12月8日の西日本新聞<もの知りタイムズ>欄≪こども記者だより≫に
大牟田・三池山秋のイベント「三池光竹」(11月8,9日実施)の体験取材記事が掲載されました。子ども記者の岩屋君は竹を切るところ、切った竹を灯籠やオブジェにするところを見学。たいまつ作りなどを手伝いました。「三池小学校では6年生が将来の夢を書いた『祈願灯籠』も作った」そうです。
今年6回目となる「三池光竹」の起源は?「市内の放置された竹林をととのえるため、竹を切る活動から始まったそうだ。竹林を放置すると土砂くずれなどにつながるからあぶないし、山が荒れる。地元の人たちが、もっとたくさんの人に里山を守る活動を知ってほしいと、切った竹を使った祭を思いついたそうだ。」
<竹を使った光の芸術>とも称され、沢山の人出でにぎわう三池山・秋のお祭りは、実は竹林放置の弊害に警鐘を鳴らすものとして始まったのですね。今では暗闇に浮かぶ竹灯りが、三池の竜神を呼び起おこす妖しい光にもたとえられています。こうした幻想的な美も里山を守る活動に支えられてのことだと分かりました。
子ども記者は最後に「竹を切る作業や灯籠作りには70歳ぐらいの人が多くかかわっていたけれど、地いきの自慢の祭を続けていくには、わかい人たちもっとたくさん参加してほしいと思った」と書いています。
(下:2014年12月8日西日本新聞<もの知りタイムズ>欄≪このも記者だより≫岩屋晃弘記者 大牟田市三池小4年「『里山を守れ』照らす一万本の竹灯籠」より)
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