昨夜10時過ぎ、家の外に出てみると
空がかなり明るい。しばらく外にいて
目が慣れてくると、視界もクリアになり
懐中電灯無しでも散歩できそう。
辺り一帯が停電していたので完全な闇を
想像していましたが、これは意外でした。
月や星が出ていない曇り空でこれだけ
明るいのなら、満月の夜はきっと本も
読めるはず。夏は蛍の光で、冬は雪明り
で勉強したといわれる“蛍雪の功“も、
今なら全力で信じられます。
それともう一つ、懐中電灯で本を読んで
いて気が付いたのが集中力。ふと時計を
見ると、あっという間に3時間が過ぎて
いました。しかも片手に懐中電灯を持ち
ながら。最初は邪魔なのでどこかに固定
しようとも考えましたが、読み進むうち
全然気にならなくなりました。
学生時代の試験前夜、やる気と明かり
だけ残し早々に眠りについていましたが、
もし懐中電灯で勉強していたら、少しは
マシな成績になっていたかも。
そんなことより、集中する方法を手に
入れただけでもこれは大きな収穫！
話変わってこれは昨夜の夕食のおかず。
(冷蔵庫の冷気が逃げるのを極力防ぐ為、
停電後は一度も開けていません)
かなり寂しい内容ですが、缶詰と米の
ストックはたくさんあるので当分家から
出られなくても生きてはいけます。
ろうそくの灯が食卓にほんの少し彩りを
添え、夫婦の会話も弾ませてくれました。
飲む水が常温なのも体に優しいし、日頃
滅多に飲まない温かい紅茶を飲み、その
美味しさに驚かされたり。
たまには停電も悪くない。
(あくまで「たまには」です。これが長く
続いたり、頻繁に起こったら・・・、
キレます)
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