お寺ふぁん・続々

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東海道新幹線 歴史線路上京

2021-02-23 | 日記

 

 新幹線の車窓、そう言っても下りはあまり印象はない。

 仕事終わりに乗ると日の長い時でも小田原に行くまでの間に景色は望めなくなる。

 その点、上りは徳川政権発足までを概観できる歴史鉄道。

 

 信長は足利将軍を追放し、不動の地位を手に入れる。

 将軍ではない。むしろそれをはるかに凌駕する。そして絶頂の一歩手前で謀叛に倒れる。

 なぜ謀叛した?

 これは本人に訊かないと真相はわからないので永遠の謎だね。

 一説に"かみさん死んじゃったし、もうおいらも先長くないし… 失うものなし、最後に一花咲かすかな!"というのもある。


 "もう長くない" これは成否に関わらずデメだよね、ついていけないよ、それをさらにひっくり返す野望でもない限り。

 そして結果的に"ごち"となったのが秀吉、天王山のてっぺんを制圧して我ここにありを標榜する。

 

 謂わば"謀叛会議"の場所と言われる愛宕山、修験の山でもある。

 

 愛宕山を見上げる辺りに梅小路機関区(公園)がある。

 

 一田舎侍信長の上洛を阻むべく繖山観音寺城に布陣する佐々木六角、対峙するまでもなく退却する。

 現在観音正寺が建ち、新幹線を見下ろす。尾根を下ったところが後に信長本拠となる安土城。

 

 ドンと圧倒的な存在感を持つ伊吹山。きっと時代を見つめて来た。今現在、冬が去り行く姿を映す。

 関ヶ原は著名過ぎるので割愛する。

 清洲城は割愛しないんだけど見落とし。新幹線は瞬間勝負。信長の出世城であり、ここで秀吉政権がほぼ確定する。

 

 名古屋の北、山並みが延々と続く。奥は白い。

 そして山並みは所々で切れる。

 山並みの奥は"虎"の住む油断ならない地であり、どこかの切れ目から出てくるかとの警戒が必要である。

 信長包囲網が崩壊した後、逆に切れ目から進攻し武田を滅亡させる。

 所により山越に富士の白い嶺を望む。

 

 富士の麓小田原、秀吉政権において北条を倒し関東に覇権を唱える。

 秀吉は"徳川殿にお任せしようと持ってくる。"

 戦勝祝いなのに左遷、島流しというところか…

 ここで小田原を拠点としていたら徳川長期政権至らずというところか? 家康先見性と尽力がある。

 

 このなだらかな斜面を過ぎると神奈川富士となる。

 富士は白い。

 そして江戸も近い。ここらで…

 帰り着くととげぬき地蔵の梅がすっかりと咲いていた(白い花も紅い花も同一の木に咲く)。


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