(VICTOR 1966年)
<下記の文はジャケット裏の解説をそのまま抜粋したものです。>
このレコードは昭和41年3月26~27日の2日間にわたって東京新宿厚生年金会館大ホールで開かれた吉永小百合のリサイタルを実況録音によって収録しLPとしてまとめたものです。リサイタルは3時間を越えるワンマンステージでしたが、時間の都合でこのレコードは、その中から時に皆様に聴いていただきたい、また、いままでレコード化されていないものを中心に選びました。「詩人」はリサイタルのために準備した新作で吉永小百合が歌って踊って詩を朗読する音楽詩の形をとっています。この詩は佐伯孝夫氏が昭和10年に出版された「青春詩集」の中から吉永小百合が選んだ8篇から構成しました。
<A>詩人
春の微風が通る
五月のまひる
綿雲と向日葵(朗読)
ポプラの踊子
胸の内
鷗(朗読)
雲の夜がたり
春を待ちつつ
<B>ヒットパレード
○寒い朝~夢みるみなと
○ねむの木の子もり歌
○ピアノ独奏
子供のためのピアノ曲集より
1.古いフランスの歌
2.ポルカ
吉永小百合さんの歌と合間に入る語り、朗読もありファンなら知っている魅力にあふれたA面がお薦めだけど、一聴しただけでは判らないことも有るので何度も聴きましょう。B面のピアノ独奏2曲は3時間のリサイタルなので1時間弱程のボリュームがあったはず、今流行りの音源完全復刻なので本人のおしゃべりも含めて全て聴いてみたいです。