夜明けの曳航

銀行総合職一期生、外交官配偶者等を経て大学の法学教員(ニューヨーク州弁護士でもある)に。古都の暮らしをエンジョイ中。

もっとも困るタイプ

2005年05月15日 | profession
読者の皆さんはとうにお気づきのように、私は「温厚で誰とでもうまくやっていける人」(夫はこのタイプ)というのとは、180度違う人間である。
夫からも「無駄に敵を作りすぎる」といわれる。損ばかりしている。

だから、「理不尽なことをしている、黙ってられない」と思う人間はたくさんいる(向こうから私を苦手と思う人はもっといるだろうが)が、こそこそ悪口をいうのは嫌なので、面と向かって批判するようにしている。
まったく見知らぬ人のタバコのポイ捨ても注意して殴られたりしている。

弱いものいじめは嫌なので、弱い人にはあまりいわないようにしている(こちらが指導義務を負っている相手は別)が、相手の立場が強ければ強いほどきちんと批判する。相手が上司でもそうなので、「お前みたいなやつとはやっていけないので退職しろ」とその上司に言われたことも何度もある。(上司が自分を批判した部下に批判されたその場で「辞めろ」というのはパワハラではないか)

ほとんどの人は、私が指摘したことが本当だとすれば問題だということを認めたうえで、しらばっくれたり、反論したり、謝ったり、隠蔽工作したり、卑劣な仕返しをしたり(先日も手の込んだ方法でやられた。あまりの低俗さ・やり方の姑息さにびっくりした。こんなことをして恥ずかしくないのだろうか。それとも、それほどなりふりかまわない状態になっているのか?私を陥れれば自分たちの側の問題が不問に付されるようになるとでも思っているのか、だとすれば救いようがない。この件は刑事民事双方の手続をするつもりである)する。

そんな私が一番困るのは、「恥を知らない人」。
上記のような被批判者の反応は、本当に困る悪質なもの・違法なものもあるし、それなりの措置をとろうと思っているしとっている最中のものもあるが、一応、「指摘されたことが本当なら問題」という前提での反応だ。

しかし、「たとえ指摘されたことが事実だとしてもそれが何か?So what?」という態度をとられると、それ以上こちらはどうしようもない。
恥を知らないっていうのは強いですね。無敵なんじゃないでしょうか?

そういう人が仕事上あまり関係ない人間ならそれほど深刻に悩みはしないのだが…。
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