「認知症不明者１０年で倍増」

　「認知症やその疑いがあり、行方不明者として２０２２年に全国の警察に届け出があったのは延べ１万８７０９人」にのぼったそうです。「前年から１０７３人（６・１％）増え、認知症に限定した統計を取り始めた１２年以降最多を更新した」とのことです。「毎年増加し、１２年の９６０７人から１０年でほぼ倍増となっ」てるそうです。
　都道府県別では、兵庫が最多の２１１５人で、大阪１９９６人、埼玉１９０２人」。「九州では、福岡５４９人、佐賀５８人、長崎８２人、熊本２１３人、大分１４３人、宮崎６５人、鹿児島１６０人」となってるそうです。
　「２２年に生存して所在が確認されたのは、２１年以前に届けられた人を含め1万７９２３人。確認までの期間は７７・５％が受理当日で、９９・６％は１週間以内だった。一方、４９１人は事故などで亡くなっていた」とのことです。
　政府の推計では、認知症の人は今後も増加が見込まれ、警察は自治体や地域の団体、企業などと連携し、早期発見に向けた対策を進めている」そうです。「衛星利用測位システム（ＧＰＳ)やＱＲコードなど情報通信技術（ＩＣＴ）を活用した見守りを導入した自治体もある」そうです。
　「認知症以外を含む行方不明者の総数は前年からは８万４９１０人だった」そうです。〜多いですね!（ところで、認知症で行方不明の方の総数は?わかってないんでしょうか。）
　「過去最少だった２０年から２年連続の増加で、新型コロナウイルス禍に伴う行動制限が緩和された影響と見られる」そうです。〜行方が分かった人数は?
（下:２０２３年６月２３日　西日本新聞「認知症不明者１０年で倍増　警察庁ＧＰＳ見守りサービス導入自治体も　２２年は1万８７０９人最多更新」より）