ドコモ人口減~じゃない~何処も人口減と高齢化。西日本新聞の連載<人口減~都市圏の足元で>には、各地区・街の取り組みが紹介されています。NO4(下:2015年3月25日・今井知可子「街再生 住民の手で」より)は宗像市日の里の「日の里地区まちづくり計画特別委員会」の活動が紹介されています。
「ベッドタウンとして誕生した街からは、成長した子どもたちが離れ、残る住民の多くは親世代。2月末の高齢化率は32.1%で、宗像市全体より6ポイントも高い。高齢者の単身世帯や空き家が増え、子どもの居場所も少ない。なにより賑わいがない・・・。委員会が取り上げる課題は数多い。
一方で、会合を重ねるうちに、街には会社員、技術書、教員等多彩な職種のOBたちが暮らし、外国語を話せる人も多くいることが分かってきた。埋もれた人材を町の再生に生かそうと、委員会は新たなまちづくりを模索している。」とあります。新たな発見に再生の途が見えて来たようです。
具体的には?何処から手を付ける?記事の後段には「青写真」が示されています。「8月の夏祭りまでに、駅前の店舗をオープンさせよう」というのが委員会メンバーの合言葉だそうです。好いですね!オープン!オープンシャッター!
街や地域のおかれている状況は何処も同じのようです。が、違ったいろんな取り組みが生まれています。すでに失敗や成功例も多くあるはずです。各地を学ぶとまた新しい発見です。
ちなみに大牟田市の高齢化率は2014年10月時点で32.9%です。2015年2月末は?人口は?