沖縄良いとこ一度はめんそ~れ!!

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昆虫ってやつは

2018-10-31 19:19:19 | 番頭の独り言
エメラルドゴキブリバチ

高価な宝石と天下の嫌われ者の両方を
名前に持つこの蜂は・・・、
やはりとんでもない奴でした。

ゴキブリに毒液を注入して、意のままに
操ることができるそうです。

『このハチが宿主を確保するときには、
まずはゴキブリの胸部を刺し、毒により
前肢を約5分間麻痺させる。その間に次に
ゴキブリの脳を刺す。するとゴキブリは
30分ほど活発に身づくろいをしたあとに、
自分の意思では動けない「寡動」という
状態になる。

米カリフォルニア大学リバーサイド校の
昆虫学と神経科学の教授であるマイケル・
アダムス氏は、「麻痺しているわけでは
ないのです」と言う。「ハチに誘導され
れば歩くことができます」

ハチはゴキブリの触角を引っ張り自分の
巣穴まで歩かせ、ゴキブリの体内に卵を
産み付ける。その7~10日後、ゴキブリの
体内を食べ尽くして幼虫が外に出てくる』
(NATIONAL GEOGRAPHIC 2018.02.14より)

お、お、恐ろし過ぎる。

でも他にもたくさんいるようです。

レウコクロリディウムという寄生虫は、
かたつむりに寄生して脳を支配。本来
湿った日陰を好みますが、この虫に寄生
されると日当たりのよい葉の上に移動。
しかも目が異様に大きく腫れ奇妙に動く
のでよく目立ち鳥に食べられ易くなる。

何のために?それはこの虫の最終宿主が
鳥だから。鳥へ寄生するためかたつむり
はただ利用されるだけ。

同様水の中で生まれたハリガネムシも、
まずボウフラやヤゴなどに食べてもらい、
それがカマキリに食べられたら行動開始。
カマキリの身体の中で彼の捕ったえさを
食べて成長。大人になったら脳を支配し
苦手な水場に飛び込ませ、水の中に戻り
産卵。残されたカマキリはただ死を待つ
のみ。

怖い話が続いたので役立つ(?)情報も。

あなたの血を吸おうと蚊が近づいて
きたら、しっかり狙いを定めること。
もし殺せなくても蚊は叩いた人のことを
覚えて避けるようになるそうです。

ただ、この研究もまだ始まったばかり。

論文の主要な筆者ジェフ・リッフェル氏
による蚊を避けるためのアドバイスは、
「屋外でバーベキューをする場合、
叩こうとしたら蚊はあなたを覚えるで
しょう。踊って、活発に動いて!
そうすれば、蚊は誰か他の人のところに
行きますよ」

今後の研究に期待しましょう♪



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