
喧嘩ゼロで仲良く遊んでました。

おじいちゃんが つけてくれている三人の成長記録によると、
前回の訪問から、 お兄ちゃんKは5.5cm  Aちゃんは4cm   Mちゃんは7cm近く 伸びているそうです。

この八ヶ月で、シミは増え、 物忘れがひどくなっている私とは大違いですよ。

日々メキメキと成長している子供達です。

Aちゃんの終業日が 27日だったのでお迎えがてら
かつてのKの担任の先生に会いに行ってみました。
こうして、よくおじいちゃんのバイクで通学したことあったっけ。



今はギリギリ。(それでもMちゃん、肉まん頬張ってます…)


思えば、日本で年少を終えタイに渡り、
年中から ポンと現地校へタイ語ゼロで通い始めたお兄ちゃんK。
初日の 戸惑いの顔を今でも思い出します。

日本と全く雰囲気の違う幼稚園。
というか既に小学校のように、年少さんから白板を前に、
机を並べて座るスタイルだったので、学校(遊ぶより学ぶ場)という雰囲気でした。
そのギャップに、親子で驚いたもんです。

少人数制の1クラスだった日本の幼稚園から、
1学年7クラスもあり、50人単位の大人数クラス
初年度は お兄ちゃんK、クラスメイトの名前を一つも覚えてなかったっけ。

まずは担任の先生の顔を覚え、
自分の教室の場所と、お手洗い「ホンナーム」という言葉を覚え…
それがお兄ちゃんKにとって、日々精一杯だったんだと思います。

東京からいきなりタイ東北部の幼稚園へ。
「子どもは慣れるのが早い」と言うけれど、お兄ちゃんK
本当によく頑張ったと思います。

その後も南部へ引越しがあり、学校や生活環境の変化があったにも関わらず、
さしてタイ語の大きな問題もなく、
今では南部方言も理解し友達と 遊んでる。
 
日本語の勉強も頑張り、時に理屈をこね回したり、 口答え(日本語で)をしてくるんだから…

とりあえず、心も体も健康ということですね。


いやぁ~、それにしても 東北部の気温の低かったこと!
最低気温13度とか…。
朝方の義父母の姿は 雪国のいでたち。

その後も数時間は、陽だまりにゴザを敷いて 微動だにせず、
背中を丸めて熱いお茶をすすっていました。

南部では体験できないので、涼しいお正月気分を存分に味わってきました。

  「ずっと遊んでるよー。たまには、覚えた漢字思い出してよー」

と 声をかけると
お兄ちゃんKとMちゃんが  二人で何やらコソコソし。
どうせならブツクサ言い合っているんだろうと思ったら、コレ。

 「覚えてるよぉーだ!」

「まずは、大!」



「お次は、休むー!」



「見て見てー。ここにもあるよー! 川ー!」




兄妹二人でだけど 立派 "人文字漢字"の出来上がり。



今年も色々ありそうだけど、この子達に支えられて 乗り越えられそう!


本年もどうぞよろしくお願いいたします。



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Mちゃんの一年生の漢字体験

2013年11月07日 | 漢字


Mちゃんが通う今の幼稚園では
年少さんからタイ文字の勉強がやんわりスタートしているようです。
スラタニー県へ引っ越してきてから、年中に入ったのですが、
年中さんでは、長テーブルに皆で腰掛け、白板を前にお勉強スタイル。
年長さんでは、きっちりと白板正面のマイ机とマイ椅子があり、
お昼寝タイム以外はそれが定位置
と、てんこ盛りの勉強が入ってきます。

宿題も出されるので、小学校一年生を目前にしているMちゃん達にとって、
幼稚園は勉強するところのようです。
この勉強スタイルに慣れたことに便乗して、
お家で「ひらがな&カタカナ」も練習できました。
しかし、漢字はそうは行かず…。

今年から放課後も補習クラスに参加しているので、家に帰るのは六時。

そこから、(ちょっとだけ、ね)などと笑顔で
漢字の勉強やら、日本語の読み物を…などと言おうものなら


ウギャー!
ママの鬼ぃー!


と、なりかねますので、
お兄ちゃんKもですが、Mちゃんも漢字の書きは週末にまとめて練習。
週中の車内で、読み練習というスタイルを始めました。

我々家族にとって、学校の行き帰りの車内(計二時間弱)は、
貴重な日本語タイム。
耳から日本語をと、童謡やらお話CDも聞きますが、最近は
それに加えて、漢字も乗っけちゃいました。

お兄ちゃんKもMちゃんも
少しずつですが、読む事に興味を持ちつつあります。

小1の漢字は80個なので、フラッシュカードにして、車内で
音訓をチェックするのに使っています。
「森、モリ…あ!思い出した。英語の先生ね、自分の名前
モーリー先生って言ってた!!」

で思い出すんだ。
どんな先生?何人って言ってた?と 聞くと

「大きくて、英語人」

英語人ですかぁ…。
しかし、それまで 林と森を適当に答えていたMちゃん、
森の方が大きいから、モーリー先生の森でスッキリ定着。

上下左右も、こういう風にスッキリいくエピソードがあるといいんですが、
左右に関しては、「ロ」(右)と「エ」(左)、
右手と左手を動かしながら、ロ!エ!
と、繰り返すMちゃーん。
ママは途中から「エロ」って、聞こえちゃうんですよぉ。(すみません)


それから…
お兄ちゃんKが二年生の漢字読み物練習として作ったファイルと同じように
Mちゃん専用小1読み物ファイルも活用中です。

お兄ちゃんKにあって、あたしにナイのは、とっても嫌な妹Mちゃんは、
あたしにも お兄ちゃん同様背伸びしたマイ○○がある事 が幸せなのですね。

小一漢字80字を取り入れたMちゃん用読み物の第一は
「じこしょうかい」から。
面倒臭い数は、家族のお誕生日を紹介したりで、慣れましょう。

一部ですが、第四:と第五は…


こんな感じです。

大好きな「おおかみだんなと ろば」のお話も最後の部分をさり気なく…。


これが、読めたら
「お家の本だって読めるじゃないのーーーーー!!!」
めちゃくちゃに 褒めちぎる予定です。ふふ…。

でも、どうしても文が作れず残ってしまう漢字もあるんです。

2年生の読み物でもそうでしたが、
そんな時は、その漢字が答えか、クイズ問題に入るように、
クイズ仕立てで片付けます。



1: ドーンと大きな音をさせて、よ空に上がるものは、なぁに? (花火)
とかです。


数ヶ月は車内で使えそうです。


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漢字検定9級相当…

2013年10月31日 | 漢字
10月末から 2013年度の後期がスタートしました。

初日:
二人とも今学期からの転校生がいたと嬉しそうでした。

Mちゃんのクラスは「ケロ」という名前(ニックネーム)の子だったとか。

ケロ…何だかなぁ。

Mちゃんのクラスの子達のニックネームは結構ユニークです。

リオ(LEO=タイビールの銘柄)君やフジちゃん。
リオ君の弟は、シン君(SING=ビアシン:シンハービールより)。
もう一人いるなら、ビアチャーン:象マークのチャーンビールからとって、
チャーン君に違いないんではと想像しちゃう。

Mちゃんがフジちゃんの話をした時、「富士山」のフジだね、と言うと、
違う違う、フジちゃんは「フゥジ」だというんです。

私の耳には"フジ"だろうが、"フゥジ"だろうが、どちらも富士。
でも、Mちゃん曰く 「フジちゃんはカメラのFUJI」 なんだそうです。

なるほど、フジフイルムの方ですか。
でもって、弟はフィルム君。納得です。
お父さんもお勤め先?

他にも、カートゥーン(漫画)ちゃんと、ナルト君(アニメ)は仲がいいとか。
トーフ(豆腐)もいれば、花見(タイのかっぱえびせん商品名)だって、メージ(明治)もいる。

Mちゃんの 「Mが、ポー1(小1)になったら、M止めて、サクラにするから」
と宣言されてしまった…。
ニックネームや本名が学期明けに変わっていることに、もはや違和感を感じないMちゃんのタイ人化したセンスより。


さてさて、今回は漢字の話しでした。


お兄ちゃんKの漢字プランは、今月から三年生の漢字に入ること。
なので、その前に、二年生の漢字をクリアさせるつもりで頑張ってきました。
出来れば、会場で試験を受け、漢字検定9級に合格して、賞状が頂けると節目が感じられるのですが…

漢検は前回バンコクの試験会場に行って受験したのですが、
南部からは何せ 遠いし、出来れば地方にも受験会場はないかなと聞いてみました。
すると、受験者が10名以上集まれば会場を作れるそうで、
地方でも希望者を募れば受験可能というお話でした。
色々場所を当たったり、待ったりしてみましたが残念ながら
会場が見つからず会場での受験は断念。

ということで、9級漢検日を10月27日にして、家で頑張ってもらいました。

結果:
甘~く採点して90点。(厳しく採点したら恐らく80点くらいだったかも)

間違えたのは、
「一」: (読み)


来週
町内 音読みが弱かった。

「二」: (書き順)
完全なケアレスミス。

「三」: ( 音訓の読み )
一つの漢字の音読みと訓読みを書かせる問題だという意図に全く
気づいていない答えの書き方…


売店:うるみせ
店 : よせ(??)とは何じゃ?なぜ うるみせと書けるのに よせ?

「四」: (トメ /ハネ)
留めるか、跳ねるかの二択なんだから抜かすなー!!で、数点減点。

「五」(同じ仲間の漢字)

これも問題をきちんと読んでおらず…。
例の欄に答えを書き込んでしまったり。
練習不足でした。
三年生の漢字は、もっと"へんとつくり"を意識して練習を進めねば。

「六」: ( 反対言葉 )
全問クリア!

「七」: (書き)


音楽室…音を楽しく!で覚えていたのに、ここでは音を学ぶになっちゃいました。

草原(そうげん)は書けても、草はらの"原"は書けないよと文句言い。
前後の文をよく読めば分かるだろうに…。



しかし、満点を約束していたので、追試も決行。
ええーー!またーー?!とブーイングでしたが、
ハイ!決行。

ほぼ満点なので、11月から3年生の漢字に入ることにしました。

教材はいつもの「ちびむす」サイトから。
すっかりお世話になってます。




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タイで漢字検定(10級)

2012年12月08日 | 漢字
日本の漢字検定

海外 ここタイでも受験可能ということで
 
まず 10級(対象漢字数は、1年生の漢字80字)

に挑戦してみようということになりました。


思い立ったのが、今年8月頃。

調べてみるとバンコクのNOAHという学習塾が試験会場になっているのがわかりました。
(受験料は地方からの受験のため、振込みで受けて頂いたり、
結果も郵送をお願いしたりいろいろNOAHの先生にはお世話になりました。)



他、 アジア圏では 香港 と シンガポールで いずれも日本語学校や塾が
海外受験会場になってました。

日本同様 年に3回(2月6月10月)ある試験のうち 
6月は間に合わないので10月にむけ
一年生の漢字総復習に取りかかったおにいちゃんK


ネットで探した過去ものや、20XX年度練習問題集を買い練習したり
とにかく パターン化された試験になれることにも気を配りました。


10級の出題内容は・・・

漢字の書取・漢字の読み・筆順・画数

1は、漢字の横の線に正しい読みがなを書く。

2は、2択で選ぶ正しいよみがな。
(長音や、促音 拗音チェック。)

3は、漢字の太く書かれた線の筆順問題。

4は、3と似ているけれど、漢字の太く書かれたところは終わりに書く、
   それは何番目に書くかという総画数問題。

5(5から裏ページ)は、漢字の音・訓のきちんとした読みがなを書く。
水えい(すい)・水玉(みずたま)  など。

6は、反対・対応語:答えとなる漢字1字を書く問題。

7は、ひらがなから漢字にする問題。


 「試験は①から⑦まであるからね、表と裏あるからね。」
と 何度いい続けたことか。

Kは、練習で慣れればなれるほど この問題は後でしようとか 
うっかり抜かしたりといううっかりミスをしがちで最後までハラハラでした。


主なミスとしては

しゃ“ と書くところを “しょ“と書き間違う拗音ミスや、

もり“ を ”まり“ と書き間違う 単純なケアレスミス。

(1年生だから仕方ないけれど、わかっているのに間違えるのは もったいない。)

あとは とにかく 字をきれいに!と 何度も消して書き直させました。

というのも、画数を数字で書いても 1 が 7にしか見えなかったり、

5が6に見えたりしたから。



タイ語の文字は 上下の線に文字がきっちりとはまるように
(ふれるように)書くのが基本らしく 6月から学校に通いだし 
タイ文字を書き始めたお兄ちゃんはとにかく ひらがな カタカナ 漢字
すべてがビックサイズ
 
そして四角い枠の上下にふれる字を書くのが癖になってしまってました。


私としては 四角いの枠に漢字をバランスよく収めさせるのが 
こんなに大変だとは思いませんでした・・・。


例えば:

百 と 白。

百という漢字が 上の枠に くっついてしまうと 白なのか 百なのかわからないし

十と書けば 枠ぎっちりに書くため 田んぼの田 になってしまうし、

とにかく 本人は これぞ “美しい文字”だと思い込んでいるので

日本語においての 字のバランスを納得させ、慣れさせるのに時間がかかりました。


まあまあ、タイの学校にちょこっと感謝したいところもあり・・・
それは 試験

幼稚園から やたら宿題やら試験というものに慣れてきたのか

当日も慌てず、きちんと落ち着いてできたということ。

試験の前のえんぴつチェックなんかも タイの学校での試験をおもいだし

せっせとしてました。 




試験日は10月28日の日曜日の午後

わざわざ タイの南部からバンコクへ出向き、金曜はこちらの学校まで

お休みして挑むわけですから 合格を願いたいものです!

そして 会場校の先生に伺った耳より情報。

受験者が10名以上いれば どこでも会場申請ができるということ。


ふむふむ・・・南部で日本語に力を入れているところ

それは やっぱり プーケット辺りでしょうか。

確か 日本語補習校もあると聞くし。

次回 9級・・・いつだろうか

受けられる準備ができたら 問い合わせてみようと思います。

「あ、親子受験というのもありますから」

と受験者数アップのアドバイスをいただいたが

私も? いずれ娘Mも含められる時期が来たら考えようかな。


試験後、日本漢字検定協会へ送られ 採点後 またまたタイ(バンコクの塾)

へ結果通知が送られ・・・バンコクから はるばるタイ南部へ届いたのが昨日。


合格です


しかも満点合格。(採点してくれた方 ありがとうございます。大目に見てくれて)

合格証書に満点賞という表彰状つき。


お兄ちゃんKは飛び上がって喜び

「何でも買っていいんでしょう?(言ったっけ?まさかの満点。)

これは クリスマスプレゼントとは別だからね~」



はいはいぃ~、取りあえず がんばったもんね!



そうとう嬉しいのか 今日も何度か引っ張り出しては眺め

そのまま寝てしまいました。(いい夢みてるんでしょうねぇ)



この先ですが・・・まずは 来年度中に9級。
5級の小学校6年生の漢字修了1006字までが目標。

がんばろう!


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”朝”という漢字より

2012年11月19日 | 漢字

朝っぱらから漢字練習のちょこっと不機嫌なお兄ちゃんK

“朝“という漢字を書きながら・・・

最近は 例文も書くようにした。

(今は朝だ。←却下) じゃあ と

* 朝ごはんを食べる。

* 朝食を食べる。



と さしておもしろくもない例文を作っているK

「大体 なのに どーして 右側に

”月” とか 夜のものがついてるのさ!?」



お兄ちゃんの減らず口には慣れっこのワタクシ。

即答せねば!という思いでとりあえず

「朝でも 空にお月様見える時あるでしょ。」

・・・そうだね


あとでベストアンサーを見つけるべく

朝という漢字の成り立ちを調べてみると 

いろいろありました。


<朝>
草の間から出る太陽と月が同時に見えるとき(アッテタ!)

や、

朝=「草+日+水」の会意文字で

左側は水の間に日の出る様子を表していて、

右は、水辺に浮かぶ(舟が変化して”月”)を表していて、

静かな夜明けを表している。

や、

朝=誕生の時。

体内に命が宿ってから、人がこの世に生まれるまでに、十月十日と計算。

人間が誕生するまでに要する時間、十月十日を組み合わせると

”朝”となる。

3つ目のは個人的になかなかロマンチックで好きです。




さて、朝 6時半ころ 外に出ると まだ朝日が昇ったばかりで

気温が低く、草に朝露がたっぷりとのってました。


 「これこれ!なんだか知ってる? “朝つゆ“っていうの」


K 「ふう~ん “草水“ かと思った」

(ほんとかっ!最近ひねくれ口をたたくお兄ちゃんです)

朝露を指にのせて遊ぶ子供たち。





小さい頃 こうして指に水滴をのせて 丸みを見つめたっけ。

懐かしい。

朝露だからこそできる この水滴の丸さ、時代、住環境は違えど

子供たちが 同じような発見と感動をしているのが 何だかうれしい私。



朝は通学の道が よく朝靄(あさもや)でこんなことになることもある。



「朝もやだ~!」



(太陽さえも直視可能)


しめしめ、朝露に 朝靄・・・

これで “朝” という漢字はバッチリね などど考える私。



ちなみに 朝靄(もや)朝霧(きり)

空気中の水蒸気が凝結して細かい水滴となり浮かんでいて視界が妨げられる状態。
  
霧よりも薄いものが靄(もや)なんですね。



秋も深まるころの紅葉・・・冬が近づく日本を想う。

落ち葉の中をかけって ふんだときのシャクっとした音 なつかしいな~。

冬場の朝は特に気温が低く“朝霜”がおりたり、公園には霜柱があったっけ。

霜柱・・・踏んだときの音も好きだったな~とか。

“霜柱“
 など タイでは考えられないのでわかるか聞いてみると

家にある本で見た “石も持ち上げちゃう氷の柱でしょ?”という答えが返ってきた。



落ち葉や霜柱を踏んだときのシャクっとした音の感覚が 

ぴんとこないのは当たり前。

けれど ここ南部のタイの大自然の中で育つ我が子だって

自然の音に囲まれている。


バナナの葉やココナツの葉が風にゆられ こすれるカッサカッサという南国を思わせる独特の音。

降った雨がすぐに大洪水になり その中を普通の靴で

じゃぶじゃぶ歩く音。


これぞ タイですっ!




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うちの事情&ファミリーメンバー

お兄ちゃんKは2014年小学3年生、Mちゃんは新一年生になりました。 2008-2010年を日本で過ごし、その後タイの 東北チャイヤプーム県のパパの実家で、じいじ&ばあばに甘えっぱなしの2年間暮らしU+27A12012年3月から南部スラタニー県(パパの勤務先)で家族4人暮らしがスタート。 K&Mのタイ語力は目覚しいほどにアップ。現在 兄妹間は どちらかが日本語で話せば日本語に、タイ語で話せばタイ語に という言語スタイル。