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2012年度二次試験BBBC 今年受からないと期限切れなのでもう後はない…。努力あるのみ!

財務分析指標を二次試験にどう活かしていくか ☆

2011-08-26 08:42:21 | 財務
こんにちは。

各指標はどうすれば改善するのか
今年の一次の本試験でもこの論点は出ていました。
でも、実際は二次試験の方が利用度が高いと思います。
考え方としては分母、分子がどうなればいいのかを考えていけばいいと思います。

◎各指標の改善策
①流動比率 値が大きい方が良い
分母を減らす⇒短期借入金を長期借入金に借り換える(流動負債の減少)
分子を増やす⇒遊休固定資産の現金化(固定資産の減少)

②ROE 値が大きい方が良い
分母を減らす⇒自己株消去(自己資本の減少)
☆節税対策 ROEが対応するらしいです。

③総資本回転率 値が大きい方が良い
総資本回転率…投下した資本がどの程度有効に活用されて売上に寄与しているかを判断する
言い換えれば、遊休資産がある際には効率的ではないので総資産回転率は減少する (分母の増加)
だったら、遊休資産を売り払って現金化した方が良い (分母の減少)
借入金の返済も資産・負債の圧縮により総資本を減少させる (分母の減少)

④自己資本利益率 理論的には50%以上が理想だが、間接金融の多い日本では50%よりも低い場合が多い
間接金融が多い⇒借入金が多い⇒分母の増加
増資などの資本充実策⇒自己資本の増加⇒分子の増加

⑤売上高対総利益率 値が大きい方が良い
商品の魅力を高めて売価を引き上げる(値崩れを防ぐ)(分子の増加)
収入原価を引き下げる (分子の増加)
☆薄利多売の場合は、売上高は増えるが利益率が低いため、売上高総利益率は一般的に改善しない

この他色々ありますが、ゆっくり考えたら答えが出ますが試験など時間がない時には焦って頭が固まってしまいます。
普段から色々なパターンを想定し、すぐに頭の中の知識の引き出しを開けれるようにしないといけなさそうです。


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