兼題は「鯉のぼり」

2012-05-23 | 日記
俳句の「石の会」には石巻在住の大先輩がいらっしゃいます。
東日本大震災でご自宅の1階部分を流されてしまいました。
ご本人が助かったことも奇跡に近いことでした。
あれから一年と数ヶ月が経ち、ご自宅を改築されたそうです。
改築祝いにご家族が揃い鯉のぼりを五月の空に泳がせ祝ったという
うれしいお話を聞くことができました。
一歩ずつ復興復旧がされています。
今月の兼題はその鯉のぼりにあやかって「鯉のぼり」でした。

TVニュースで青い鯉のぼりの話がありました。
震災でたくさんの小さな命が犠牲になりました。
どうぞ安らかに。
【みちのくの千の風うけ鯉のぼり】鈴蘭

同じくTVニュースで竜巻の被害をみて一句。
【鯉のぼり竜巻なんぞ予想せぬ】

5月5日は北海道にいました。
北海道の広い空を悠々と泳ぐ鯉のぼりをみて一句。
【ふるさとの空おおらかに鯉のぼり】鈴蘭

(北海道神宮)

自由句

父が逝って1年と数ヶ月が経ちました。
雪が解けるのを待って母が眠るお墓に納骨をしました。
【父と母並べて納む聖五月】鈴蘭

5月2日、待ちに待った北海道の桜の開花。
派手さはないけど蝦夷山桜の素朴さが美しい。
小高い山から点々と山桜の木。
【空広く蝦夷山桜点々と】鈴蘭


今月の句会は「奥の細道探訪草加日光編」と銘打って
1泊2日の吟行です。
楽しみ♪
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昭和!

2012-05-23 | 日記
断捨離(だんしゃり)という片付け術が話題になって久しい。
4月に引越す予定がちょっと延びていますが、引越しは決定事項。
少しずつその準備中で
勿体ないという気持ちと戦いながら片づけをしています。
その中にどうしても捨てられないものがこの積み木。


「そ」はそらまめ、「め」はめがね、
「ゆ」はゆのみ、「の」はのみ・・・
絵がなんとも懐かしい。
「の」が大工さんが使うノミだなんて・・
この積み木は夫が子供の時に使ったもので
わが子も使いました。
手垢で汚れているけど捨てる気になれないので
これは残しておくことにしました。

明日は燃えるゴミの日。
大きなゴミ袋6個になりました。
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