夏に北近畿タンゴ鉄道に乗ってはいけません。
西舞鶴6:24発の豊岡行き普通列車は写真のKTR8000型が使用されていた。これはJRにも乗り入れる特急型車両で、地方私鉄ながら頑張って造った車両だ。しかし、7:46発の豊岡行き普通列車はこれ↓
KTR700型。座席は転換式クロスシートなのでやや頑張っているものの、冷房がまるで効かない。最高出力で動かしても猛暑には焼石に水の性能で、車内は確実に32℃を越える気温だ。
途中ですれ違う他のKTR700型には、「ご自由にお使いください」と書いた箱が運転席横に置いてあり、うちわが入っていたのだが、私が乗ったこの車番707番には置いていない。
夏に北近畿タンゴ鉄道に乗ってはいけないと思い知らされた。
列車は山あり海ありのローカル線を2時間近くかけて走り、豊岡に9:36に着いた。途中、天橋立を通るが、有名な砂州は列車からでは松林にしか見えなかった。