お裁縫な日々

手作りが好きで、ゆっくりのんびり作っています。いろんなお裁縫グッズを試すことも大好きです。

一筋の… ~夫の前開きベストお直し編

2023年05月26日 | お直しとリメイク

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

夫の前開きベストの擦り切れ穴のお直しで格闘中です。今回は、本当にどうやって直していいのか、全く分かりません。

画像をもう一度。こちらです。

考えて考えて、まず思いついたのは、ポケットに使われている編地を持ってくることです。弱っている部分を広くカバーできることと、同じ糸で作られているので、違和感は少ないと思いました。

この生地で可能な限り広い範囲でお直しするとした場合、問題点は、

  • ポケット全部を使っても、弱っている部分全ては覆いきれない
  • 当て布で補修した場合、その部分が妙に分厚くなる
  • 加えて、生地の重みで身頃が撓むかもしれない
  • 当て布の端が当たる部分が、更に擦り切れやすくなる
  • 伸びる性質を残しながらの縫い合わせは、できなくはないけれどかなり面倒

この生地で、例の大穴とその周囲だけを補修するとした場合、問題点は

  • 大切な生地をもったいない感じでカットすることになる
  • 厚みと当て布の端の問題は残る
  • 弱っている生地に当て布を縫い付けることになるので、持ち堪えられるのか不安

考えて 

考えて 

考えまして… 

 

  

 

ポケットとして使われている部分の縫い代から、端の毛糸を抜けば、補修に使えるかも!

ということで、そーっと、そーっと抜いてきました。

編み目が解けないように、とりあえず躾け糸を通しておきました。

確保できた毛糸です。

スチームアイロンをかけて、軽く伸ばしました。この毛糸も既に弱っていまして、半分フェルト化してます。ぴんぴんに引っ張ることは出来ません。それでもないよりマシです。

これで何とかなるかしら? 

いえ、何とかするしかないのです! 


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