気ままにデジタル写真館

埼玉県杉戸町を本拠として主に野鳥、星座、花、昆虫等、季節に応じて気ままに写真を撮っています。

自分がゴルフで80を切るために必要なことを考える。

2019-09-23 23:55:19 | ゴルフ理論
2019.9.23(月)
最近、81、83と80台前半のスコアが良く出るようになった。そこで、これから何をすれば70台のスコアが出せるのか、考えてみたい。

ゴルフで80を切るためにすること

1.ドライバー
ドライバーは、1ラウンドで最高14回しか使わない。しかし、これがある程度飛ばないとスコアは作れない。自分の場合は、200ヤード以上飛ぶのは3~6回くらいだと思う。OBや1ペナを打たないように自分の球筋を考えて打つようにしたい。以前は、左に引っかけることが多かったので、最近フェアウェイ右を狙うようにしたら、左に引っかけることがあまりなくなった。これでスコアが少し良くなったように思う。さらに、ドライバーをしっかり飛ばせれば、ハーフであと3打減らせると思う。

2.ウッド
3W,5W,UTを使っている。3W(15度)は180~200ヤード、5W(19度)は170~180ヤード、UT(22度)は150~160ヤードを目安にしている。自分の場合、UTでの成功率はかなり高く、自信を持っている。3Wは難しいので、最初のうちは無理をせず、5Wを使うのが良いと思っている。

3.アイアン
5I~9Iを入れている。しかし、5Iはほとんど使っていない。6Iで145ヤード、7Iで130ヤード、8Iで120ヤード、9Iで110ヤードを目安にしている。時々ミスするので、精度を上げたい。特に8I、9Iはしっかり打ちたい。アイアンは、距離を出そうとせず、正確に距離を出すことが大事である。精度を上げれば、2~3打良くなると思う。

4.PW,AW,SW,RW
PW(45度)、AW(50度)、SW(55度)、RW(60度)を使っている。最近はハーフショットでしか使わない。PWで70ヤード、AWで60ヤード、SWで50ヤード、RWで40ヤードを目安にしている。80ヤードは9I、90ヤードは8I、100ヤードは7Iで打つようにしている。ハーフショットは、クラブをバックスイングで9時、フォローで3時の位置で止める。腰の回転で打つようにしている。かなり精度は高くなってきている。さらに小さい8時4時のスイングでは、それより10ヤード差し引くのが目安である。

5.バンカーショット
以前はバンカーショットが苦手だった。しかし、クラブを開いてしっかりエクスプロージョンすることで、簡単に出せるようになった。このことで、以前は90前後のスコアから大分スコアを縮めることができるようになってきた。バンカーショットでは、欲張らず、バンカーから出すだけを考えることである。このことで、ショートホールでもバンカーを気にせず、しっかりティーショットを打てるようになった。また、バンカーショットは、SWを基本とし、距離に応じてRW、AWなども使うようにしている。

6.アプローチ
グリーン周りは、8Iを主に使っている。9I、PWも時々使う。転がせるところは8Iが一番やさしいと思っている。しかし、なかなか距離感が合わないと思っている。PW、AW、SWも使うようにしたい。下りのグリーンを狙うときは、転がらないショットが打ちたい。こういうショットを自在に打てれば、3打位は良くなると思う。

7.パット
最近3パットをすることが少なくなった。スコアが90前後の時はパットが18から20だったが、最近は13~16回となって来た。まずは1mをしっかり入れること、次に2歩、3歩と距離を伸ばしていけば良いと思う。自分の基本は、普通に打って約15歩(10m)である。これを基本にして調整している。20歩以上のパットを打つことは稀だが、この辺も押さえておきたい。短いパットがが良く入るようになると、スコアが目に見えて良くなると思う。

8.リカバリーの考え方
まずはダボを叩かないゴルフを目指すこと。そのためには、リカバリーが重要である。自分もティーショットで失敗することがある。しかし、その後、距離を稼ごうと3W等を使うのはミスを誘発することだと思う。最初のうちは、5W、UTなど打ちやすいクラブで距離を稼ぎ、100ヤード以内からは必ずオンさせることが大事である。自分では、100ヤード以内はほぼオンできるようになってきた。

9.スコアの考え方
自分は、ハーフ9ホールを3ホールごとに分け、3ホールで3オーバーを基本としてきた。これからは、3ホールで2オーバーを目指したい。しかし、そう行かない時もあるので、いらだつことなく、プレーに集中することが大事だと思う。9ホールの中には山あり谷ありで、最初良くても終わってみるといつもと同じスコアということが良くある。失敗しても次に切り替えてプレーすることが大事である。

10.これから目指すこと
最近練習場にはほとんど行かないが、まずは練習場でドライバーをしっかり練習したい。次に8Iでアイアンを練習。SW、AWなどでの短いアプローチも練習したいと思う。

11.結論
コースに出ることが一番だが、やはり練習場で練習することは大切だと思う。自分の課題を決め、しっかり練習をしたい。自分の課題は、ドライバー、ウッド、アイアン、アプローチと全てだが、地道に練習することが基本だと思う。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マチュアゴルファーがゴルフのスコアアップに必要なこと。

2019-06-04 23:14:02 | ゴルフ理論
2019.6.1(土)
今日は、自分の経験を踏まえ、アマチュアゴルファーがスコアアップに必要なことを考えてみたい。自分は、練習場にはあまり行かないので、自分のできることを考えてスコアアップできることを考えてみようと思う。

1.スイングは、ハーフショットから始める。
ハーフ50を切れないゴルファーは、ほとんどハーフショットができていない。体の前の9時3時のスイングは、スイングの基本が全て詰まっているのである。まずは、SWで50ヤードを打ってみてほしい。バックスイングではクラブは真横にし、絶対に上に上げてはいけない。フェースの向きも変えない。このまま、振りおろし、3時の位置でフィニッシュする。これができるようになったらAWで60ヤード、PWで70ヤード、9Iで80ヤード、8Iで90ヤード、7Iで100ヤードを打てるようになる。ハーフショットの飛距離はフルショットの70%くらいである。これができるようになれば、ハーフ50は簡単に切れるようになると思う。

2.8時4時のショット
これも大事である。バックスイングでクラブを右膝より少し上まで上げ、フィニッシュで左膝より少し上の高さで止める。SWで40ヤード、AWで50ヤード、PWで60ヤードを打てるようになる。

3.家での素振りでハーフショットを身につける。
このような小さなスイングが基本だと思う。家で素振りするだけで基本が身に付き、これを少しづつ大きくしていくことでスイングが完成していくと思う。体の上下動を押さえ、正確にショットすることが大事である。

4.バンカーショットを身につける。
これもスコアアップに非常に重要だと思う。自分がハーフ90を切れずに悩んでいた時は、バンカーショットが苦手で、必ずハーフで3打、4打失敗していた。バンカーは、出すだけを考えるようにしたら、途端にスコアが良くなった。。中井学の言っているように、フェースを縦に開き、それに合わせてアドレスを取り直し、ボールの5~10cm手前をハーフショットでしっかり振り抜くのである。これでバンカーからの脱出は間違いなしである。ピンに寄せることは考えない方が良い。今までボールを直接打ったりして見たが、全て結果は良くなかった。バンカーでのエクスプロージョンは、必須である。グリーンまで遠い時は、SWからAW、PWに変えて打つことで飛距離を調整する。バンカーショットが上手くなると、アイアンショットも良くなる。バンカーを恐れず、ピンをデッドに狙えるようになる。

5.パットの距離感を磨く。
パットは、まずはロングパットの距離感を磨くことが大事である。パッティンググリーンで目標を定めず打ってみて、何歩かを測る。自分の場合は15歩、約10mである。上り、下りも打ってみる。上りでは12歩位、下りでは18歩位になる感じである。これを基本に歩測して距離を調整する。

6.ドライバーの使用は、必要最小限にとどめる。
フェアウェイが狭いコース、左右に林やバンカー、OBがあるコースは、OBやトラブルの危険がある。特にスタート時には気を付けたい。スタートからドライバーを振り回し、右にスライスして林の中、左に引っかけてOBを打ってしまうゴルファーを今までたくさん見てきた。調子が出る前からフルショットすることは無謀である。まずは、ボギーを考え、正確に刻むことがトラブルを避ける知恵である。5Wなどで打つと、方向性も良く、林のハザードを避けることができる。

7.ショートパットをしっかり打つ。
2歩ないし3歩位のパットは、スコアアップにすこぶる大事である。これが入らないことでスコアが崩れていく原因になる。家でもしっかり練習したい。

8.距離の長いミドルホールは、ボギーを取ることを考える。
距離の長いミドルホールは、ドライバーを使うよりも、刻んでしっかり3打でグリーンに乗せ、悪くてもボギーを狙うようにしたい。こういうホールは、グリーン周りにバンカーはあまりなく、アプローチで寄せることができることが多い。寄せてパーを取れることもある。

9.30ヤード以内でピンそば3歩以内に寄せる技術を磨く。
これは、自分がまだできていない領域だが、この範囲で寄せて1パットができればスコアアップは間違いなしである。

10.スイングは、スリークオーターで十分
スイングは、フルショットよりもスリークオーターないしそれ以下のショットで十分だと思う。アイアンでは、基本のスイングがあれば、それを基本にクラブを代えるだけで距離の調整はできる。

11.ダボ以上叩いた時の失敗の原因を突き止める。
ダボ以上叩いた時は、どのショットで失敗したか、スコアカードに記入しておく。これを反省材料にして、次の戦略を練るようにすることが大事である。

12.ダボを叩かないゴルフを目指す。
まずは、ダボを叩かないように戦略を練ることが基本である。これができれば、パーの分だけスコアが縮まり、30台も目前となる。

とりあえず、今考えていることを思いつくまま書いてみました。参考になれば幸いです。自分も、再び30台を出せるよう頑張るつもりです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマチュアゴルファーがゴルフで80を切るために必要なことは。

2017-01-28 22:27:31 | ゴルフ理論
2017.1.28(土)快晴
今日は、アマチュアゴルファーが80を切るために必要だと思うことを書いてみます。これから自分が目指すゴルフについて考えをまとめてみました。今年は普通に70台のスコアが出せるよう頑張るつもりです。


◎アマチュアゴルファーがゴルフで80を切るために必要なことは。

1.スイングについて
スイングでは、両腕を体の前に付けて腕は振らずに体を回してスイングすることが基本です。右ひじはトップでは体から離れますが、腕が腰の高さに降りてからインパクト後に腰の高さまで上がるまでは体に付けておくことが絶対条件だと思っています。
また、スイングで重要なのは上下動を抑えることです。そのためには右ひざの角度をアドレスからインパクトまで絶対に変えないことです。
ショットは曲がらない方が良いですが、あまり精度を求めるよりも自分の曲がりを考え、アドレスを調整し、失敗を避けるスイングをしたいと思います。

2.アプローチの精度を上げる。
アプローチとパットがスコアの決め手になります。グリーン周りから1パット圏内に寄せてパーを取る確率を上げるようにしたいと思います。アプローチは、なるべく易しくプレーしたいものです。自分は、8Iで殆どプレーしようと思っています。50ヤード以内は、練習で色々なクラブを打ってみましたが、8Iが一番やさしいと思っています。ショートホールでは、1オンを狙ってバンカーに入れるより花道から寄せた方がパーが取りやすいと思います。
また、アプローチショットの精度を高めていくことがスイングを良くすると思っています。上下動の少ないスイングができれば、バンカーでもクリーンにボールが打てるようになると思います。
アプローチショットの精度が高まれば、8Iだけでなく、SWその他のクラブも打てるようになると思います。
同じスイングで距離を打ち分けることもできます。自分は、ハーフショットは、SWで50ヤード、AWで60ヤード、PWで70ヤードと打ち分けています。これができるようになってからスコアが大分良くなったと思います。

3.パットの精度を上げる。
パットは一番スコアで大事です。アプローチで1パット圏内に寄せても、パットが入らなければ意味がありません。自分が今やっているのは、グリーンでカップを狙わずに打って約15歩、10mを基準にしています。これを基準にしてスイングを調整しています。せめて3歩以内は確実に入れたいと思います。また、攻めるだけでなく、下りのパットでは3パットしないよう距離をしっかり合わせるようにしています。気持ち良く狙ってしまうと3歩以上オーバーしてしまうことが多いです。
パットは、スイングにも大きな影響があります。パットが良くなると気分も乗り、ショットも良くなってくるものです。短いパットを外すと、その後のパットにも影響し、外してしまうことが多いです。短いパットでも慎重にプレーすることが大切です。

4.ドライバーばかり振らず、コースによって他のクラブを選択する。
自分がダボ以上叩いたところを振り返ってみると、左右に曲げて1ペナやOBを打ってしまったり、林に入ったり、FWバンカーにつかまったりしたことが原因だったりします。そういう危険を避けるため、フェアウェイが狭いときには3Wあるいは5W、時には5Iなどでティーショットすることもスコアメイクには大切です。

5.ダボを叩かないコースマネジメントをする。
バンカーの先にピンがあるときにピンを狙って打ってバンカーにつかまるより、グリーンに乗らなくても花道から寄せた方がパーが取やすいと思います。危険なコースを見極め、ボギーを目指すホールもあって良いと思います。

6.スコアの考え方
自分は、ハーフ9ホールを3つに分け、3ホールで2オーバーを基本と考えるようにしています。ショートとロングホールで4つパー、ミドルで2つパーを取れば、39のスコアになります。上手くいかないこともありますが、最後まであきらめないようにプレーすることが大切です。

7.スイングの精度を上げるためにはハーフスイングから始める。
ハーフスイングには、スイングの全てが入っています。ここを極めることがスイング上達の鍵になると思っています。今まで手打ちだった人もここから始めれば必ず体打ち、ヒップターンスイングができるようになると思っています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パッティングが上手くなるためにすること

2016-08-20 22:49:49 | ゴルフ理論
2016.8.20(土)
パッティングが上手くなるためにすること

最近、長いパットが以前よりも入るようになってきたので、自分で工夫してきたことをまとめてみます。

1.ボールに付いているラインをピンに向けてしっかり合わせること。
これは、やってみると意外に大事だということが分かります。これをしっかり合わせることで、目標がはっきりし、迷いなく打つことができます。これをすることでロングパットの入る確率が格段に上がると思います。

2.パターのラインをボールのラインに合わせ、頭を動かさずに真っ直ぐ打ち抜く。
打つ方向が決まったら、パターを芯でしっかり打ち抜きます。ボールの10cm先までしっかり頭を動かさずに打ち、決してカップを見ないようにします。カップインは耳で聞くようにします。これは結構難しいので、家で良く練習しています。自分で引っかけが多いか、押し出しが多いか、分析して真っ直ぐ打てるように練習します。

3.カップを必ずオーバーするように打つこと。
ライン取りをしたら、必ず入ると信じてカップを必ずオーバーするようにしっかり打ちます。ショートしては絶対に入りません。3パットは考えず、入ることを信じて打つようにします。

4.グリップの種類
・逆オーバーラッピンググリップは、左手の人差し指を右手にかぶせるもので、一般的なグリップです。デメリットは、右手首の動きが原因で出る押し出しや引っかけが出やすいことです。
・クロスハンドグリップは、左手を下にしたグリップです。メリットは、左腕主導で、右手の動きを抑えられる点です。デメリットは、肩のラインが狂いやすく、ターゲット設定がずれてしまうことです。
・クローグリップは、右手の指を伸ばし、親指と人差し指、中指でグリップを挟むように握ります。右手でグリップを左に押すような感じです。メリットは、ボールに向かってまっすぐ出すのに優れていること、右手首の動きが原因で出る押し出しや引っかけが出にくいこと、右手でしっかり押せること、しっかりフォローが出せ、右手をこねにくいことです。デメリットは、ロングパットの距離感がつかみにくいことです。
最終的に、自分で打ちやすいグリップを探すことが大事です。

5.自分のグリップについて
自分の場合は、逆オーバーラッピンググリップで、右手の人差し指をまっすぐ伸ばしています。クロスハンドグリップ、クローグリップも練習しています。自分の場合は、左に引っ掛けてしまうことが多いので、クローグリップを取り入れようかと検討中です。

6.パターの種類
・ピン型は、あらゆる打ち方に適した万人向けのモデルです。
・L字型は、アイアン感覚でストロークしやすく、フェースの開閉を使いやすいのが特徴です。
・マレット型は、ストローク中のフェースの開閉を抑制しやすい機能を持ちます。
・ネオマレット型は、マレット型の進化形です。マレット型よりも重心深度が深く、ヘッドの直進性が高いのが特徴です。左に引っかけてしまうタイプに向いています。
・Tバー型は、T字型をベースにした形状です。重心深度は見た目より浅く、操作性に優れています。オデッセイの「ツーボール」がその代表作です。
みぞおちの回転でストロークしたいタイプは、L字型、ピン型、Tバー型が適しています。
肩甲骨のスライドでストロークしたいタイプは、マレット型やネオマレット型が適しています。
自分は、マレット型を使っていますが、今のところ変えるつもりはありません。ネオマレット型に興味がありますが、ごつい感じが好きになれません。

7.パットの距離感
自分の場合は、何も目標なく打つと15歩(約10m)となります。これを基準に距離感を作っています。上り、下りでこれが3~5歩程ずれます。今後、30歩(20m)のパットをもっと練習しようと思います。このくらいの距離が合ってくれば3パットは激減です。ロングパットは練習するほど上達するものです。

8.ラインの決め方
ご存知とは思いますが、ボールの後ろからカップを見て直立してクラブを結び、下の手を離すと傾斜が分かります。ボールから見てカップが右にあればスライスライン、左にあればフックラインとなります。その方向にボールのラインをしっかり合わせて打ちます。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腕を振らないでスイングするには

2016-06-24 21:47:01 | ゴルフ理論
2016.6.24(金)
今日は、腕を振らないでスイングするには何をしたらよいのか、書いてみようと思います。色々な本やレッスンで手打ちではなく、体で打つことが勧められています。基本は、アドレスで作った腕の三角形をバックスイングからインパクトまで維持することです。アドレスで両ひじの内側は、上を向くようにします。
バックスイングで腰が45度、胸が90度回った時、体の前で作られた腕の三角形もちょうど90度右に回っています。それ以上回ることはありません。ダウンスイングで腰が左に振られ、肩が回転して腕の三角形も腰と45度の角度を保ちながら回って行きます。インパクトでは腰が左に45度回った所で胸が正面を向いてインパクトを迎えます。
このとき、腕が体と離れていると手打ちになりやすいと自分では思っています。ダウンスイングで腕が右横9時の所に来た時には、右ひじは体に付き、そこから体に付けたまま前傾角度を変えずに体を回転してインパクトを迎えます。イメージとしては、右ひじを体に付けて右の手の平でボールを打つようなイメージです。腕を体に付けていると飛ばないと思っている人もいると思いますが、これで十分だと思います。人間の本能として、腕が体と離れていると、どうしても腕で振ってしまうものです。体の軸と腕を同調させることでスイングが安定します。
スイングで守ることは、バックスイングでは腰を45度、肩90度回転させ、ダウンスイングでは腕を振ることなく、腰と肩の45度の回転差を維持したまま体の回転だけでインパクトすることです。スイングするときは、鳩尾を右、左に動かすことだけを考えてスイングします。あまり余計なことは考えない方が良いと思います。
このスイングをマスターするためには、ハーフスイングをしっかり練習します。9時から3時までの腰の回転中、右ひじを体に付けてスイングすることです。もちろん、左ひじはアドレスからインパクトまで体に付けたままスイングします。これを練習しておくと、アプローチにも使えます。自分はこのハーフショットのSWで50ヤード、AWで60ヤード、PWで70ヤードと、同じスイングで使い分けています。スイングを変える必要は全くありません。
腰の回転と体重移動は、アドレスの範囲内でします。バックスイングでは、肩の回転とともに自然に右に体重が移り、ダウンスイングでは、肩の回転とともに自然に左足に体重は移動します。動かすのは腰が一番先になります。腰の回転だけで体を回転させます。
バックスイングでは、アドレスで作った右足の角度を変えずに保ち、それをインパクトまで保つことが大切です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴルフスイングで一番大事なことは

2016-05-09 21:45:47 | ゴルフ理論
2016.5.9(月)曇りのち雨
今日は、ゴルフスイングで一番大事だと思うことを書いてみます。最近、ハーフで40回を良く出せるようになってきました。まだまだ不完全なところはありますが、ある程度見えてきたものもあると思うので、書いてみます。なお、詳しくは「私の考えるゴルフスイングの核心(再修正後)」をご覧ください。

1.グリップは軽く握る。
まずは、グリップです。軽く握るのですが、左手の中指から小指は割としっかり握ります。右手は中指と薬指を割としっかり握ります。大事なのは両手とも親指と人差し指に力を入れては駄目だということです。ここに力が入ると上半身に力が入り、スムーズなスイングができなくなります。このグリップでスイングの5割が決まると思います。軽く握ることで体の動きがスムーズになり、腰も自然に動かせるようになります。

2.アドレスで作った腕の形を崩さないでスイングする。
スイング中アドレスで作ったグリップと両腕でできた三角形を崩さないようにスイングします。アドレスの構えから直立してクラブを体の前にして90度右に体を回し、肩の高さにクラブを持って来た姿勢がトップの位置です。右ひじは下を向いています。右ひじは体の横までしか行きません。それより後ろに行っているのは手打ちの証拠です。両肘を軽く付けてスイングします。

3.バックスイングは体重を移動しながら始める。
バックスイングは、静から始めるのではなく、足踏みして軽く左右に体重を移動しながら右に体重が移動したときにバックスイングを始動するようにします。静止した状態からバックスイングを始めると手打ちになり易いと思います。

4.インパクトは考えず、フィニッシュを意識してスイングする。
多くの人がインパクトでスイングをやめてしまいますが、これは誤りです。正しいスイングをすれば自然にきれいなフィニッシュが取れるはずです。

5.腰の捻りだけでリズム良くスイングする。
グリップをゆるく握ることで力みを取り去り、腰の捻りだけで上半身を動かしてリズムよくスイングします。なお、前傾姿勢はしっかりキープすることも忘れずに行います。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私が考えるゴルフスイングの核心(再修正後)

2016-04-26 23:53:17 | ゴルフ理論
2016.4.26(火)晴れ
ゴルフスイングの核心について以前も書きましたが、また最近分かってきたことがあるので、追加してまとめてみました。大分まとまって来たと思っています。ゴルフスイングは、レッスンプロの高額のDVDを買っても、上手くなるとは思いません。私は、練習場で毎回自分のスイングを動画で撮影し、家でチェックして自分の悪い所を修正してきました。早く上手くなりたいならレッスンプロに教わるのが良いと思いますが、私は自分でできる所まで突き進んで行くつもりです。ネットの色々なレッスン動画も参考にしています。今までの最高スコアは79回で、最近80台前半が普通に出るようになってきました。スイングのミスを減らしていけば70台で回ることも夢ではないと最近思っています。

私が考える理想のスイングは、グリップを軽く握り、両脇を軽く体に付け、ワッグルしながら腰を捻ってバックスイングし、ダウンスイングでも腰のひねりでクラブをおろし、インパクトは意識せず、遠心力で流れるようにフィニッシュすることです。腕とクラブは体の前にある感じで、振る意識は持たないでスイングします。これは、中井学のヒップターンスイングを目指したものですが、他のレッスンプロの意見も参考にしています。

1.アドレスで両足の先を開く。
アドレスで両足の先を開くことで、腰の回転範囲を広げます。閉じると腰の回転が制限され、肩の回転も浅くなります。

2.体幹スイングで動かすのは腰だけ。
これが一番重要なところです。体幹スイングの始動は腰です。前傾して腰だけを動かすことでスイングします。前傾して腰を右、左と動かすだけでスイングします。腰の回転が速くなるほどヘッドスピードも上がります。

3.グリップはできるだけ弱く握る。
グリップは、左手は中指、薬指、小指の3本、右手は中指、薬指の2本はしっかり握りますが、両手とも親指、人出し指に力を入れてはいけません。時に右手の親指と人差し指は離しておいた方が良いくらいです。全体としてゆるく握ることで体の筋肉が柔軟になり、きれいなスイングになります。
※ グリップを弱く握ってスイングするのは、結構難しいです。まずはハーフスイングから初めて、徐々にスイングを大きくしていくことで軽く振ることができるようになります。
※右手はどうしても力が入りやすいので、右手の人差し指を伸ばして打つことを勧めます。こうすると、右手の力を抑えることができ、スムーズなスイングができるようになります。

4.腕は振らない。
まず、これが基本です。ほとんどの人が体と腕をバラバラに動かしています。腕は振らずに体幹を使い、腕は体に付けて振ります。腕は上げたり、下げたり一切しません。肩の回転でクラブは自然に動きます。
※ アドレスで作った右ひじの姿勢をトップでも維持することが大切です。トップで右ひじが開かずに下を向いていればOKです。腕はアドレスの位置から変わらず、肩と一緒に回転します。腰が45度、肩が90度回った時点で、腕は振らなくても90度右に回っています。この腰と肩の45度に差をインパクトまで維持します。

5.9時からインパクトまでの間、肘を体に付ける。
両脇を軽く体につける気持でも良いと思います。これは、体幹を使って打つために絶対必要なことだと思っています。バックスイングで9時の位置からトップまでの間、ヘッドの遠心力で右ひじは体から離れますが、ダウンスイングでは、再び肘を体に付け、体の回転でボールを打ちます。感覚としては、右の手のひらでボールを打つような感じです。スイングを作るときは、アドレスで右ひじを体に付け、9時から3時までのハーフスイングの素振りをします。そこから少しずつスイングを大きくしてフルスイングにします。右ひじを体に付けると、右肩が出ていくことがなくなり、アウトサイドインのスイングにならなくなります。いいことだらけなので、ぜひ試してください。50を切れない人は、この練習をすることで、すぐに40台のスコアが出せるようになると思います。


6.体の上下動をなくすため、右膝の角度をキープする。
体が上下動すると、フェースの芯がボールが当たりません。それを無くすため、アドレスからインパクトまで、右膝の角度をキープすることが大切です。右ひざは平行移動する感じです。
※インパクトでは右ひざの上で回転する感じで振るようにします。インパクト後、肩の回転で自然に左足に体重は移動します。

7.体重は、右の股関節から左の股関節の間で移動する。
バックスイングでは、肩の回転に伴い、右に体重が移って行きますが、右の股関節でしっかり受け止めてトップを作ります。そこからダウンスイングに移り、左膝を伸ばして回転していくことで左股関節に体重が移って行き、フィニッシュを迎えます。
※アドレスの右足の位置をバックスイングでは維持し、ダウンスイングでは、アドレスの位置に左足が戻ります。その範囲内で腰は動きます。

8.前傾角度をキープする。
アドレスで作った前傾角度は、インパクトまで維持します。ただし、フォロースルーではクラブに引っ張られて左に移行し、体は直立します。
前傾角度は、スイングの安定に絶対不可欠なものです。体の芯がぶれていては正確に打つことはできません。壁にお尻を付け、シャドースイングしてお尻を離れないように練習します。
※ 前傾角度が維持できているかチェックする方法として、クラブは持たずにアドレスの姿勢になり、腕を体の横に開き、体を捻って左手を右手に付け、また逆に右手を左手に付けてみると前傾角度を維持してスイングできているか良く分かります。

9.肩は水平に回すが、前傾しているので縦に動くよう意識する。
直立した状態では、クラブは肩に水平に回りますが、前傾して打つので縦に動くような感じです。アドレスの姿勢から体を直立させ、ヘッドを目の高さに上げて右に体を捻り、再度前傾するとトップの姿勢になります。
※ 横振りが基本ですが、バックスイングでグリップを後ろに引いてしまうとドライバーで右ひじが90度上がりません。縦を意識して斜めに振ると右ひじが90度上がります。腕で振り上げるのではなく、肩の回転で自然に上がるのが良いと思います。グリップは後ろに引かず、肩の回転で左肩が顎の下に入ことでグリップは右耳の後ろに縦に上がります。ドライバーは長いのでややフラットになりますが、短いクラブになれば自然に縦振りになり、右ひじも上がって行きます。あごの下に肩をしっかり入れることが大事です。

10.腰は45度、肩は90度回転する。
腰は左右に45度、肩は90度回すのが基本です。なお、フルスイングでは90度以上肩が回り、左ひじをしっかり後ろに回してフィニッシュします。

11.頭の位置はアドレスから動かさないこと。
頭が左右に動いていてはスイングの軸がぶれてしまいます。顔は回しますが、位置は動かさないようにします。
スイングの支点は、首の後ろです。ここを支点として頭は右、左へと動きます。
ボールは左目で見るようにします。左目が効き目の人は、トップでもボールを見続けられますが、右目が効き目の人は、見続けずにボールの後ろを見るようにして、ダウンスイングでボールに目を戻すようにします。

12.ダウンスイングでの腰の切り返しは、トップに行く前に行う。
腰を捻ると肩が回転してトップに行きますが、トップに行く前に腰を捻ってダウンスイングに移ります。このことで捻転差が大きくなり、飛距離もアップします。トップに行く前に腰を左に切ると、左腕が引っ張られる感覚が生じます。これが飛距離を伸ばす秘訣です。
※ これは、タイミングが結構難しいので、トップに行ってから切り返してもそれほど問題はないと思っています。

13.ダウンスイングでは、膝を伸ばして腰を左に動かす。
腰の体重移動は、なかなか難しいものです。骨盤を前傾して左に動かすことで骨盤は左に回転して行きます。ダウンスイングでは、左膝を伸ばし、骨盤を左に動かして行きます。これを身に付けるには、グラブ2本素振りが良いと思います。重いので腕で振ることはできません。自然に体で振るようになり、正しい腰の動きができるようになります。

14.スイングの始動は、静からではなく、動から行う。
これは、アドレスからスイングを始動する時は、静止した状態から動くと腕を振ってしまうので、軽くワッグルしながら左右に足踏みし、右足を着くと同時にバックスイングに入るようにします。このことで上半身をリラックスしてスイングに入ることができます。

15.スイングするときは、フィニッシュを意識する。
スイングするときに、ボールを打つことに集中するとフィニッシュがおろそかになってしまいます。しっかりフィニッシュをすることがスイングの安定につながります。
※ ボールを打ってスイングが終わりではありません。しっかりフィニッシュを取ることがスイングの安定に欠かせないのです。フィニッシュをおろそかにしてはいけません。なお、フィニッシュでは、クラブが肩の面と平行になります。縦になっては駄目です。

16.コック動作は自然に起こるので意識しない。
腕のコックは、バックスイングでクラブの重さにより自然に発生し、ダウンスイングでは遠心力により自然にヘッドが遅れてインパクトを迎えます。意識してコックを作ろうとしたり、タメを作る必要はありません。一般的には9時の段階でクラブが立ってコックは完成します。

17.リズム良く体の力を抜いてスイングする。
上半身の力を抜き、グリップを軽く握り、腰だけを動かしてリズム良く軽くスイングすることが大事です。「イーチニー」くらいの気持ちで軽く振りましょう。
※ 軽くスイングするには、息を吐きながらスイングすると良いようです。「ムー」と言いながらスイングするという動画もありました。しかし、これをやっても簡単には力は抜けません。練習あるのみかと思います。

18.ベタ足でスイングし、フィニッシュ時は左足に体重移動して右足は上がる。
アドレスからインパクトまでベタ足でスイングしますが、体の回転に伴い左足に体重が移り、自然に右足が上がり、フィニッシュになります。
※フィニッシュは、スイングの鏡と言って良いでしょう。スイングは、インパクトで終わりではなく、常にフィニッシュを意識してスイングするようにします。

19.ハーフショットで100ヤード以内の距離感を磨く。
ハーフショットは、フルショットの70%くらいの飛距離が出ます。私の場合、SWで50ヤード、AWで60ヤード、PWで75ヤード、9Iで90ヤード、8Iで100ヤードを目安としています。アプローチで積極的にハーフショットを使うようにしましょう。

20.練習するときは、三脚にデジカメを付けて撮影して自分のスイングをチェックする。
練習場でただボールを打つだけでは練習になりません。自分のスイングを客観的に見ることでチェックするようにしましょう。また、練習場では、コースでできないことを練習するようにします。アドレスの向き、ボールの位置などをいろいろ変え、どういう球筋になるか試してみましょう。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴルフクラブ別飛距離表について

2016-03-19 23:24:00 | ゴルフ理論
2016.3.19(土)
今までアイアンの番手別飛距離表は作っていたのですが、最近、ドライバー、3W、5W、UTを買い替えたので、全部のクラブの飛距離表を作ってみました。ロフト1度につき、3.75ヤードと3.5ヤードの表を作りました。これを見比べて飛距離に応じたクラブ選択をしています。今回、ヘッドスピードも表示しました。これを見ると、そんなに無理をしなくても飛距離は出るということが分かります。これを作って良かったと思うのは、ドライバー等で力む必要はないと分かったことです。軽く振っても200ヤードは飛ぶのです。自分では、90%の飛距離を標準としています。私の表はテーラーメイドのドライバー等とスピードブレイドアイアンの表です。皆さんも自分のクラブ別飛距離表を作り、自分がどのくらい打てているかの参考にすると良いと思います。この表のとおりに振れるはずなので、それができないということは、ちゃんと当たってないことになります。どこまで自分はできているのか、練習場で小さいスイングから確かめてみるのも良いと思います。
なお、ブログにエクセルの表などを載せる場合には、エクセル等の表を範囲指定してペイントに貼り付け、それを写真としてjpegで保存し、必要なところをトリミングして写真としてブログに貼り付けるのが簡単です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私が考えるゴルフスイングの核心(修正後)

2016-03-16 23:40:08 | ゴルフ理論
2016.3.16(水)曇り
ゴルフスイングの核心について以前書きましたが、最近分かってきたことがあるので、追加してまとめてみました。大分まとまって来たと思っています。ゴルフスイングは、レッスンプロの高額のDVDを買っても、上手くなるとは思いません。素振りや練習の中で自分のスイングを見つめ、悪い所を少しずつ減らしていきましょう。

1.アドレスで両足の先を開く。
アドレスで両足の先を開くことで、腰の回転範囲を広げます。閉じると腰の回転が制限され、肩の回転も浅くなります。

2.体幹スイングで動かすのは腰だけ。
これが一番重要なところです。体幹スイングの始動は腰です。前傾して腰だけを動かすことでスイングします。前傾して腰を右、左と動かすだけでスイングします。腰の回転が速くなるほどヘッドスピードも上がります。

3.グリップはできるだけ弱く握る。
グリップは、左手は中指、薬指、小指の3本、右手は中指、薬指の2本はしっかり握りますが、両手とも親指、人出し指に力を入れてはいけません。時に右手の親指と人差し指は離しておいた方が良いくらいです。全体としてゆるく握ることで体の筋肉が柔軟になり、きれいなスイングになります。

4.腕は振らない。
まず、これが基本です。ほとんどの人が体と腕をバラバラに動かしています。腕は振らずに体幹を使い、腕は体に付けて振ります。

5.9時からインパクトまでの間、肘を体に付ける。
これは、体幹を使って打つために絶対必要なことです。バックスイングで9時の位置からトップまでの間、ヘッドの遠心力で右ひじは体から離れますが、ダウンスイングでは、再び肘を体に付け、体の回転でボールを打ちます。感覚としては、右の手のひらでボールを打つような感じです。スイングを作るときは、アドレスで右ひじを体に付け、9時から3時までのハーフスイングの素振りをします。そこから少しずつスイングを大きくしてフルスイングにします。右ひじを体に付けると、右肩が出ていくことがなくなり、アウトサイドインのスイングにならなくなります。いいことだらけなので、ぜひ試してください。50を切れない人は、この練習をすることで、すぐに40台のスコアが出せるようになると思います。

6.体の上下動をなくすため、右膝の角度をキープする。
体が上下動すると、フェースの芯がボールが当たりません。それを無くすため、アドレスからインパクトまで、右膝の角度をキープすることが大切です。右ひざは平行移動する感じです。

7.体重は、右の股関節から左の股関節の間で移動する。
バックスイングでは、肩の回転に伴い、右に体重が移って行きますが、右の股関節でしっかり受け止めてトップを作ります。そこからダウンスイングに移り、左膝を伸ばして回転していくことで左股関節に体重が移って行き、フィニッシュを迎えます。

8.前傾角度をキープする。
アドレスで作った前傾角度は、インパクトまで維持します。ただし、フォロースルーではクラブに引っ張られて左に移行し、体は直立します。
前傾角度は、スイングの安定に絶対不可欠なものです。体の芯がぶれていては正確に打つことはできません。壁にお尻を付け、シャドースイングしてお尻を離れないように練習します。

9.肩は水平に回すが、前傾しているので縦に動くよう意識する。
直立した状態では、クラブは肩に水平に回りますが、前傾して打つので縦に動くような感じです。

10.腰は45度、肩は90度回転する。
腰は左右に45度、肩は90度回すのが基本です。なお、フルスイングでは90度以上肩が回り、左ひじをしっかり後ろに回してフィニッシュしましょう。

11.頭の位置はアドレスから動かさないこと。
頭が左右に動いていてはスイングの軸がぶれてしまいます。顔は回しますが、位置は動かさないようにしましょう。
スイングの支点は、首の後ろです。ここを支点として頭は右、左へと動きます。
ボールは左目で見るようにします。左目が効き目の人は、トップでもボールを見続けられますが、右目が効き目の人は、見続けずにボールの後ろを見るようにして、ダウンスイングでボールに目を戻すようにします。

12.ダウンスイングでの腰の切り返しは、トップに行く前に行う。
腰を捻ると肩が回転してトップに行きますが、トップに行く前に腰を捻ってダウンスイングに移ります。このことで捻転差が大きくなり、飛距離もアップします。トップに行く前に腰を左に切ると、左腕が引っ張られる感覚が生じます。これが飛距離を伸ばす秘訣です。

13.ダウンスイングでは、膝を伸ばして腰を左に動かす。
腰の体重移動は、なかなか難しいものです。骨盤を前傾して左に動かすことで骨盤は左に回転して行きます。ダウンスイングでは、左膝を伸ばし、骨盤を左に動かして行きましょう。これを身に付けるには、グラブ2本素振りが良いと思います。重いので腕で振ることはできません。自然に体で振るようになり、正しい腰の動きができるようになります。

14.スイングの始動は、静からではなく、動から行う。
これは、アドレスからスイングを始動する時は、静止した状態から動くと腕を振ってしまうので、軽くワッグルしながら左右に足踏みし、右足を着くと同時にバックスイングに入るようにします。このことで上半身をリラックスしてスイングに入ることができます。

15.スイングするときは、フィニッシュを意識する。
スイングするときに、ボールを打つことに集中するとフィニッシュがおろそかになってしまいます。しっかりフィニッシュをすることがスイングの安定につながります。

16.コック動作は自然に起こるので意識しない。
腕のコックは、バックスイングでクラブの重さにより自然に発生し、ダウンスイングでは遠心力により自然にヘッドが遅れてインパクトを迎えます。意識してコックを作ろうとしたり、タメを作る必要はありません。一般的には9時の段階でクラブが立ってコックは完成します。

17.リズム良く体の力を抜いてスイングする。
上半身の力を抜き、グリップを軽く握り、腰だけを動かしてリズム良く軽くスイングすることが大事です。「イーチニー」くらいの気持ちで軽く振りましょう。

18.ハーフショットで100ヤード以内の距離感を磨く。
ハーフショットは、フルショットの70%くらいの飛距離が出ます。私の場合、SWで50ヤード、AWで60ヤード、PWで75ヤード、9Iで90ヤード、8Iで100ヤードを目安としています。アプローチで積極的にハーフショットを使うようにしましょう。

19.練習するときは、三脚にデジカメを付けて撮影して自分のスイングをチェックする。
練習場でただボールを打つだけでは練習になりません。自分のスイングを客観的に見ることでチェックするようにしましょう。また、練習場では、コースでできないことを練習するようにします。アドレスの向き、ボールの位置などをいろいろ変え、どういう球筋になるか試してみましょう。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴルフの上達に必要なことは。

2016-02-27 23:13:25 | ゴルフ理論
2016.2.27(土)
最近、スイングが安定してきて80台を普通に出せるようになったので、シングルを目指すゴルフスイングについて書いてみようと思います。
私は、20代後半にゴルフを始め、一時夢中になりましたが、仕事も忙しくなり30代後半でゴルフには行かなくなりました。その後60歳で定年になり、趣味は鳥の撮影でしたが、友人の勧めでゴルフを復活しました。クラブもフルセットが安く売っていたので、全部取り替えて再スタートしました。4年目には上達を目指してクラブを全部買い替えました。スコアは、1年目は平均102でしたが、2年目は98、3年目は95、4年目は94と推移し、5年目に突入して今の所平均90となっています。最高スコアも昨年79を出しました。今年に入って9回目で80台は5回となります。今年の最高スコアは84回です。ハーフでは38を出しました。最近安定してきたのはドライバーだと思います。1ペナやOBはほとんどなくなりました。飛距離は180ヤードから240ヤード、平均200ヤード位だと思います。アイアンは、9Iで115ヤード、8Iで130ヤード、7Iで143ヤード、6Iで155ヤード、5Iで167ヤード、4Iで176ヤードを目安にしています。これはスリークオーターのスイングの飛距離です。この飛距離を基準にして10%毎の距離を計算して表にして持ち歩いています。
アプローチでは、ハーフショットを使いますが、SWで51ヤード、AWで64ヤード、PWで76ヤード、9Iで89ヤード、8Iで101ヤードという計算になり、活用しています。ハーフショットはフルショットの70%といいますが、アイアンのスリークォーターショットを基準にすると約78%、約8割となります。意外と飛ぶということです。これを知っていれば、力任せに大振りをせず、大き目のクラブで小さく振ることも同じ距離を出す選択肢になります。同じスイングでクラブを変えるだけで距離を打ち分けることができます。ロングアイアンのハーフショットを選択肢に加えてみましょう。ゴルフが変わってきます。私の計算では、7Iで111ヤード、6Iで121ヤード、5Iで130ヤード、4Iで137ヤード打てる計算です。腰から腰のハーフスイングでこの飛距離をカバーできるということです。
ところで、スイングが安定してきた要因は何かというと、体の前のハーフスイングの間、右ひじを体に付けてスイングすることです。私は、中井学の「ヒップターンスイング」が良いと思い、練習を続けてきましたが、なかなか結果が出てきませんでした。色々ゴルフのDVDや動画を見ました。「中井学の5分で分かるドライバー講座」、「中井学のフラれるゴルフ」、「中井学の超ゴルフ学」(全6巻)、「中井学 ゴルフに腕は使わない」、「石渡俊彦のスコアアップクリニック」、「石渡俊彦のゴルフ「復活」ジム」、金井清一の「中高年のためのゴルフが生きがい」、「江連忠の出直しゴルフレッスン」、「ケンゴ本田のゴルフアカデミー」、「横田英治の5分で分かるドライバー講座」などです。
自分のスイングは、中井学のヒップターンンスイングを基本にしていますが、中々結果が出ませんでした。いろいろ動画を見た中で、一番役に立ったのが「横田英治の5分で分かるドライバー講座」第7回でのインパクト時の意識でした。これでインパクトの瞬間は左足体重、頭は構えた時と同じ位置、右ひじが体にくっついた状態でという3ポイントが指摘されていました。アドレスから右ひじを意識して体に付け、トップでは体から離れますがダウンスイングでは右ひじを体に付けてスイングすると、途端に方向が安定してきました。これは良いと思い、その後このスイングを習得するため練習をしてきています。
右ひじを体に付けると、まず良くなることがあります。それは、右肩が前に出なくなり、アウトサイドインの軌道で振ることがなくなることです。これは、スライスで悩んでいるアマチュアゴルファーは是非取り入れて欲しいポイントです。
スイングの基本、本質はハーフスイングにあります。体の前のハーフスイング中、右ひじを体に付けて体の回転でクラブを振るのです。絶対に腕を振ってはいけません。
それと、スイングで一番重要なのは上半身の前傾姿勢の維持です。骨盤を前傾して頭を動かさずに体を回転するのです。腰の回転が動力になります。腕は右肘を体に付けていれば勝手についていきます。
前傾姿勢を維持するのには両膝の動きも大切です。バックスイングでは右ひざの角度を変えず、右股関節で体重を受け止め、ダウンスイングでは右足を蹴るようにして沈み込まずに左膝を伸ばして左足に体重を移動し、インパクトを迎えます。インパクト後は、体を回してフィニッシュをきちんと取ることがスイングの要です。おろそかにしてはいけません。
それと、スイングのリズムも大切です。「イーチニー」位のゆったりした気持ちですべてのスイングをするようにします。ロングアイアンになるほどこの気持ちで振りましょう。早打ちは百害あって一利なしです。
コースでは、一度失敗したクラブを2度使うことはやめましょう。ドライバーで失敗した後、フェアウェイで距離を稼ごうと3Wなどの長いクラブを振り回し失敗してはいませんか。こういう人は100も切れません。自分が確実に打てるクラブ選択から始めましょう。自分のできることを知ることが上達の近道です。
ゴルフ練習場では、必ず三脚にデジカメを付けて自分のスイングを撮影することをお勧めします。通常は後ろから撮影しますが、前席が空いているときは正面からも撮影します。これが自分のスイングをチェックする最善の方法だと信じています。周りの目を気のすることはありません。プロに教わらなくても自分で分かります。自分の目を信じましょう。
色々思いつくまま、勝手なことを書きましたが、私はこうして上達してきました。まだ目指すところは遠いのですが、ゴルフの上達に悩んでいる人たちの参考になれば幸いです。ネットでは、高額なゴルフレッスンのDVDがやたら紹介されていますが、こういうものには一切手を付けず、自分のゴルフを磨いてください。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴルフスコアのまとめ方について

2016-02-07 22:24:59 | ゴルフ理論
今日は、ゴルフのスコアをまとめ方について自分なりに考えていることを書いてみます。

1.苦手なクラブは使わない。刻むのは恥ずかしいことではない。
距離を稼ごうとして長いクラブを振ったりせず、自分の得意なクラブで確実に攻める方がスコアアップにつながります。ドライバーをいつも振るのではなく、狭いコースでは方向性を重視し、5Wなどを使うようにします。また、ドライバーで失敗した後、距離を挽回しようとすぐにウッドを使うのは禁物です。自分の得意なUTや5Iなどを打って行けば、まだボギーも取れます。

2.失敗したら同じクラブは使わない。
失敗した後、同じクラブを使うとまた失敗してしまうことがあります。こういうときは無理をせず、失敗の少ないクラブに変えて打つようにします。

3.長いミドルホールは、ボギーで良いと考える。
長いミドルを無理して攻めるより、3打でオンさせ、ボギーを狙うことでスコアがまとまると思います。例えばドライバーで打つと180ヤード前後にバンカーがいくつもあるようなミドルコースの場合、バンカーに入れるよりもアイアンなどで手前に刻み、3打目を打ちやすい所に打つようにすることで、スコアをまとめやすくなります。こういうホールはいくつもないので、ボギーで良いと考えるようにします。

4.バンカーなどに行かないよう、花道を狙って行く。
ミドルコースの2打目で右にバンカーがある場合、真っ直ぐ狙ったが、スライスでバンカーに入ってしまうことがあります。こういう時は、グリーン左の花道を狙い、絶対にバンカーに行かないようなショットを打つようにします。ショートしても寄せやすいアプローチが残ります。

5.アプローチは状況に応じて確実なクラブを使う。
アプローチでは、コースの芝の状態によりクラブ選択が大切になります。冬場では芝が枯れているため地面と近いので、ウェッジなどではダフるとシャンクしたり大失敗になります。そこで8Iや9Iなどのクラブで払うように打てば、大きな失敗はなくなります。グリーン近くでは、8Iをソールを浮かせてパターのように打つのも良いと思います。8Iのハーフショットで100ヤードくらいまでは打てます。

6.パターは自分の距離感を磨く。
パターは、自分の得意な距離感を作ると良いと思います。自分は、練習グリーンで目標を定めずに打つと大体15歩、約10mとなります。これを上り、下り、スライス、フックのラインで方向、距離の違いを見るようにします。次に、もっと長い30歩位の距離も練習します。20歩以上になると3パットの危険性が出てきます。3パットをなくすよう、ロングパットの距離感を磨くようにしましょう。

7.自分の球筋を考えてコースの安全な方向に打つ。
OBなどの危険な方向に打たないよう、自分の球筋を考えて安全な方に打つことでスコアはまとまってきます。右がOBの場合は左方向に打ち、絶対にOB方向には行かないようにします。

8.バンカーは、出すことだけを考える。
ガードバンカーにつかまってしまった場合、寄せようとするとバンカーから脱出することができず、何回も打ってしまうことがあります。余計なことは考えず、しっかりエクスプロージョンして脱出することだけ考えるようにしましょう。思いきりが大切です。

9.ボールは基本的にそのまま打つ。
ローカルルールでボールを動かして良いという場合でも、そのまま打つことが上達につながります。難しい状況を楽しんでプレーするようにしましょう。

10.フルショットよりも8分目の力で余裕を持ってプレーする。
クラブを振り回すのではなく、余裕のあるクラブ選択で8分目の力でプレーすることでスコアもまとまってきます。

11.ショートホール、ロングホールはパープレーを目指す。
ショートホール、ロングホールは、パーが取りやすいので、パープレーを目指し、悪くてもボギーは取るようにします。ここで全部パーが取れるようになれば、30代のスコアも狙えるようになると思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私が考えるゴルフスイングの核心

2016-02-02 23:13:16 | ゴルフ理論
2016.2.2(火)快晴
ゴルフスイングについて、一番大事だと思うことを箇条書きで書いてみます。ゴルフスイングは、レッスンプロの高額のDVDを買っても、上手くなるとは思いません。素振りや練習の中で自分のスイングを見つめ、悪い所を少しずつ減らしていきましょう。

1.腕は振らない。
まず、これが基本です。ほとんどの人が体と腕をバラバラに動かしています。腕は振らずに体幹を使い、腕は体に付けて振ります。

2.9時からインパクトまでの間、肘を体に付ける。
これは、体幹を使って打つために絶対必要なことです。バックスイングで9時の位置からトップまでの間、ヘッドの遠心力で右ひじは体から離れますが、ダウンスイングでは、再び肘を体に付け、体の回転でボールを打ちます。感覚としては、右の手のひらでボールを打つような感じです。スイングを作るときは、アドレスで右ひじを体に付け、9時から3時までのハーフスイングの素振りをします。そこから少しずつスイングを大きくしてフルスイングにします。右ひじを体に付けると、右肩が出ていくことがなくなり、アウトサイドインのスイングにならなくなります。いいことだらけなので、ぜひ試してください。50を切れない人は、この練習をすることで、すぐに40台のスコアが出せるようになると思います。

3.体の上下動をなくすため、右膝の角度をキープする。
体が上下動すると、フェースの芯がボールが当たりません。それを無くすため、アドレスからインパクトまで、右膝の角度をキープすることが大切です。右ひざは平行移動する感じです。

4.体重は、右の股関節から左の股関節の間で移動する。
バックスイングでは、肩の回転に伴い、右に体重が移って行きますが、右の股関節でしっかり受け止めてトップを作ります。そこからダウンスイングに移り、左膝を伸ばして回転していくことで左股関節に体重が移って行き、フィニッシュを迎えます。

5.前傾角度をキープする。
これは、スイングの安定に絶対不可欠なものです。体の芯がぶれていては正確に打つことはできません。壁にお尻を付け、シャドースイングしてお尻を離れないように練習します。

6.肩は水平に回すが、前傾しているので縦に動くよう意識する。
直立した状態では、クラブは肩に水平に回りますが、前傾して打つので縦に動くような感じです。

7.腰は45度、肩は90度回転する。
腰は左右に45度、肩は90度回すのが基本です。なお、フルスイングでは90度以上肩が回り、左ひじをしっかり後ろに回してフィニッシュしましょう。

8.頭の位置はアドレスから動かさないこと。
頭が左右に動いていてはスイングの軸がぶれてしまいます。顔は回しますが、位置は動かさないようにしましょう。

9.ダウンスイングでは、膝を伸ばして腰を左に動かす。
腰の体重移動は、なかなか難しいものです。骨盤を前傾して左に動かすことで骨盤は左に回転して行きます。ダウンスイングでは、左膝を伸ばし、骨盤を左に動かして行きましょう。これを身に付けるには、グラブ2本素振りが良いと思います。重いので腕で振ることはできません。自然に体で振るようになり、正しい腰の動きができるようになります。


10.スイングの始動は、静からではなく、動から行う。
これは、アドレスからスイングを始動する時は、静止した状態から動くと腕を振ってしまうので、軽くワッグルしながら左右に足踏みし、右足を着くと同時にバックスイングに入るようにします。このことで上半身をリラックスしてスイングに入ることができます。

11.コック動作は自然に起こるので意識しない。
腕のコックは、バックスイングでクラブの重さにより自然に発生し、ダウンスイングでは遠心力により自然にヘッドが遅れてインパクトを迎えます。意識してコックを作ろうとしたり、タメを作る必要はありません。

12.ハーフショットで100ヤード以内の距離感を磨く。
ハーフショットは、フルショットの70%くらいの飛距離が出ます。私の場合、SWで50ヤード、AWで60ヤード、PWで75ヤード、9Iで90ヤード、8Iで100ヤードを目安としています。アプローチで積極的にハーフショットを使うようにしましょう。

13.練習するときは、三脚にデジカメを付けて撮影して自分のスイングをチェックする。
練習場でただボールを打つだけでは練習になりません。自分のスイングを客観的に見ることでチェックするようにしましょう。また、練習場では、コースでできないことを練習するようにします。アドレスの向き、ボールの位置などをいろいろ変え、どういう球筋になるか試してみましょう。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「横田英治の5分で分かるドライバー講座」のまとめ

2015-11-10 23:55:33 | ゴルフ理論
2015.11.10(火)
今日、「横田英治の5分で分かるドライバー講座」(全10回)をまとめてみました。結構参考になりました。今までスクエアスタンスでしたが、クローズドスタンスにすることで深い捻転ができ、スライスはほとんど出なくなりました。右ひじを体に付けることは以前からやっていました。これはとても大事なことだと思っています。自分の基本スイングは、中井学のヒップターンスイングですが、これも腕は振らずに体で振るので、同じようなことを言っているのだと思います。なお、今後、アイアンをクローズドスタンスで振ったらどうなのか、試してみようと思っています。

「横田英治の5分で分かるドライバー講座」のまとめ

1.飛距離アップのためのセットアップ
・ドライバーは「飛ばす」クラブではなく、「飛ぶ」クラブである。
・スイングとは、「揺れる」という意味である。
・飛距離アップのためには、常にクラブを「揺らす」という意識を持つ。
・ストロンググリップは、飛ばすために有効な握り方である。
・左右の手のひらの向きを合わせて握ることが重要である。
・立ち方は、強いボールを打つ時はクローズドスタンス、柔らかいボールを打つ時はオープンスタンスにする。
2.スライスを出にくくする。
・クローズドスタンスで「深い回転」と「左の壁」(左足1本で立てる)を意識する。
・クラブを両手で肩の後ろにかつぎ、右へ肩を回し、回転するドリルを練習する。
・右肘は常に緩めるようにする。右手を緩めることでクラブは右方向に向く。
・右手を緩めてクローズドスタンスで立つことにより、ボールポジションを1個分右寄りにする。
3.体幹を使って打つ。
・脇の締まりを意識する。
・脇が開いているとヘッドに体幹の動きが伝わりにくく、脇が締まっていると伝わりやすい。
4.ランを出す。
・スイング中グリッププレッシャーを変えないこと。
・どうしても力が抜けない人は、少し強めに握ってフィニッシュまで同じ力で握る。
・クラブは長く持ちすぎず、適正な位置でグリップする。
5.ウェイトシフト
・「リズム」、「バランス感覚」を高めるために、目をつぶって片足立ちする。
・左足を少し踏み込む意識でステップ素振りを2回行った後、その感覚が残っているうちに実際にボールを打ってみる。
6.フェースローテーション
・体の回転を止めないようにフェースをターンする。
・ボールの位置を調整して出玉のコントロールをする。
・左に置きすぎると引っかけになる。
7.インパクト時の意識
インパクトの瞬間、①体重は左足に、②頭は構えた時と同じ位置に、③右肘が体にくっついた状態となる。
・左足体重(右足はつま先立ち)でビハインドザボール、右肘を体につけてボールを打つドリルを練習する。
8.体幹を意識する。
・腹筋を手で触りながらスイングする。
・左手でクラブを握り、右手で腹筋を触りながら素振りする。
9.手を使わずまっすぐ飛ばす。
・手を使わないこと練習として、クロスハンドでボールを打ってみる。
・クロスハンドにすると右肘が自然に体にくっつくようになる。
・クロスハンドの練習では、体の正面でクラブを動かす意識でスイングする。
・グリップエンドが常に体を向くように振る。
・手の力を出さないことで体幹の力を引き出すことができる。
10.ヘッドスピードを上げる。
・クラブを逆に持ち、左手1本で素振りをし、次に両手で素振りをし、その後普通に持ち替えてボールを実際に打ってみる。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中井学のヒップターンスイングについて(再訂正)

2015-10-03 23:18:54 | ゴルフ理論
中井学のヒップターンスイングをずっと練習しています。最近横振りになってきてしまったので原因を考えたのですが、縦振りのように振ればレイドオフの位置にグリップが上がることが分かりました。ヒップターンスイングは腕は振らず、体を使って振るのでシンプルで良いと思います。

◎ヒップターンスイング練習法
 中井学のヒップターンスイングが一番良いと思い、練習してきました。今まで色々な人の本を読みました。スイング理論は色々あるので、自分に合うスイングを選べばよいと思います。

1.グリップ
・左手は、手で持たず、中指、薬指、小指で持ち、右手は中指、薬指で持ち、人差し指はシャフトに引っ掛けるだけにする。
・両手とも人差し指に力を入れない。人差し指に力を入れると上半身が固くなってしまう。
・グリップは、右手の親指と人差し指には力を入れない。
・グリップは、ストロンググリップにする。
※右手の親指と人差し指は、力が入ると手打ちになる。これを解消するには、しばらく右手の親指は軽く添え、人差し指は伸ばしてグリップする。

2.アドレス
・スタンスは肩幅に開き、クラブを握って頭上から静かに下ろすと、腕が胸の前で止まり、ヘッドが膝の高さで止まる。この動作で両肘は自然に締まる。
・次に股関節から上体を前傾させ、ヘッドを地面に近づけ、最後に両膝を軽く曲げてアドレスは完成する。
・両足を少し開き、下半身がぐらぐらしないようにしっかり立つ。
★グリップは、全てのクラブで左太ももの内側とする。
・手は、両肩から垂らすような感覚でよい。
・前傾角度は、手を伸ばし、指の先が膝頭にかすかに届く程度で、背筋を伸ばし胸を張る。
・スイングの軸は意識しない。軸を意識すると重心の平行移動が行えず、ヒップターンを実践できなくなる。
・両足の重心バランスは、5対5とする。
・ボールの位置は左足かかとの延長線上からスタンスの真ん中の間にする。
・スクエア・スタンスで構える。両足を少し開く。
★右足は、体重が後ろに行かないように直角にした方が良い。
・左腕、クラブは一直線にし、ハンドファーストに構える。
・ハンドファーストに構えるには、左足太ももの内側でグリップする。
3.基本スイング①~8・4スイング
・手を使わず、肩を回してクラブを振ることを習得する。
・SWを使い、手を動かさずにクラブを動かす練習をする。
・手首を伸ばしたまま使わず、肩を右に45度、左に45度動かして打つ。バックスイングで時計の8時、フォロースルーで4時を指す位置に収める。
・腕とクラブのY字が崩れないように肩を左右に回してボールを打つ。
・両肘は胸につけておき、打った後も離れてはいけない。
・SWで40~45ヤードを目標にする。アプローチの練習にもなる。
・手首を固定することが重要。
・まっすぐ立って両手でクラブを横に持ち、そのまま体を左右に回す。次に前傾して同じ動きをし、クラブを持って同じことをしてみる。
4.基本スイング②~9・3スイング=ハーフスイング
★スイングで最も重要な部分です。この範囲の動きを一定にすることがスイングの精度を高めます。ヒップターンスイングを習得するのに最適の方法です。
・スイングの目的は、腰を45度、肩を90度左右に回すとともに、腰の回転と足の動きを完成し、インパクトプレーンを完成させ、球を芯でとらえる感覚を身に着ける。
・手の位置は腰の高さまで上げ、シャフトが地面と平行のラインはかかとのライン。クラブは地面と水平にする。
・背骨(頸椎から後頭部)を軸にして体を回転させ、左右の体重移動をする。
・バックスイングとダウンスイングで肩の位置が変わらないように注意する。
・フィニッシュで右足はつま先立ちになる。
・SWで50ヤードを目標にする。

5.基本スイング③~L字スイング
・ここからフルスイングの第1歩です。すべてのスイングの基本です。練習はここから始めてもかまいません。
・バックスイングで腰の位置まで手を上げ、クラブを垂直に立てる。
・トップで作った腰45度、肩90度の関係を維持したまま、腰を左に45度回すと肩は飛球線と平行になり、インパクトを迎える。
・コンパクトだが、腰と肩は最大に回しているので、苦しさを感じるトップを作る。
・フィニッシュで腕を水平にし、クラブを垂直に立てる。
・SWで60ヤード、PWで90ヤード、8Iで120ヤードを目標にする。
・このスイングができたら、次にフィニッシュをフルスイングの位置まで完成させ、最後にバックスイングで肩甲骨を回してフルスイングのトップを作り、フルスイングを完成させる。
6.基本スイング④~フルスイング
・バックスイングで腰を右に45度回転させ、肩を90度回し、肩甲骨を使ってクラブを回す。止まった所がトップで、個人差があるので、位置はあまり気にしない。
・このままダウンスイングで腰を左に平行移動しながら45度回すと、インパクト直前に肩は飛球線と平行になり、ここから腰の捻転を解き放ちインパクトを迎える。この時、左肘が左胸に巻きつくような感覚になる。
・インパクト後は体を回し、腰は飛球線方向を向き、肩は90度以上回り、左肩後ろにグリップが来る。
◎ヒップターンスイングのまとめ
スイングは、ミート率を上げることを最優先に考えます。
①基本事項
・腕は全く振らないで体の前に固定しておく。
★バックスイングで腰を45度、肩を90度回してトップを作り、インパクトまでこの関係を維持する。
・腰が左に45度回転すると肩は飛球線と平行になり、インパクトを迎える。
★上半身は前傾しているので、肩は横ではなく、縦に回転するイメージで、後ろというよりも上に上げる感じである。
・両肘は、バックスイング、フォロースルーでは体から離れるが、基本的に体から離さないようにする。
・腰の正しい動きは、バックスイングで腰を右に、ダウンスイングで左に平行移動させる。骨盤を前傾させてシーソーの要領で動かす。
・ヒップターンの基本は、直立の姿勢で腰を左右に動かす。この動きを骨盤を前傾して行うことでヒップターンは完成する。
・ヒップターンを行うと、バックスイングで右膝が伸び、ダウンスイングで左膝が伸びる感覚になる。
・頭はアドレスの位置から動かさず、コマのように体を回すことで腕を回転させる。
・目はアドレスからインパクトまでボールから目を離さない。 
・腕のコックは左手首を上に上げるだけ。手首を回してはいけない。
・腕は前傾した体を軸に体を横に回すことで、クラブは勝手に上がり、下がる。
・腕は肩の高さより上に上げてはいけない。肩を中心に回るイメージ。
・トップの姿勢で体を起こし、両手が肩の高さと同じであればOK。
②バックスイングからトップまで
・バックスイングの始動は、そのまま上げると腕を使ってしまうため、左右の足踏みで右に体重が乗った時に肩を回してクラブを引き上げるようにする。
・クラブが上に向かう惰性により左手首が親指側に少し曲がり、コックする。
・バックスイングでは、右膝を伸ばし、腰を右に平行移動させ、みぞおちを右に向けるだけで、腕は何もしない。
★バックスイングでは、体重を右股関節、右足内側でしっかり受け止める。
・トップオブスイングで胸が目標の反対側を指すが、両手の高さは肩までにし、絶対に右肩より高くしてはいけない。
★直立して上半身を右に旋回した後、前傾したのがトップの位置です。この位置に上がるようにするには、縦振りの意識を強め、肩をしっかり回すことで完成します。
・肩が90度回っていればトップは完成なので、トップスイングの位置などは考えず、大体この辺に上がればよいくらいの気持ちでスイングする。
③ダウンスイングからインパクトまで
・左膝を左に移動し、ダウンスイングの切り返しを始動する。
・左膝を一気に伸ばし、右足を蹴るようにして腰を左に平行移動させると腰が自動的にターンし、フィニッシュで胸が目標を指す。腰が回転を主導する。みぞおちを左に向けるように意識する。
※左膝を伸ばさないと腰は早く回らない。左膝を伸ばすことでヒップターンが起こり、腕を振らなくてもクラブは勝手に振られる。
・トップの位置から腕は振らずに体を回転し、腰を左45度まで回した時、肩は飛球線と平行になり、インパクトを迎える。
★トップで右足に体重が移動し、このまま胸を左に向けるようにしてインパクトを迎えるようにする。自分の感じでは、腰を左に動かすよりも右足体重のまま体を捻った方が正確に打てるように思います。
★インパクトの瞬間は、球の行き先は考えず体を回すことに集中する。体の力を抜き、どこへ飛んで行っても構わない気持ちで打つ。
・インパクト後も腕は何もせず、体を回転させる。
・インパクト後に前のめりにならないよう右足踵をしっかり地面につけておく。
・インパクトの前後は必ず両肘を体に付けておくことがショットの安定性につながる。
※谷将貴は、胸を右に向けたまま左に体重移動し、次に回転し、最後に両手を伸ばしてリリースすると言っています。体重移動を先に行い、それから肩を回すのです。
④フォロースルーからフィニッシュ
・フォロースルーで両腕を伸ばしていく。
・前傾角度はフォロースルーでも維持し、最後のフィニッシュで起き上がる。
・フィニッシュで左腕は背中に回り左肘は地面を指し、右肘は左肩あたり、グリップは頭の左後ろに横に上がり、右手甲が上を向き、クラブは首に巻きつくように横になる。右足は上がり、I型フィニッシュとなる。
・フィニッシュでは右足はつま先立ちとなるが、両膝は付かず、右足はまっすぐになる。両膝を付けないこと。
・フィニッシュで頭がほぼ左足の真上に来る。
・左足親指の裏側を浮かせると回転しやすくなる。
★フィニッシュでは、前から見て左腕がしっかり見えるまで回す。打った後をおろそかにしてはスイングは完成しない。
◎素振りについて
・もっともベーシックな素振りは体幹素振りです。コースでのショット前にも有効です。ただし、最初だけ行い、ラウンド中はあまりしない方が良いです。
・アドレスを作り、バックスイングでみぞおちを右に向け、両手は肩の高さまで上げ、クラブは垂直に立て、ダウンスイングでみぞおちを左に向けると腰が自動的にターンし、フィニッシュで胸が目標に向け、両手は肩までの高さで止め、クラブは垂直まで上げない。腕は何もしない。
・ショット前の素振りは本番のリハーサルである。背筋、腹筋、腰など体幹部をしっかり使えている素振りをする。

◎スイングの重要点
・最後に自分がスイングで気を付けている点を簡潔に書きます。
★バックスイングの始動は、左右に足踏みしながら体重が右に移動したときに始める。
★スイングでは、雑念を払い胸を右、左へと動かすことだけを考える。
★打ったら終わりではなく、フィニッシュをしっかり取るようにする。
★スイングの最も重要な部分は体の前のハーフスイングです。この部分を徹底的に練習することでミート率が上がり、方向性もよくなり、飛距離も伸びます。
★肩は横に回しますが、前傾しているので縦に動かすイメージです。横振りになるとグリップが肩より下がってしまいます。
・体重移動は、バックスイングでは右股関節で受け止め、バックスイングで左足、左膝、左股関節を垂直にして左に体重移動し、インパクト後は右肩を飛球線方向に、右腰を左に送り込むようにします。
★体の上下動を無くすため、バックスイングからインパクトまで右ひざの角度を変えない。
★ダウンスイングでは左膝を伸ばし、腰の回転をスムーズにする。
★自分のクラブの飛距離を知るため、エクセルで飛距離表を作ってみましょう。100%、90%(3/4)、80%、70%(ハーフショット)、60%(8-4時)、50%で、クラブのロフトの差で表を作ります。自分の場合は1度で3.5(4度で14)ヤード、3.75(4度で15)ヤードの2つで計算しました。これを作っておくと練習でも目標として使えます。
★飛距離表(1度当たり3.5ヤードで計算)
         (フル) (3/4) (10-2) (9-3) (8-4)
 番手 ロフト 100%  90%  80%  70%  60%  50%
  4I  20.0  196.0  176.4  156.8 137.2 117.6 98.0
  5I  23.0  185.5  167.0  148.4 129.9 111.3 92.8
  6I  26.5  173.3  155.9  138.6 121.3 104.0 86.6
  7I  30.5  159.3  143.3  127.4 111.5  95.6  79.6
  8I  34.5  145.3  130.7  116.2 101.7  87.2  72.6
  9I  39.5  127.8  115.0  102.2  89.4  76.7  63.9
  PW 45.0  108.5  97.7   86.8  76.0  65.1  54.3
  AW 50.0  91.0   81.9   72.8  63.7  54.6  45.5
  SW 55.0  73.5   66.2   58.8  51.5  44.1  36.8
  RW 60.0  56.0   50.4   44.8  39.2  33.6  28.0

★練習では、毎回デジカメを三脚に付け、後ろから撮影してグリップがどの辺まで上がっているかチェックしてください。自分の場合、良いショットは1球、失敗の時は2球打つようにして後でチェックするようにしています。これを続けることで自分のスイングの変化が分かるようになります。
・最後に自分の飛距離を知るため、飛距離計(GPSゴルフナビ)を使うことをお勧めします。
参考文献
「中井学の飛んで曲がらないヒップターンスイング」
「ティショットシングルになる」
「サラリーマンでもお金をかけず素振りだけで100を切る方法」
「谷将貴のスイングの基本」
「藤田寛之が実践するスイングエクササイズ」

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴルフの体重移動についての私見

2015-09-19 23:32:39 | ゴルフ理論
ゴルフの体重移動について、今自分の思っていることを書こうと思う。アドレスから上体を右に捻ると、体重は自然に右股関節に移動し、左に捻れば左股関節に移動する。その時、右膝はアドレスからインパクトまで基本的には全く動かさない方が良い。角度も変えてはいけない。また、左足はバックスイングで右に寄るが、ダウンスイングでは元の所に戻るだけで、それ以上動かしてはいけない。つまり、べた足で両膝から下はほとんど動かさないでスイングするのである。バックスイングでは右膝はアドレスの時の角度を保ちながら体重移動を右太ももの内側でしっかり受け止める。ダウンスイングでの戻し方だが、一番最後に動いた左足から始め、次に腰を左に動かすが、あまり動かし過ぎない方が良い。右ひざの上で回転するのが良いという考えもある。これだと右肩が前に出ることがあまりないので良いと思う。左に体重移動するとともに打ちに行くと右肩が前に出てアウトサイドインの軌道になってしまうので注意が必要だ。腕は体の意正面にある感じで振り回さず、体の意回転で打つようにしたい。理想は右肩はトップの位置のまま動かさないで腰を左に動かしてから回転するのが良いと思う。このときも右足は角度を変えず曲げてはいけない。インパクト後、フォローで自然に左に寄って行くのが良い。体重移動は難しいのであまりしたくない人は、右ひざの上で回転すると良い。そうしてもフィニッシュでは体の回転により左に体重は移動するので同じフィニッシュとなる。ゴルフスイングは、重いものを下から放り投げるようなイメージだと思う。インパクトでは右足に体重がしっかり残っている方が良いと思う。
結局のところ、ゴルフの体重移動は体の回転により自然に発生するものであり、体を回転させれば自然と移動するものなのである。右が軸、左が軸などとはあまり考えない方が良いと思う。
また、スイング作りは、体に前のハーフスイングから作ると良い。これで体のターンと体重移動をしっかり身に付ければ、フルスイングしてもぶれずに打てるようになると思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする