東京地裁で1型糖尿病患者の訴訟に対する判決が出ました。
1型糖尿病とは「免疫の異常などで体内でインスリンを生成できず、低血糖による意識障害などを防ぐのにインスリンを生涯投与する必要がある」ものです。「『1型糖尿病』の西田えみ子さん(51)が、国の障害基礎年金を不支給とされたのは不当だと訴えた訴訟の判決」で、「岡田幸人裁判長は原告が『障害等級2級にあたる』と認め、不支給処分は違法だとして取消した」とのことです。
岡田さん、1型糖尿病が発症したのは5歳の時。2、3カ月前にかかった水ぼうそうが原因と見られる」とのことです。
岡田さんは裁判所が「私の状態に正面から向き合ってくれた」と話されています。また、「弁護団は判決について、『裁判所が病態をしっかり見たのは意義がある』と指摘。今後同様の支給申請が増える可能性があるとの見方を示した。一方で『行政で適正な認定基準をつくってほしい』と基準の見直しの必要性を訴え」られたそうです。
〜これまで1型糖尿病は遺伝と言われていたのでは?水ぼうそうがインスリン生成に関係していたことも、驚きです。
(下:2022年7月27日 朝日新聞-村井隼人「1型糖尿病患者 勝訴 障害年金不支給は違法 東京地裁判決」より)
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