大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「特別支援学校3740教室が不足」

2022年03月12日 05時22分50秒 | 日記
 「障害のある子どもが通う全国の公立特別支援学校で昨年10月1日現在、3740教室が不足していることが文科省の調査でわかった」そうです。「不足分3740教室のうち最も多かったのは大阪府の528教室。東京都514教室、千葉県220教室、埼玉県191教室が続き、都市部での不足が目立つ」そうです。「特別支援学校に在籍する子は今年度末、14万6300人で、10年前から16%増えている」とのことで、「文科省は、障害がある子とない子が共に学ぶ【インクルーシブ教育】を進めるが、個別支援が得やすい環境を望む保護者も少なくないとみられる」そうです。
 「文科省は昨年9月、特別支援学校の校舎面積や備えるべき教室・施設などを定めた『設置基準』を初めて制定。また、2020〜24年度、教室確保の改修費などの国庫補助率を3分の1から2分の1に引き上げて整備を促している」とのことです。
 次のレポートでは、教室不足の中での現場の状況が紹介されています。教育現場からの声として「統廃合する小中学校や空き教室も自治体の壁を越えて転用して欲しい」、「児童生徒の増加だけでなく、障害が多様になり、個別指導の必要な例もかなり増えた」、「分教室や分校を増やすしかないのでは」などの声が出ているそうです。
(下:2022年3月2日 朝日新聞「特別支援学校3740教室が不足 在籍者 10年で16%増」(桑原紀彦)「自治体の壁 越えて転用を」(編集委員・宮坂麻子)より)

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