先日、宮古島の新聞に、7月のツール・ド・宮古島の申込者が定員の5分の1に満たないのではと報道された。ツール・ド・宮古島 延期で報告した、待ちに待ったツール・ド・宮古島なのに、また、自分が大会直前・パワーをもらうで報告した尊敬する滝川次郎代表が企画したイベントなのに、こんなことでいいのか?? 地元での盛り上がりもイマイチである。トライアスリートは100名ほどいるが、DHハンドルをドロップに換えるのが大変だからとかが現実的な意見。また、エコアイランド宣言し、自転車を推奨する宮古島だが、ハッキリ言って自転車に乗る文化はあまりない。そう、宮古島は、サイクルに関しては、沖縄県内ならず日本国内でかなり後進地域なのである。世界に誇る新城選手を出した石垣島などの八重山諸島や、日本最大のツール・ドを毎年実行している沖縄本島ツール・ド・おきなわに比べて、あまりにも自転車文化がないのである。自分の場合を考えてみよう。トライアスロンを始めようと思った時、一件もスポーツサイクルを扱う店が宮古島にないことに気づき(個人でやっている人はいるが)、通販で10万円あまりのバイクを買った。今のORCAに比べれば安いバイクだが、自分にとっては、空を飛ぶペガサスのような存在だった。しかし、段々ギアチェンジがスムースにできなくなり、近所の自転車ショップに見てもらった。そしたら、余計にチェンジひどくなったにもかかわらず、お金をしっかり取られ、ティアグラよりもっとイイのにしたらって言われた。その頃は、よくわからないし素直だから、もっといいもっとイイものにしなければと思った・・。また、他で買ったからという理由で直すのを渋る人もいた。こんな思いをしているので、また、宮古島大好き人間として、このままではBAD!!っとずっとズット考えていた。それで、自分の仕事とは関係ないが、沖縄戦後から沖縄の自転車文化に関与されてきた人々や、現在の沖縄自転車文化に関与する人々、現在最前線のローディーやトラッカーにお話しをきいてきた。そして、宮古島にちゃんとした自転車文化を持ち込めないかと思ったのである。
我が島に自転車を!!(2)に続く
自転車後進島ですが、よろしくお願いします!