大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

<潜伏キリシタン>世界文化遺産へ登録勧告

2018年05月15日 05時21分42秒 | 日記
 「国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関(イコモス)は、江戸時代を中心としたキリスト教禁制の歴史を伝える<長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産>(長崎、熊本)を世界文化遺産に登録するよう勧告し」ました。他方、「世界自然遺産に推薦」されていた<奄美大島、徳之島、沖縄北部および西表島>については、推薦内容をの抜本見直しを求める『登録延期』」が勧告されたそうです。「最終的な登録の可否は、ユネスコ世界遺産委員会が6月24日から、7月4日に中東のバーレーンで開く会合で審査」されます。「潜伏キリシタン遺産には、信徒が暮らした集落や、現存する国内最古の教会で国宝の大浦天主堂(長崎市)など12の構成資産が」あります。「仏教徒を装うなどして独自の信仰形態を生み出した歴史があり、政府は『禁教下に育まれた文化伝統の証し』と価値を訴えた」そうです。世界遺産に登録されると、観光資源として活用する事が考えられるますが、当該集落では「人口減少が著しく、後世に歴史をどう伝えていくかが課題となっている。」と少子高齢化、限界集落が問題となっています。又、「隠れキリシタン」が「潜伏キリシタン」となったのは何故か?など遺産の価値の認識についても深める必要があるようです。
3年前世界文化遺産となった大牟田では世界遺産の三池港や、宮原坑を讃えるオーケストラが創られるなど音楽によるピーアールが注目されています。
(下:2018年5月4日西日本新聞「<潜伏キリシタン>世界遺産 諮問機関が登録勧告 長崎-天草 禁教期の集落、教会」より)