自分の身体が資本。
しかも、それを限界のところまで追い込んで、さらにその先を目指さなければ生き残ってはいけない世界。
手を伸ばして、それでもグラブの先をかすめて行ってしまうボールを、次には初動をコンマ何秒縮めて、必ず捕らねばならない。
バットに当たらず空振りになってしまったボールを、次には球種を読み、コースを読み、球速を読み、そして自らの頭と身体でボールに反応し、バットに当てヒットにしなくてはならない。
自らの身体を鞭のようにしならせ、下半身から腰、背中、肩、肘、そして手の先にそのエネルギーを伝え、より早く、より正確にボールを放らねばならない。
それはまさに、自分の身を削るような作業である。
だからケガは付きもので、たとえばボールが当たって骨折したり、走っていて傷める肉離れなどのような外傷。
そして今回の和巳のように、身体の酷使による炎症などのケガ。
どうしてもそのようなケガは付いてまわる。
自分の身体を知り、強化しながらもケアし、そのギリギリのラインを超えないように自分を鍛えねばならないし、プレーしなければならない。
プロのアスリートの世界というのは、大胆にして非常に繊細な世界。
そしてもう一つ、気持ちと身体のバランス。
もちろん気持ちだけでは勝てないが、身体だけでも勝てない。
最後に勝負を左右するのは結構メンタルな部分だったりもする。
だからまた面白い。いわゆる名勝負が生まれてくる。
さて、そんな中での和巳の離脱。
彼くらいの選手になれば、自分の身体をよく知り尽くしているだろう。
身体と相談しながらここまで気持ちで投げてきたのだろうが、そのギリギリのラインを自らここと決めたのだろう。
この時期だから、冷静に自分の体と向き合えたのだろう。
これが優勝のかかった時期だと、彼ならば身体よりも気持ちを優先させたろう。
まさに昨年のように。
そしてその経験が、今回きちんと身体もまた重視しなければならないという決断に結びついているのだろう。
ふみねこさんもおっしゃっているように、心も身体もゆっくりリフレッシュしてしっかり治してきてほしい。
さて、こうしてレギュラーがケガをして離脱するといつも思うのは、2軍の選手たちのことである。
チームとしては痛手だが、2軍の選手にとっては這い上がれる大きな大きなチャンスなのである。
そのチャンスを生かし、ここで上がって来れる選手は誰か?
それはそのチャンスがいつか訪れることを信じて、果てしない暗闇の中で、くさることなく上を向いてコツコツと身を削る作業をやってきた者だろう。
長い時間2軍にいると、向上心のなくなる選手がいるという。
それもまた分かる気がする。
来る日も来る日も、2軍の試合とそのあとに続く練習。
上には揺らぐことのないように見えるレギュラー選手。
いつ上がれるともしれない1軍。
先ほどの話でいえば、身体は鍛えているが、気持ちの部分が次第にへこんでくるのだろう。
しかし、チャンスは突然訪れる。このような形で・・・
それから慌てても遅い。
そこまでにモチベーションを高く持ち、気持ちと身体のバランスをしっかり保ち、自らを磨き、コツコツと結果を出してきていた者に白羽の矢が立つのだろう。
2軍の練習を雁ノ巣や西戸崎で見るといつも思う。
上を向いていろよ!と。常に心は1軍にあれ!と。
そして2軍の選手の力が上がり、1軍のそれに肉薄してくればくるほどホークスというチーム全体の力は上がってくるのである。
選手層の厚さとはそういうものであって、レギュラー陣が強いことではない。
選手層が薄いと、こういうレギュラーの離脱の時にはチームの力が極端に大きく下がる。
前に述べたように、ケガは付きものの世界。かならず1シーズンの間に誰かしらレギュラーの離脱はあるのだから、選手層が厚くなければ優勝はできない。
いわば2軍がどれだけ力を持っているか、これもまた優勝への大きなポイントになってくるのである。
さて今、投手陣は先発、中継ぎともにかなり大きく動きがありそうである。
誰が上がってくるのか?上がってきて勝てるだけの力をキチンと付けてきているのか?
和巳の離脱は痛いけれど、今ホークスはチーム全体としてどれくらいの力を持っているのか試されている。
この危機を乗り越えなければ優勝は見えてこない。
そういう意味では『ホークスというチームが本当に強いチームなのか?』今、チームとしての真価が問われている時である。
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しかも、それを限界のところまで追い込んで、さらにその先を目指さなければ生き残ってはいけない世界。
手を伸ばして、それでもグラブの先をかすめて行ってしまうボールを、次には初動をコンマ何秒縮めて、必ず捕らねばならない。
バットに当たらず空振りになってしまったボールを、次には球種を読み、コースを読み、球速を読み、そして自らの頭と身体でボールに反応し、バットに当てヒットにしなくてはならない。
自らの身体を鞭のようにしならせ、下半身から腰、背中、肩、肘、そして手の先にそのエネルギーを伝え、より早く、より正確にボールを放らねばならない。
それはまさに、自分の身を削るような作業である。
だからケガは付きもので、たとえばボールが当たって骨折したり、走っていて傷める肉離れなどのような外傷。
そして今回の和巳のように、身体の酷使による炎症などのケガ。
どうしてもそのようなケガは付いてまわる。
自分の身体を知り、強化しながらもケアし、そのギリギリのラインを超えないように自分を鍛えねばならないし、プレーしなければならない。
プロのアスリートの世界というのは、大胆にして非常に繊細な世界。
そしてもう一つ、気持ちと身体のバランス。
もちろん気持ちだけでは勝てないが、身体だけでも勝てない。
最後に勝負を左右するのは結構メンタルな部分だったりもする。
だからまた面白い。いわゆる名勝負が生まれてくる。
さて、そんな中での和巳の離脱。
彼くらいの選手になれば、自分の身体をよく知り尽くしているだろう。
身体と相談しながらここまで気持ちで投げてきたのだろうが、そのギリギリのラインを自らここと決めたのだろう。
この時期だから、冷静に自分の体と向き合えたのだろう。
これが優勝のかかった時期だと、彼ならば身体よりも気持ちを優先させたろう。
まさに昨年のように。
そしてその経験が、今回きちんと身体もまた重視しなければならないという決断に結びついているのだろう。
ふみねこさんもおっしゃっているように、心も身体もゆっくりリフレッシュしてしっかり治してきてほしい。
さて、こうしてレギュラーがケガをして離脱するといつも思うのは、2軍の選手たちのことである。
チームとしては痛手だが、2軍の選手にとっては這い上がれる大きな大きなチャンスなのである。
そのチャンスを生かし、ここで上がって来れる選手は誰か?
それはそのチャンスがいつか訪れることを信じて、果てしない暗闇の中で、くさることなく上を向いてコツコツと身を削る作業をやってきた者だろう。
長い時間2軍にいると、向上心のなくなる選手がいるという。
それもまた分かる気がする。
来る日も来る日も、2軍の試合とそのあとに続く練習。
上には揺らぐことのないように見えるレギュラー選手。
いつ上がれるともしれない1軍。
先ほどの話でいえば、身体は鍛えているが、気持ちの部分が次第にへこんでくるのだろう。
しかし、チャンスは突然訪れる。このような形で・・・
それから慌てても遅い。
そこまでにモチベーションを高く持ち、気持ちと身体のバランスをしっかり保ち、自らを磨き、コツコツと結果を出してきていた者に白羽の矢が立つのだろう。
2軍の練習を雁ノ巣や西戸崎で見るといつも思う。
上を向いていろよ!と。常に心は1軍にあれ!と。
そして2軍の選手の力が上がり、1軍のそれに肉薄してくればくるほどホークスというチーム全体の力は上がってくるのである。
選手層の厚さとはそういうものであって、レギュラー陣が強いことではない。
選手層が薄いと、こういうレギュラーの離脱の時にはチームの力が極端に大きく下がる。
前に述べたように、ケガは付きものの世界。かならず1シーズンの間に誰かしらレギュラーの離脱はあるのだから、選手層が厚くなければ優勝はできない。
いわば2軍がどれだけ力を持っているか、これもまた優勝への大きなポイントになってくるのである。
さて今、投手陣は先発、中継ぎともにかなり大きく動きがありそうである。
誰が上がってくるのか?上がってきて勝てるだけの力をキチンと付けてきているのか?
和巳の離脱は痛いけれど、今ホークスはチーム全体としてどれくらいの力を持っているのか試されている。
この危機を乗り越えなければ優勝は見えてこない。
そういう意味では『ホークスというチームが本当に強いチームなのか?』今、チームとしての真価が問われている時である。
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