週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

長崎すごいな!

2019年05月16日 | アルビレックス新潟

先日のVファーレン長崎とのゲームをDAZNで見ていたときに、ビックリしたことがあります。それは、長崎のユニフォームの背中に「unicef(ユニセフ)」の文字を見つけたことです。高田社長の「ジャパネット」や、長崎ちゃんぽんの「リンガーハット」がユニフォームスポンサーになっていたのは知ってたけど、「unicef(ユニセフ)」ですよ「unicef」「unicef」っていうのは、「国際連合児童基金」であります。国際連合ですよ。「ジャパネット」や「リンガーハット」とは違います。もちろん「亀田製菓」や「コメリ」ともね。

最初ボクはこの「unicef」の文字を見たときに、不遜にも「え~?ユニセフがVファーレン長崎にお金を出してるの?それっておかしいんじゃない?」「ボク、今後はユニセフの募金には協力しないぞ」なんて思っちゃいました。恥ずかしい限りです。あとで調べてみたら、V長崎の素晴らしい取組とチーム(会社)経営理念がよくわかりました。

サッカーを通して、長崎から平和の想いを発信し続ける」という目的の下で、Vファーレン長崎はユニセフロゴを無償で掲出し、夢と平和につながる取り組みを推進しているのです。ユニフォーム(背中上部)、ホーム戦のスタジアム、ゴール裏LED看板、ピッチ看板、バナーなどの他、ビジョンにて活動を紹介するビデオ放映などもしているのです。そしてジャパネットとともに、世界の子どもたちへ教育やスポーツを通して支援を届けるために、2018年より3年間でユニセフに1億円の寄付を目指す取組を推進しているのです。いやぁ!素晴らしい!

自分の無知を恥じるとともに、長崎というチームの経営ビジョンにいたく感激したしだいです。広島とともに原爆の投下地として莫大な被害を受けた被災地である長崎。この長崎を地元とするプロサッカーチームが、このような取組をしていることに、大きな敬意を表します。すばらしい!長崎!高田社長!感動ですよ!

原爆と言えば、第二次世界大戦の終盤の広島や長崎に原爆が投下される前に、長岡市に模擬原子爆弾が投下された事実を皆さんはご存知ですか?

映画「この空の花~長岡花火物語~」でも紹介されていましたが、長岡市の左近という信濃川のすぐ近くの場所に、長崎に投下された原子爆弾と同型(パンプキン型)の模擬原子爆弾が、米軍の投下訓練として投下されました。実はこの場所、ボクの仕事先のすぐ近くです。先日の昼休みに記念碑を撮影してきました。

実はこのような模擬原子爆弾は、全国で30都市に50発ほどが投下され、新潟県内にも長岡市の他に、柏崎市や阿賀町(旧・鹿瀬町)に投下されているのです。こういう歴史上の事実も、ボクらは後世に伝えていかなければなりませんね。現役の国会議員が北方領土問題に関して、「戦争で解決…云々…」などと発言するようなレベルでは困ってしまいます。

コメント
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