大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「アベノマスク 契約単価62〜150円」

2023年04月18日 05時22分42秒 | 日記

 「政府が新型コロナウィルス対策で配布した布マスク(通称・アベノマスク)を巡り、国は、関連文書の開示を求めていた神戸学院大の上脇博之教授や国会に対し、調達した業者ごとの単価や枚数を開示した」そうです。〜黒塗りで出されていた資料が明らかになったのですね。何が明らかになったのでしょうか?
「業者や契約時期などにより単価に2倍の差があった」そうです。「国は2020年3〜6月、業者17社と計32件随意契約を結び、3億枚超のマスクを約442億で調達した」とのことです。〜布マスクにすごい金額が使われてるんですね。
「会計検査院が21年11月に公表した報告書で、契約月ごとの平均単価は判明していた。今回、明らかになったのは、32件の契約ごとの単価と枚数だ」とのことです。〜記事の左に時期や業者によってアベノマスクの単価と枚数がグラフ化されています。単価にばらつきがあることがすぐにわかります。
 「上脇教授が起こした訴訟の承認尋問でも、マスクの調達を担当した厚生労慟省幹部は、原告側から『業者の言い値で決めたのか』と問われ、『厳しい契約にならざるを得ない時期があった』と述べていた」そうです。〜洗ったら縮む布マスクはコロナウイルスに有効なのか?と医学界からも提言があっていたのに、購入に固執し過ぎだったのでは?大量の残品の処理にも費用がかかっています。全部税金です。庶民は物価高、賃金据え置き、コロナ禍で営業できない等など大変だった時期もあったし、税金の1円の無駄もして欲しくないです。業者には最底の値段に下げて、返納してもらえないのでしょうか?
 大阪地裁判決は「単価や枚数の黒塗り」「部分を開示しても『国の利益や企業の競争を害する恐れはない』と指摘。『税金の使途の説明責任』の観点からも開示すべきだとしていた」そうです。
 「情報公開制度に詳しい大阪大の野呂充教授(行政法)は『抽象的な可能性を理由とする非開示は認めがたい。情報公開を前提とした行政運営は、国民の理解が得られない契約や支出、不正の防止につながる』と指摘」されています。〜この他、コロナワクチン購入のやり方の問題が指摘されています。往時の政権のコロナ対策はどうだったのか、総括が必要です。
(下2023年4月8日 朝日新聞松浦祥子「アベノマスク 契約単価62〜150円 国が文書開示 時期や業者で2倍超の差」より)