大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

大牟田市にも 島がある

2013年05月19日 09時07分59秒 | 日記
2013/05/18
 朝日新聞に「ふくおか 島めぐり」という連載がされています。
藍島、大島、神ノ島、能古島、間島、白島、相島、馬島、沖ノ島、、。
そしてNO8(5月8日号)には、大牟田沖の初島・三池島が取り上げられていました。
大牟田市にも島があったのです。
実はこれは人工島。海底炭鉱の入排気の働きをしていました。

あーそういえばあったね。甘木山からも良く見えていたね。
と思いだされた方も多いと思います。
でも、島っていっても、どのくらいの大きさ?と聞かれたら、
それが知らんもんね、としか言えないですね。

実は私、以前この初島に行ったことがあります。
同僚の船で、何人か一緒に乗って行きました。
島には3㎝ばかりのニナの様な細長い巻貝が沢山いて、
夢中になって取って、バケツに1~2杯はあったと思いますが、、。
後どうしたか?思い出せないくらい昔の話です。
「一般の人は上陸出来ない」と記事に書かれています。
その当時は行けたのでしょうか? 写真もあったはず、、。
この機会に良く見て勉強しましょう。
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新聞記事を全文掲載します。    
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 海底炭鉱 吸って吐いて
   初島・三池島
 ふくおか 島めぐり 8  
海底坑道の入排気などのために造られたのが大牟田市沖合の「初島」と「三池島」。炭鉱閉山後にその役目を終え、入排気坑はコンクリートでふさがれた。
 人工島について執筆がある大牟田市職員の山田元樹さん(50)よると、「初島」は直径120メートルの円形で、1954年に竪坑が出来た。軟弱の潟土だったが土木工学の粋を集めて造られた。それだけに当時の市民には誇りと親しみを持って迎えられ、今でも地元にはその名が銘菓「初島」として残る。
「三池島」は直径92メートルの円形で70年に完成し、深さ520メートルの竪坑があった。ここから空気を入れ、初島から排気した。
日本野鳥の会会員によると、三池島はベニアジサシやコアジサシの繁殖地で、とくにベニアジサシ繁殖地では日本の北限という。毎年6月ごろにベニアジサシ数百羽が渡来、草むらに巣を作り、やがて若鳥と一緒に南へ戻っていく。
山田さんから、「大牟田周辺の海には別に二つの人工島があった」と聞いた。二つの島は埋め立てで陸続きになり、残っているのが初島と三池島と言う。
注記: はつしま・みいけじま
  初島は大牟田市の沖合約2キロ、三池島は市沖合約5.5キロにある。今も企業所有地で、両島とも一般の人は上陸できない。三池島は渡り鳥の繁殖地として有名。日本野鳥の会の会員がチャーター舟で上陸し観察している。
( 朝日新聞 堺 謙一郎 2013/05/8号より )
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