origenesの日記

読書感想文を淡々と書いていきます。

最近見た映画6

2008-11-21 23:53:05 | Weblog
「太陽と月に背いて」
ディカプリオがランボーを演じた映画。19世紀のパリの雰囲気が再現されていたのは良かったのだけど、筋書きはイマイチだった。フランス文学史に屹立する大詩人であるヴェルレーヌがまるで凡庸な男のように描かれていたのはちょっと気になる。ただ、若きディカプリオは思った以上に美しかったので、そこを楽しめる人であれば良い映画なのかもしれない。
「僕らのミライへ逆回転」
映画館で見た。ジャック・ブラック主演のコメディ。レンタルビデオ屋の店員とその友人が、店内のビデオが壊れたのを機に、自分で人気映画(ゴーストバスターズ、ロボコップなど)のパロディーを次々と製作していってしまうという内容だが、有名作無名作を問わず映画作品への愛が感じられて面白かった。ブラックのコメディアンとしての優秀さは特筆すべきものがある。『エイリアン』のシガニー・ウィーバーが脇役を演じていた。
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
良い意味でも悪い意味でも期待を裏切らない続編。前作品に比べて淳之介があまり目立っていないような気がしたのだが、もしかすると俳優の須賀健太が成長し過ぎたせいだろうか(勘繰り過ぎか)。
「ONCE ダブリンの街角で」
ダブリンのグラフトン・ストリートで演奏を行うストリートミュージシャンを主人公としたドキュメンタリー・タッチの映画。主人公の歌う曲がColdplayのようで、なかなか格好良かった。アレンジも上手いし。低予算でも良い映画はつくれるということの見本だ。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。