【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第130回
『五十にして天命を知る』(論語)
有名な言葉なので、どこかでお聞きになったことがあるかもしれま
全文は、このような文になっています。
「吾、十五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして迷わず。
五十にして天命を知る。六十にして耳順(したが)う。
七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)をこえず。」
十五歳のとき学問で身を立てようと決心し、三十歳でその基礎がで
四十歳で自分の方向に確信が持てるようになった。
さらに、五十歳
七十歳になる
自在の境地に達するこ
というような意味合いの言葉になります。孔子自らの生涯を要約し
なかなか我々一般人はこのように思うようにはいき
天命とは何か?
「自分の生まれながらの天性、天分を生かして、
天から与えられた
と、東洋思想研究家の田口佳史先生も仰っています。
私もこのブログを書き始めた 2021年9月の頃は
こんな自分が
恐る恐るやり始めた感じも正直
今は自分なりに確信をもって天命だと思い、毎週書き続けています。
もちろん、学べば学ぶほど自分の無知や知らない事ばかりの連続で
謙虚にならざるを得ないのが 東洋思想の魅力ですが、楽しく学びを深めています。
参考資料
『論語の一言』 田口佳史著 光文社