人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第150回『命もちとして生きる』(神道)

2024年08月05日 | 日記

【人生をひらく東洋思想からの伝言】

第150回

『命(みこと)もちとして生きる』(神道)


日本の神社は、2023年現在で約8万社近くあると言われています(神社本庁調べ)。

それぞれの神社には主祭神(しゅさいじん)というものがあり、

れぞれ縁のある神様をお祭りしています。

それぞれ、神様の働きなどすべてそれぞれに異なるものがあり、

主祭神を記す際には、多くは神様のお名前の最後に、命(みこと)と記されています。

もともと、「みこと」という言葉の意味としては、

神様や天皇の言葉の尊敬語として使われており、

一般名詞として、「みこともち」とは、天皇の命を受けて

土地の政治を司る者のことをいったそうです。

そのような背景から、これからの我々の生き方としては、

ひとりひとりが自分自身の天分を発揮して、

いのちを輝かして生きることが大切ではないかと感じています。

そういう意味も込めて、「命(みこと)もちとして生きる」という意志をもって生きることで、

それぞれ我々のいのちがより輝きだし、お互いに助けあいながら生きていけたら、

なんて素晴らしいんだろうと思っています。

 

参考図書 
『大祓知恵のことば』葉室頼昭著 春秋社



先日、YouTubeの専念経営チャンネルさんで、インタビューしていただきました。

「命(みこと)もち」などのことについても、お話をさせて頂きましたので、

よろしければチェックして頂けると嬉しいです。


【専念経営インタビュー/No.039】東洋思想を通じて命が喜ぶ実感を!人生を豊かに生きる。
専念経営チャンネル



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