「国際NGO<核兵器廃絶国際キャンペーン>(ICAN)」が2017年ノーベル平和賞を受賞しました。
アイキャン・ICANとはどんなNGO団体なのでしょうか?どんな活動が評価されたのでしょうか?
「広島・長崎の被爆者らと手をつなぎ<ヒバクシャ>を前文に盛り込んだ核禁止条約を作り上げた功績が認められた」と新聞では紹介されています。
「ピースポート共同代表でICANの国際運営委員も務める川崎哲(あきら)さん(48)は『受賞決定は、勇気をもって声を上げてきた広島、長崎の被爆者や世界中の核実験で被害を受けた人たちに向けられたものだ』と指摘」されています。「『日本は唯一の戦争被爆国であるにもかかわらず、核禁止条約への署名を拒む。そうした動きに再考を迫るものだ』と訴え」られています。
ICANのベアトリス・フィン事務局長は受賞にあったっての取材に答え、「もしも金正恩(キムジョンウン朝鮮労働党委員長)かトランプ(米大統領)が核のボタンを押したら、あなたも私も、子どもたちも、みんな消え去ってしまう、多分ね。そういう視点で核兵器をどうするか決めるべきだと、私は考えている」と話されています。
被爆者からもこれまでの活動が「報われた」と喜ばれる同時に、「今こそ核なき世界を実現するときだ」「草の根の活動をこれからも」と呼びかけられています。
長崎市の田上富久市長は「核廃絶が私たちの願いだけでなく、世界の規範だと示してくれた。この流れがもっと大きくなってほしい」と話されています。
新聞ではその他、「各地の被爆体験者や核軍縮を学ぶ若者が、核兵器廃絶の運動を継続する決意を新たにし」、「自分たちの世代で(核廃絶)を実現しなきゃと思いました」との声が報じられています。
(下:2017年10月7日朝日新聞・杉原里美/清水大輔「核廃絶前に進め ノーベル賞広島・長崎と寄り添い」一部、ほか2017年10月8日朝日新聞・ジュネーブ松尾一郎、ニューヨーク金成隆一「核廃絶へ思い一つ 人道第一 根底に被爆者の声 長崎や広島決意 新たに」2017年10月7日西日本新聞・沼口祐孝「被爆者 報われた 草の根これからも 長崎から喜びと決意」・布谷真基/重川英介「反核機運高まって」より)
アイキャン・ICANとはどんなNGO団体なのでしょうか?どんな活動が評価されたのでしょうか?
「広島・長崎の被爆者らと手をつなぎ<ヒバクシャ>を前文に盛り込んだ核禁止条約を作り上げた功績が認められた」と新聞では紹介されています。
「ピースポート共同代表でICANの国際運営委員も務める川崎哲(あきら)さん(48)は『受賞決定は、勇気をもって声を上げてきた広島、長崎の被爆者や世界中の核実験で被害を受けた人たちに向けられたものだ』と指摘」されています。「『日本は唯一の戦争被爆国であるにもかかわらず、核禁止条約への署名を拒む。そうした動きに再考を迫るものだ』と訴え」られています。
ICANのベアトリス・フィン事務局長は受賞にあったっての取材に答え、「もしも金正恩(キムジョンウン朝鮮労働党委員長)かトランプ(米大統領)が核のボタンを押したら、あなたも私も、子どもたちも、みんな消え去ってしまう、多分ね。そういう視点で核兵器をどうするか決めるべきだと、私は考えている」と話されています。
被爆者からもこれまでの活動が「報われた」と喜ばれる同時に、「今こそ核なき世界を実現するときだ」「草の根の活動をこれからも」と呼びかけられています。
長崎市の田上富久市長は「核廃絶が私たちの願いだけでなく、世界の規範だと示してくれた。この流れがもっと大きくなってほしい」と話されています。
新聞ではその他、「各地の被爆体験者や核軍縮を学ぶ若者が、核兵器廃絶の運動を継続する決意を新たにし」、「自分たちの世代で(核廃絶)を実現しなきゃと思いました」との声が報じられています。
(下:2017年10月7日朝日新聞・杉原里美/清水大輔「核廃絶前に進め ノーベル賞広島・長崎と寄り添い」一部、ほか2017年10月8日朝日新聞・ジュネーブ松尾一郎、ニューヨーク金成隆一「核廃絶へ思い一つ 人道第一 根底に被爆者の声 長崎や広島決意 新たに」2017年10月7日西日本新聞・沼口祐孝「被爆者 報われた 草の根これからも 長崎から喜びと決意」・布谷真基/重川英介「反核機運高まって」より)
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