男の隠れ家

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一国の宰相は孤独である

2007-09-18 18:15:19 | よもやま話
今日ご紹介したいのは「権力の病室・大平総理最後の14日間」です。
1980年5月、時の大平内閣は内閣不信任案が可決され総選挙に。
その冒頭の街頭演説で大平総理は倒れてしまう。
その激烈な死に至るまでの14日間を、当事の朝日新聞記者の国正氏が克明に記録した手記である。
その当時、学生として在京していた私は、その間の様子がマスコミで日々刻々と報道されていたことをなぜか鮮烈に記憶しているのです。
今、この本を読みながら、当時知りえなかった総理を取り巻く利権や大平総理の復帰にかける執念が伝わってくる一冊でした。
政権放棄した安倍総理も、人に言えないからだの不調や孤独感に潰されてしまったのでしょうか。