7月20日(火)の新潟日報「おとなプラス」に、新潟市西蒲区の「峰乃白梅酒造」の記事が3ページにわたり特集されていました。これは「おとなプラス」の人気連載「にいがた酒紀行」の34回目の特集記事です。
この「峰乃白梅酒造」、かつては「福井酒造」という名称だったそうですが、T社長曰く「あまり特徴のない酒」だったのだそうです。4年前に酒問屋を定年退職して製造の世界に初めて入ったT社長の最初の仕事は、杜氏を探すことでした。しかし、会社員時代のつてを頼って探してみたものの適任者は見つからず、ハローワークの求人を出してみたところ「とんでもない人」が応募してきたのだそうです。
その「とんでもない人」である杜氏のI氏(48歳)が作った酒が、峰乃白梅を淡麗辛口から芳醇旨口へと変え、蔵は新たな出発をすることになります。そして峰乃白梅酒造は、現在もI氏を中心に新たな酒造りの挑戦を続けているというのです。
さて、記事の詳細は省略しますが、福島県の酒蔵で酒造りをしていたI氏が「なぜ新潟に来たのか?」ということなんですが、これがすごい。理由のひとつは「日本酒の一大ブームを作った新潟で(人生)最後の酒造りに挑戦したい」ということだったそうですが、もうひとつの理由は、なんとアルビレックスだったというのですよ。
いやぁ~嬉しいですね。芳醇旨口「峰乃白梅」誕生の陰には、「アルビレックス新潟あり!」ってことだったわけですよ。こうなるとボクなんか、「こりゃぁ『峰乃白梅』を飲んでみなきゃな」って思いますし、ぜひ「峰乃白梅酒造」さんからはアルビのパートナー企業になっていただき、関連商品を売り出していただきたいと願っています。芳醇旨口純米酒「軍神・歩部瑠」なんて、いかがでしょう?
さぁ営業部のノザ!仕事だよ!出番だよ!アルビマグロ(山崎食品)、アルビキムチ(越後薬草)に次ぐヒット商品を、峰乃白梅酒造さんから生み出すのだ!ボクは絶対に買いますよ!
ほほぅ!さすがしっかりチェックしていらっしゃる!「おとプラ」、なかなかの紙面の充実ぶりに、ボクは毎日楽しみにしています。
>toorumoさん
フルーティーなワインのような味。この言葉には惹かれますねぇ。早速、購入したいと思います。芳醇旨口の酒は『菱湖』(りょうこ)という銘柄なんですね。
>夢幻14さん
そうそう。「おとプラ」の記事にも「米百俵の三根山藩の行」が記載されていました。川口市でも買えるってことは、全国展開しているんですね。県内出身の方が、現在の居住地で新潟のお酒を嗜み、アルビを応援する。この輪を広げたいですね。
峰の白梅酒造さんというと長岡藩との関わりのある米百俵の三根山藩のところです。
昔の福井酒造の創業は三根山藩の頃からですから新潟市で一番古い酒蔵さんのはずです…
4年より前に後継者がいないので横浜のほうの酒問屋さんから後継の方が来たという話を聞いたことがあります。
また、峰の白梅が出る前は福井というお酒を出していたということも聞いたことがあります。
昨年くらいから埼玉の川口市の酒屋さんにも出荷してくれているので近所に住んでいる自分も買いにいくことができます。
アルビレックス新潟がらみの日本酒を出すのは簡単でないかもしれませんが出たら買いたいです。
フルーティーなワインのような味で私のお気に入りでした。
巻駅近くの酒屋さんでも売っているのを知り、何度も買いに行きました。
※私の実家は酒の小売店だったのですが、親父は下戸…。5年前に亡くなったのですが、市役所の方が来て「固定資産税8年間未納でして…」にはビビりましたねぇ。(関係ない話でスイマセン)