大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

レアメタル、カイコ由来の多角体で探査

2022年05月14日 05時22分56秒 | 日記
 「昆虫由来のタンパク質結晶が金属を吸着する性質に着目し、海底に眠るレアメタル(希少金属)鉱床の探査技術確立を目指す実証実験が」行われ、「第1段階を終え」その結果が発表されました。実験場所は桜島沖(図解あり)で「実験したのは、ウイルス学が専門の森肇氏(62)=京都市=ら」で、「海水に溶け出したレアメタル成分を、多角体と呼ばれる結晶に吸着させることで、鉱床を探し当てる技術開発を目標」とされています。「多角体は安価なのが特徴で、実用化出来れば低価格での探査が可能になる」そうです。〜多角体って?
 「遺伝子組み換え技術で人工的に作られたカイコ由来の多角体」だそうで、実験には「25億個を40万で購入し、昨年11月〜今年1月に桜島東側の複数地点に投入」され「1〜2月に断続的に引上げて分析。電池などに使われるマンガンやストロンチウムといったレアメタルが成分の吸着を確認」できたそうです。〜ストロンチウム!?
 この「結果は、実験海域の周辺にレアメタル埋蔵分布の推測図が作れる」ほどの成果だそうです。「森氏らは年内にも桜島沖で、規模を拡大した第2段階の実験に着手し、より精緻な分布図の作成を目指す」とのことです。
「レアメタルは、経済安全保障上も重要な資源だが、日本は輸入に頼る。火山国の日本は有望な鉱床の存在が指摘されている」そうです。
 「森氏は『多角体による探査が事業化出来れば、安いコストで国内の鉱脈を見つけることができる。輸入依存の脱却につながるはずだ」と話されています。〜それにしてもカイコは偉いです!カイコではコロナのワクチン作りも目指されてました。その後は〜?
(下2022年5月7日 西日本新聞湯之前八州「レアメタル吸着成功 実証第1弾 鉱床推定図作成へ 昆虫由来結晶 桜島沖探査」より)

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