小梅日記

イングリッシュコッカースパニエルの小梅と爺やの日記。倍賞千恵子さんの歌が大好きです。

吉永小百合リサイタル

2023-12-01 07:21:20 | 吉永小百合

(VICTOR 1968年)

Side A
ピアノ協奏曲
「リリー・ラプソディー」

Side B
1)勇気あるもの
2)恋人たち
3)娘たちはいま
4)砂山
5)島原の子守唄
6)草を刈る娘
7)街のハト
8)ひとりの時も
9)世界の国からこんにちは
10)恋の歓び

A面のピアノ協奏曲は小百合さんがピアノで参加していますが、全編大きく取り上げられている訳では無く映像を伴わないレコードでは今ひとつ物足りなさがあります。しかしB面は違います。二大ヒット曲の「寒い朝」「いつでも夢を」が無くても魅力ある選曲、ファンは大喝采でしょう。なかでも「草を刈る娘」に入る「まんずまんず」の小さい子による合いの手には思わず微笑んでしまいます。最後の「恋の歓び」は軽快なテンポでまるでアイドルが歌っても違和感有りません、小百合さんの曲では珍しいです。ジャケットも古き良き時代を感じ、B面だけでもファン必携の一枚です。

吉永小百合とともに

2023-11-10 07:06:53 | 吉永小百合

(VICTOR 1967年)
Side A
1)勇気あるもの
2)幸せが私を見つけた
3)みんなで行こう
4)わたしは毬藻
5)寒い朝
6)いつでも夢を
Side B
1)街のハト
2)泥だらけの純情
3)哀愁のアムステルダム
4)愛と死のテーマ
5)世界の国からこんにちは
6)恋人たち
7)愛の世界
8)勇気あるもの

ジャケット左上に「勇気あるもの」ヒット記念と有り最初と最後に同曲を収録している実況録音盤、最初の出だし部分はかなり緊張しているのが分かります。もちろんプロなので直ぐに本調子の歌唱にかわります。歌い終わると「皆様こんにちは」で始まる小百合さんの挨拶とおしゃべりです。大好きな倍賞千恵子さんの実況録音盤でも挨拶とおしゃべりが有りファンには嬉しいオマケですが、小百合さんの場合はリサイタルに必要不可欠の魅力あるもの思います。「愛と死のテーマ」は<マコ甘えてばかりでごめんね>で始まる映画「愛と死をみつめて」とともにヒットした曲ではなく、別の曲ですが主演の小百合さんが歌っている事も有り心に染みます。「世界の国からこんにちは」は三波春夫の曲が有名ですが小百合さんの曲も魅力たっぷりに歌います。「愛の世界」はLPレコードでは初出の大好きな曲、他にもヒット曲満載の実況録音盤で曲間に小百合さんのおしゃべりも有るファン必携のレコードです。所有のレコードは盤面は綺麗だけど全編小さくチリチリとはいるのが残念、A面はゴースト的な音も入るので製造段階の問題かも、入手する時は確認が必要です。

吉永小百合リサイタル~詩人~

2023-10-18 07:53:41 | 吉永小百合

(VICTOR 1966年)
<下記の文はジャケット裏の解説をそのまま抜粋したものです。>
このレコードは昭和41年3月26~27日の2日間にわたって東京新宿厚生年金会館大ホールで開かれた吉永小百合のリサイタルを実況録音によって収録しLPとしてまとめたものです。リサイタルは3時間を越えるワンマンステージでしたが、時間の都合でこのレコードは、その中から時に皆様に聴いていただきたい、また、いままでレコード化されていないものを中心に選びました。「詩人」はリサイタルのために準備した新作で吉永小百合が歌って踊って詩を朗読する音楽詩の形をとっています。この詩は佐伯孝夫氏が昭和10年に出版された「青春詩集」の中から吉永小百合が選んだ8篇から構成しました。

<A>詩人
春の微風が通る
五月のまひる
綿雲と向日葵(朗読)
ポプラの踊子
胸の内
鷗(朗読)
雲の夜がたり
春を待ちつつ

<B>ヒットパレード
○寒い朝~夢みるみなと
○ねむの木の子もり歌
○ピアノ独奏
子供のためのピアノ曲集より
1.古いフランスの歌
2.ポルカ

吉永小百合さんの歌と合間に入る語り、朗読もありファンなら知っている魅力にあふれたA面がお薦めだけど、一聴しただけでは判らないことも有るので何度も聴きましょう。B面のピアノ独奏2曲は3時間のリサイタルなので1時間弱程のボリュームがあったはず、今流行りの音源完全復刻なので本人のおしゃべりも含めて全て聴いてみたいです。

吉永小百合 おばあちゃん/可愛い妹達のために

2023-10-06 07:47:10 | 吉永小百合


(VICTOR 1965年)

第一面 
1.おばあちゃん

第二面
1.妹よお姉さんと
2.エリーゼのために
3.待ちぼうけ
4.ブラームスの子守唄
5.おにぎりを食べた雪だるまさん

表ジャケット写真に第二十回芸術祭参加作品とあり赤字タイトルが対象曲、商売っ気が有るのか無いのか、よく発売しました。(それだけ吉永小百合さんの人気が凄かったのでしょう)
青字タイトル曲は後に発売される子供向け作品の予告?タイトル "おにぎりを食べた雪だるまさん" ですよ!倍賞千恵子さんの童謡シリーズも魅力的でしたが吉永小百合さんの童謡も別な魅力あります。

吉永小百合/小百合ちゃんの夢のピアノアルバム

2023-09-01 07:47:47 | 吉永小百合
タイトルが「小百合ちゃんの夢のピアノアルバム」今なら有り得ない「ちゃん」付のタイトル、これぞ昭和の良き時代です。
曲間に吉永小百合さんの語りが入っているのですが、今では聴く事がない言葉遣いが懐かしく魅力的。モーツアルトの子守歌では歌いB面では朗読も有り盛りだくさんの一枚です。
ピアノ演奏は如何か?そんな低俗の話題は止めましょう。「ファンなら黙って聞け!」の一枚です。

ベーシスト Charles Mingus に何故かピアノソロのレコードが有り不思議な魅力があるのですが、本盤も同じです。


(VICTOR 1965年)

第一面
1.エリーゼの為に(作曲:ベートーベン)
2.タランテラ(作曲:ブルク・ミューラー)
3.モーツアルトの子守歌(作曲:モーツアルト)
4.即興曲(作曲:シューベルト)

第二面
1.悲愴第三楽章(作曲:ベートーベン)
2.修道尼モニカ(作曲:クープラン)
3.セレナーデ(作曲:ハイドン)
4.円舞曲嬰ハ短調作品64の2(作曲:ショパン)
5.花嫁人形(作詞:蕗谷虹児、作曲:杉山長谷夫)