夜明け前の空の色が変わる瞬間を観ながら歩くのが好きだ。
レコーディング用の打ち込みデモをもらった時に不自然な箇所に一発だけバスドラが抜いてあったり二人羽織じゃないとできないよ?的なフレーズだったりがよくあるがこれは作者のこだわりで意図的なのかそれともスペースを埋めただけで大した意味はないのかとかいろいろ考えてしまう。
そんなことは本人に問い合わせればいいだけの話だがそれもなんか野暮だなと思ってしまう。
そんなことを考えながら曲を頭に叩き込みながら歩く朝。
そして午前中から始まったレコーディング。
BPM190の速い曲、そして加齢、体力、理解力の低下と闘いながらも集中力が途切れる寸前の最後の何かしらを振り絞りようやくOKテイク。
まだまだ全然作業は続いてるがプロデューサーからの粋な計らいにより1人乾杯。
かなり疲れたが完成が楽しみだ。