戦後70年から71年に向かう今日この頃、8月号雑誌類はどこも「終戦」を特集されています。福岡のフリーマガジン「ぐらんざ」8月号も「終戦特集~70年前のまちの記憶を訪ねて」が掲載されています。
今では博多・天神に戦争の跡を探すことは難しくなっていますが、間違いなく焼け野が原になった博多がありました。そして終戦―。「博多港」は「旧満州や朝鮮半島、台湾などに渡っていた人々の受け入れを行う」「引揚援護港」として指定されました。「その数、一般国民約97万人、軍人・軍属約42万人の合計139万人。」だったそうです。平成8年には豊福知徳氏作「博多港引揚記念碑『那の津往還』」のモニュメントが建てられました。「そこには当時の福岡市長による、悲惨な体験を二度と繰り返さないこと、そして永久の平和を願う碑文が刻まれている。」そうです。赤い色のモニュメントです。終戦の時をしっかり振り返る場所になっています。
(下:「ぐらんざ」8月号 P21~23 (株)ぐらんざ 編集部発行 より)
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