名古屋場所を前に新幹線で到着した力士たち(26日午後3時23分、JR名古屋駅で)=谷之口昭撮影
半年ぶりの本場所となる大相撲名古屋場所を控え、幕下以下の力士ら約200人の一団が26日午後3時過ぎ、新幹線で名古屋駅に到着し、それぞれの宿泊先へ向かった。
野球賭博や八百長問題で3月の春場所は中止、5月も無料で公開する技量審査場所として開催され、本場所は見送られていた。名古屋では大相撲再生の真価が問われるだけに、到着した若手力士は「一生懸命に頑張るだけです」と繰り返していた。一方、引率担当の佐ノ山親方(元大関千代大海)は記者団の問いかけに応じなかった。
昨年は賭博問題で番付発表が1週間延期されたが、今年は予定通り27日に行われる。力士らは28日から本格的な稽古に入り、7月10日に名古屋市中区の愛知県体育館で初日を迎える。
(2011年6月26日20時12分
読売新聞)
関連ニュース
・
半年ぶりの新番付、十両昇進は戦後最多13人
・
半年ぶりの新番付、十両昇進は戦後最多13人
・
議員に番組制作丸投げ、放送倫理違反と意見書