大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

三池港閘門開閉橋の紹介

2023年04月04日 05時37分16秒 | 日記

大牟田の三池港の可動橋が毎日新聞〈名橋自慢〉欄で紹介されました。
 「2015年に【明治日本の産業革命遺産として世界文化遺産に登録された大牟田市の三池港には全国的に珍しい可動橋がある。現存する引き込み式可動橋では国内最古とされる《三池港閘門(こうもん)開閉橋》だ」とのことです。〜「閘門」については知っていましたが、開閉橋は全然知りませんでした。
 この「開閉橋は橋桁が両側から出入りする引き込み式で、つながると長さ20メートル、幅0・9メートルの細い橋になる」そうです。「海面からの高さは最大6・5メートルで転落の恐れもあるため、渡橋には救命具の着用が必須」とのことです。〜一般的な橋ではないようです。
「渡るのは昔から港の関係者ばかりで、現在、主に使っているのは県からの委託で港を管理している三池港物流、そして三池海保の職員だ」そうです。
 「市発行の新大牟田市史によると、完成したのは1937(昭和12年)9月19日。その前年、閘門を管理する港務所の事務所ができて閘門の上を歩いて渡る職員が増えたため、閘門が開いている時も行き来できるよう架設された」とのことです。「現在、いちどに渡れるのは4人まで。荒天時などは渡れず、車を使って遠回りせざるを得ないこともある」そうです。
 「可動橋に詳しい産業遺産情報センター研究主幹で日本大元教授(土木史)の伊東孝さん(77)によると、可動橋には跳ね上げ式や昇降式など色んなタイプがあるが、引き込み式は最も数が少なく『大変珍しい』と」のことです。
 「三池港には1年間のうち1月と11月に」、「夕日が閘門まで一直線に延びる絶景〈光の航路〉」が出現します。「そのタイミングで開閉橋を渡っている人がいるとベストショット」とのことです。〜すごい写真のタイミングを教えてもらっています!新聞には〈夕日で浮かび上がった三池閘門開閉橋〉の写真が掲載されています。
(下:2023年3月27日 毎日新聞〈名橋自慢ゆったり九州・山口〉欄-井上和也「〈引き込み式〉国内最古 三池港閘門開閉橋 大牟田市」より)